ハーモニック・ドライブ・システムズってどんな会社?
東証スタンダード市場上場の株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)(以下、ハーモニック・ドライブ・システムズ)は、1970年に長谷川歯車と米国法人ユーエスエムコーポレーションの合弁により誕生しました。同年、松本工場(現長野県安曇野市豊科)で、波動歯車減速機「ハーモニックドライブ」の製造を開始し、三井物産と代理店契約を締結しました。その後、FA機器(現メカトロニクス製品)の製造・販売の開始や海外市場への進出を経て、2004年にジャスダック証券取引所に上場。現在の主力事業は、ハーモニックドライブを中心とした精密減速機事業とアクチュエータ(エネルギーを物理的な動産に変換する装置)を中心としたメカトロニクス事業です。
現在、同社の製品は、FAロボットや協働ロボット、半導体製造装置などが主な用途ですが、今後は手術支援ロボットなどの医療・ヘルスケアやeVTOL(空飛ぶ車)、航空・宇宙などの成長産業へと市場を広げていく意欲を示しています。
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