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【20年3月期】ベネッセHD、増収増益も伸び悩み 「オンライン教育」「海外」「M&A」に期待

通信教育講座「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」に加え介護・保育事業などを展開するベネッセグループ。20年3月期は増収増益を果たしたものの、業績の伸び悩みが著しく「第3の柱」が必要に。4月には海外事業本部を立ち上げるなど、盤石の財務を背景としたM&A等の攻めが期待されます。財務諸表等を基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】ギークス、売上高が右肩上がり コロナ後の「ITフリーランス市場」の拡大に期待

フリーランスIT人材紹介と、バンダイナムコオンラインなどからのゲーム受託開発を2本柱とするギークス。20年3月期は海外子会社の減損処理を行い最終減益となったものの、売上・営業利益は過去最高を更新。主要事業は新型コロナの影響を受けず成長が期待されます。財務諸表などの分析を基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】株価上昇中のワークマン コロナ禍でも大幅増収増益が可能になった理由

作業服の専門店「ワークマン」とアウトドア・スポーツ・レインウエア専門店「ワークマンプラス」を展開するワークマン。フランチャイズシステムで順調に店舗数や売上利益を伸ばし、コロナ禍でも9期連続で最高益を更新しました。本決算を受けて株価も上昇傾向に。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】NTTドコモ、新料金プランのお客様還元で減収減益も当初予想上回る

5年ぶりの減収減益となったNTTドコモですが、当初予想を上回る業績となり、株価も上昇しています。減益の理由は、新プラン「ギガホ」「ギガライト」のお客様還元によるもの。FOMA終了に伴うガラケーユーザーつなぎ止めという課題もあり、投資はしばらく続くかもしれません。財務分析などを基に会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】スマホゲームのKlab カジュアルゲームのオリジナルタイトルに活路探る

スマホゲームの企画・開発・運営を行うKLab(クラブ)。19年12月期はオリジナルタイトルのリリースに失敗し、コスト増で大幅減益となりました。20年にはカジュアルゲームに参入し、海外売上比率が3割を超える強みを活かして念願の「オリジナルタイトル」での成功を目指します。財務諸表などに基づき、会社の現状と課題を整理します。


【20年2月期】自転車のあさひ、業績好調で株価上昇 新型コロナが追い風になりうる理由

街の自転車屋から東証一部に上場を果たした株式会社あさひ。「サイクルベースあさひ」を全国展開し、大規模事業者が多い自転車業界の中で異彩を放っています。世界同時株安の影響で急落した株価も、逆に新型コロナを追い風にするように急回復を見せています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【20年1月期】国産グループウェアのネオジャパン テレワーク需要で業績伸長に期待

国産グループウェアの元祖「desknet's NEO」を1999年から提供しているネオジャパン。テレワーク需要の高まりで一時は株価が急騰。世界同時株安で一時は下落しましたが、21年2月期の業績予想で大幅増収見込みが発表されると再び買いが入っています。財務諸表と決算報告書資料などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年1月期】無期雇用エンジニア派遣のアルトナーが「不況に強い企業体質」と胸を張る理由

技術者派遣のアルトナー。2007年にジャスダック上場後、一時はリーマン・ショックで業績低迷しました。その後、売上利益ともに順調に成長していますが、最近はコロナ禍の影響で株価は急落するなど、再び業績悪化の懸念も出てきました。しかし会社は企業体質が強くなっているといいます。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期決算】「デジタルホールディングス」に社名変更するオプト ネット広告からの脱皮図る

2004年にジャスダック上場、2014年に東証一部に市場変更し、老舗ネット広告代理店として成長を続けてきたオプトホールディング。2020年2月に社名を「デジタルHD」に変更すると発表しました。社名変更に至った背景と今後の方向性などについて、財務諸表と決算報告書資料などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年1月期】家賃保証のCasa、改正民法が追い風に リスクは「コロナ不況による滞納」

