TREホールディングスってどんな会社?
東証プライム市場上場のTREホールディングス株式会社(9247)(以下、TREホールディングス)は、廃棄物処理・再資源化事業と資源リサイクル事業、再生可能エネルギー事業などを手掛けています。
2021年10月に株式会社タケエイ(以下、タケエイ)とリバーホールディングス株式会社(以下、リバーホールディングス)が経営統合し、共同持株会社(株式移転)として設立された会社です。
TREホールディングスが展開するコア事業の1つが、廃棄物の収集運搬、中間処理・再資源化、埋立最終処分(ランドフィル)などを手掛ける「廃棄物処理・再資源化事業」です。
具体的には、リサイクル工場で建設現場や工事現場から排出される産業廃棄物を収集、運搬し、破砕、選別・異物除去、圧縮などを行っています。また、中間処理工程を通じ、木材資源や石膏ボードなどへの製品化や、紙くず、廃プラスチックなどを利用した固形燃料化や粉塵を利用した製鉄副資材(エコ・フォーム)の製造にも取り組んでいます。さらにリサイクルができない残渣物の最終埋立処分も行っており、最終処分場跡地は、太陽光発電所やパークゴルフ場として有効活用しています。
もう1つのコア事業として、金属・自動車・家電リサイクルと産業廃棄物処理を行う「資源リサイクル事業」を手掛けています。
建設解体現場や建設現場、製造工場から発生する鉄筋や鉄骨や廃材、廃車となった自動車などを仕入れ、リサイクル処理を行っています。その他にも廃家電やホームセンターやコンビニなどで使用済となった什器類のリサイクルにも取り組んでいます。
さらに、バイオマス発電、発電用燃料の製造、電力の販売を行う「再生可能エネルギー事業」も展開しています。
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