有機合成薬品工業ってどんな会社?
東証スタンダード市場上場の株式会社有機合成薬品工業(4531)(以下、有機合成薬品工業)は、たばこ香料の生産を目的として、1947年に創業しました。その後、1952年には、独自の合成技術でアミノ酸(有機化合物)の一種であるグリシンを生み出し、以来、多様な製品を国内外に提供しています。
グリシンは、食品関連では主に「日持ち剤」として使われています。代表的な使用例として、おにぎりや惣菜、菓子パンかまぼこなどへの使用が挙げられます。また、漬物やカップラーメンなど、身近な食品の調味料としても必要不可欠になっています。
さらに、医薬品関係では、医薬品原料としてのグリシン、イソニアジド、硫酸プロタミンなどの製造や、新薬、ジェネリック医薬品の原薬・中間体の製造受託を行っています。また、自社ブランドによる医薬品原薬も販売を手掛けています。
また、化成品関係では、タイヤコード接着剤原料、農薬中間体、シリコン化合物などの製造・販売を行っています、その他にも人々の健康や生態系に配慮した農薬に使われる農薬原料なども製造しています。
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