オカダアイヨンってどんな会社?
東証プライム市場上場のオカダアイヨン株式会社(6294)(以下、オカダアイヨン)は、1960年にオカダ鑿岩機(サクガンキ)として設立。空圧鑿岩機をはじめとする建設機械の販売修理や組立を行っていました。
その後、全国に事業を拡大し、1983年9月に現在の社名に変更。1992年に大証二部に上場後、2013年に東証二部に上場し、2016年3月には東証一部に銘柄指定されて今に至ります。
オカダアイヨンは現在、米国や欧州、アジアなど、海外でも事業を展開しています。建機メーカーですが、「つくる」機械ではなく「壊す」機械を作っているのが特徴。具体的には、油圧式ショベル等の先端に取り付ける各種解体アタッチメントに強みがあります。
「壊す」ことを目的とする解体作業では、機械も激しい使われ方をするため、メンテナンスが欠かせません。そのため、同社は製造・販売に加えて、部品交換や補修などのアフターケアもトータルで手掛けています。
また、2017年には、建機以外に林業用機械も手掛ける熊本県の南星機械グループを買収しました。
南星機械グループは、車載・船用クレーンやケーブルクレーンなどの産業機械も手掛けており、製造に強みのある会社です。
オカダアイヨンは、この買収によってバリューチェーンを補完し、サービス力の向上と市場シェアの拡大を図っています。
お読み頂きありがとうございます。続きで読めるコンテンツは
5895文字画像16枚