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【20年3月期】オリンパス、赤字続きのカメラ部門売却 内視鏡事業は中国が急成長

光学機器を手掛けるオリンパス。大正期に創業し顕微鏡や体温計などを製造販売。現在も利益の9割超を内視鏡や治療機器などの医療分野が生み出しています。海外売上比率は8割を超えるグローバル企業です。売上高が伸び悩み利益率も低下する中、3期連続赤字のカメラ部門の売却を発表後、株価が急上昇。財務諸表を基に現状と課題を整理します。


【20年3月期】パナソニック、3期ぶり減収減益 構造改革を進めるも道半ばで光見えず

低収益体質からの脱却を目指すパナソニック。2020年3月期は新型コロナの影響で全てのセグメントで減収となりました。欧州家電事業の構造改革や半導体事業の売却など大規模なリストラを行っていますが、テレビ事業や車載事業も黒字化せず、道半ばで光は見えていません。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】オリエンタルランド、TDL休園で減収減益 大規模開発は計画どおり

東京ディズニーリゾートの運営を手掛けるオリエンタルランド。2020年3月期は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休園を余儀なくされ、業績絶好調の前期から一転して減収減益に陥りました。再開はようやく20年7月1日に決まり、大規模開発は計画通り実施予定とのことです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】テレ朝HDに米ファンドが株主提案 地上波の広告不振と株価低迷で

2020年6月15日、テレビ朝日ホールディングスに対して米資産運用会社RMBキャピタルが経営改善に関する株主提案を正式に発表しました。地上波放送の電波返上検討や、自社株買いで東映の保有するテレビ朝日株を取得することなどが提案されています。財務諸表などを基に会社の現状を整理し、提案の妥当性を検証します。


【20年3月期】RIZAPグループ、2期連続最終赤字 「非対面事業開発」で業績回復目指す

パーソナルトレーニングジムを軸にM&Aで事業を拡大してきたRIZAPグループ。2019年3月期の大幅赤字を受け子会社の経営再建を進めたものの、コロナ禍の影響で20年3月期に2期連続の最終赤字となりました。業績改善に向け「コスト最適化」と「新たな収益源創出」の両輪を推進。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】明治HD、コロナ禍で乳製品好調 ワクチン開発も開始し株価は急上昇

食品と医薬品の2つの事業を擁する明治ホールディングス。明治グループの食品事業はヨーグルト「R-1」などの乳製品を中心に業績を伸ばし、2020年3月期は7期連続の過去最高益を達成。MeijiSeikaファルマグループなどの医薬品事業ではコロナワクチンの開発も始めています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】赤字のZUU 黒字回復を目指しつつ「成長局面では状況に応じて赤字も視野に」

国内最大級の金融メディア「ZUU online」を軸に「金融メディア運営」と「フィンテック化支援」を展開するZUU。20年3月期は大幅増収となるも、サービス拡充の成長投資で営業赤字に。21年3月期は黒字回復の予想ですが、成長投資は継続するとのことです。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】グループ再編を加速する日立製作所 ITセグメントで過去最高益達成

総合電機メーカーから「デジタルソリューション」に事業をシフトする日立製作所。上場子会社の日立ハイテクを完全子会社化する一方、日立化成を昭和電工に売却。グループ再編を加速しています。2020年3月期はコロナ禍で減収減益も、21年3月期は最終増益予想で株価も上昇中です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】デンソー、大規模リコールで大幅減益 新領域「CASE」の行方もコロナで不透明に

世界2位の自動車部品メーカーであるデンソー。2020年3月期は燃料ポンプの欠陥で340万台を超える大規模リコールが発生し、品質関連費用2200億円の計上で大幅減益となりました。新領域「CASE」についてもコロナ禍で求められる中身が変わるとの見方が出てきています。財務諸表を基に現状と課題を整理します。


【20年3月期】Ubicomホールディングス、7期連続で増収増益 米国進出を加速しファンドに出資

フィリピン子会社によるオフショアのシステム受託開発を主軸とするUbicom(ユビコム)ホールディングス。現地の豊富な若手人材と育成ノウハウを武器に業績を伸ばし、2020年3月期も増収増益を果たしました。高付加価値分野の強化で営業利益率が大きく改善しており、株価も上昇中。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】電子書籍のパピレス 「巣ごもり消費」で21年3月期は増収増益を予想