家賃保証大手のCasa(カーサ)。家賃保証と集金代行をセットにした「事前立替型」保証サービスを展開しています。この4月施行の改正民法(連帯保証人制度の変更)は、事業の追い風になりそうです。その一方でコロナ不況による家賃滞納のリスクも高まります。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】減収増益のナブテスコ 「事業のバランスの良さ」で不況リスク分散できるか

「モーションコントロール技術」で国内外に高いシェナを有するナブテスコ。鉄道、航空機、商用車、産業用ロボット、建設機械、自動ドアなど広い領域で事業を行っています。通期決算を受けて株価は一時急上昇したものの、世界同時株安の影響で急落しています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】船井総研、中小企業向け月次支援コンサルで「景気変動」を乗り越えられるか

日本で初めてコンサルティング会社として上場した船井総合研究所は、中小企業向け業種別コンサルを中心に事業を展開。拡大が難しいとされるコンサルビジネスにおいて独自の存在感を発揮しています。新型コロナウイルス肺炎による不況が予想される中、業績はどうなるのか。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】ファインデックス、病院向け画像システムが好調も20年12月期は弱気な理由

医療業界を中心に自社で開発したシステムの提案およびコンサルティングをメインに成長するファインデックス。近年は、医療以外の分野へも事業を展開しヘルステック事業も展開。2019年12月期は業績を大きく伸ばしたものの、決算発表後には株価は急落。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】ピクスタ、デジタル素材で業績好調 アジアから世界へ展開できるか

デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」を運営するピクスタ。2015年9月の上場後、事業買収を始め積極的な投資戦略を展開しつつ、売上を大きく伸ばしています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】黒字化したスペースマーケット ビジネス・法人向け強化で利益伸ばせるか

スペースの時間貸し借りプラットフォームを運営するスペースマーケット。掲載スペースは1万2000件を超え、イベントなどのゲスト市場と不動産収益アップを図りたいホスト市場とをマッチングしています。2019年12月に上場、黒字化を果たしましたが、今後は成長が望めるのでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【19年12月期】精神科訪問看護のN・フィールド 最大の課題は「看護師の採用と定着」

「精神疾患の患者に特化した訪問看護」というユニークな事業を展開するN・フィールド。拠点は全国に約220に増え、利用者は1万人以上に達しています。売上も順調に伸びていますが、それに比例して粗利率が低下する一方。利益の確保が難しい状況で株価も急落しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【19年7月期】ラクスル、次期は増収増益予想もハコベル事業の赤字は拡大

印刷業界のシェアリングエコノミーを実現したラクスル。自社で印刷機を保有せずに、インターネットを通じたマッチングによって売上を急拡大させています。あわせて、軽貨物のシェアリングサービスのハコベルも展開し、その成長と将来性を期待されています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年5月期】Sansanが20年5月期に黒字化の見通し 新たな投資に期待も

2019年6月19日に東証マザーズに上場したSansan。法人向け名刺管理サービスで約8割と圧倒的なシェアを誇ります。広告宣伝費などの先行投資を経て、2020年5月期には最終黒字の見通しが立ちました。同時に資本業務提携のために50億円の銀行借入を敢行。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。


【19年3月期】業績好調のオリエンタルランド 大規模投資を回収する成長は可能か

訪日外国人客の増加、「コト消費」のニーズ拡大などを背景に堅調に伸長するレジャー産業。その中でも圧倒的な強さを見せているオリエンタルランドは、高い業績を上げて大規模な投資とさらなる成長を目指しています。財務諸表や決算説明資料などから、その強さと課題を分析しました。


【18年12月期】すかいらーくHD、2期連続減益 それでも業界トップの高収益の理由

単身世帯の増加など顧客のニーズが多様化するファミレス外食産業。すかいらーくホールディングスは、店舗数ナンバーワンを誇る「ガスト」をはじめ、「バーミヤン」「ジョナサン」「藍屋」など多数のブランドを擁し、高い業績を上げています。2018年12月期決算の財務諸表などから、その強さと課題を分析しました。