国内最大級の電子書店を運営するパピレス。1995年にパソコン通信上で事業を開始して以来、掲載・販売冊数を順調に増やして売上を伸ばしてきました。2020年3月期も過去最高売上を更新。広告販促の強化により減益となったものの、本決算を受けて株価は急上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】著作権管理のNexTone 21年3月期も大幅増収予想で株価急上昇

音楽の著作権管理と利用促進サービスを手掛け、2020年3月に東証マザーズ上場を果たしたNexTone(ネクストーン)。市場を独占してきた一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)との差別化を図って業績を伸ばし、2021年3月期も増収増益予想で株価は急上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【財務分析】世界最大のアパレル企業だったレナウンはなぜ経営破綻したのか

バブル期には「世界最大のアパレル企業」を誇りながら、百貨店依存の販売で業績を落とし、経営破たんしたレナウン。2020年12月期に黒字回復という楽観的な予想を立てていたにもかかわらず、なぜ破綻してしまったのでしょうか。財務諸表や企業口コミなどを基に、民事再生手続きに至った理由を整理します。


【決算】サブスク支援のビープラッツ 戦略転換で21年3月期は大幅増収増益を予想

サブスクリプション(継続課金)の総合プラットフォーム「Bplats」で企業を支援し、2018年4月に上場を果たしたビープラッツ。開発長期化などにより20年3月期は営業赤字に転落しましたが、21年3月期は製品および販売戦略を転換し大幅増収増益を予想しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】EIZO、遠隔医療やテレワークの需要取り込みで業績伸長に期待

様々な用途向けのディスプレイ装置を製造販売するEIZO。海外売上比率は5割を超え、近年はヘルスケア市場向けが伸びています。2019年3月期はアミューズメント市場の不調で業績が落ち込んだものの、20年3月期は増収増益。計画を上回ったことが好感され株価が上昇しました。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】セキュリティソフトのデジタルアーツ 減収減益でも株価急上昇の理由

情報セキュリティ事業を展開するデジタルアーツ。国内最大級のフィルタリングデータベースを核に、Web、メール、ファイルのセキュリティ製品を開発。2020年3月期は減収減益も、21年3月期は大幅な増収増益予想で株価は急上昇しています。現金を稼ぐ力が強く財務面も健全。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】増収増益のヤマダ電機、持株会社体制へ 子会社化した大塚家具と「脱家電」目指す

家電量販店業界1位のヤマダ電機。2019年3月期は業績が落ち込んだものの、2020年3月期は増収増益を果たしました。19年末に大塚家具を子会社化するなど経営改革の成果が出始め、20年10月には持株会社「ヤマダホールディングス」体制への移行が決まっています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。


【20年3月期】企業物流のトランコム、10年連続増収 コロナ禍でも「3PL事業」は好調の見込み

企業物流大手のトランコム。貨物情報と空車情報をマッチングする「求貨求車サービス」と、物流センターの一括受託(3PL)を行う「ロジスティクスマネジメント」の2本柱で、2020年3月期は10年連続増収、3年連続増益を達成しました。コロナ禍の影響はどのようになるのか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】コロナ禍で減収減益のJR東海 リニア工事の資金繰りに懸念はないか?

東海道新幹線という高収益事業を持つJR東海。しかし、2020年3月期はコロナ禍の影響で利用客が急減し、減収減益となりました。21年3月期もこの状態が続くと、リニア中央新幹線の開業が遅れるおそれもありますが、懸念されるのは巨額融資の返済です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】オムロン、減収減益も株価上昇 「コロナ後の成長機会」に期待集まる

オムロンは家庭用電子血圧計や体温計などの健康医療機器で知られていますが、利益の大半を産業用オートメーションに使用する制御機器が生んでいます。2020年3月期はコロナ禍の影響で売上が下がったものの、今後の展開が期待され株価は急騰しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。