東京エネシスってどんな会社?
東証プライム市場上場の株式会社東京エネシス(以下、東京エネシス)は、「暮らしのより確かな基盤をつくる」を目的として、エネルギーとシステムのためのデザインやコンストラクションを提供し、豊かな社会づくりに貢献するビジョンを掲げた企業です。
東京エネシスが創業したのは1947年8月。当初は水力発電所工事、変電所工事を中心に事業展開し、1960年以降は火力発電所工事、1970年からは原子力発電所工事に参入。2001年には会社商号を東京エネシスに改称しています。
東京エネシスでは、社会インフラのもととなる発電所・変電所の電力関連設備の建設やメンテナンスをメインに展開しています。
具体的には、火力原子力発電所や発電設備の新設・解像・メンテンナンス工事、原子力発電所や使用済核燃料再処理工場の建設・保守、さまざまな水力発電所における発電機の据付・オーバーホール点検、変電設備の設計・施工管理、変電機器の保護・制御技術・総合試験技術の提供を行っています。
他にも、太陽光発電やバイオマス発電、地熱発電などの各種再生エネルギー発電設備の建設・設備工事、太陽光発電による事業構想の企画・立案、バイオマス発電・火力発電・太陽光発電でのEPC事業・O&M事業なども手掛けています。
さらには、半世紀以上の実績をもとに、アジア・ヨーロッパ・中東・アフリカ・オセアニア・北アメリカ・南アメリカなど、海外のエネルギーシステム・産業システム・交通システムなどの構築に携わっています。
近年では同社を取り巻く経営環境において、電力システム改革の進展による電力関連設備工事市場の競争激化や新型コロナウイルス感染症の影響によって企業の収益が減少していることにより、民間設備投資の抑制や工事計画の見直しが想定されています。このような状況を踏まえて、同社は2021年度中期経営計画として「基盤事業の強靭化と新事業領域の更なる拡大による企業価値の向上」を最重要課題として掲げながら、これまでの取り組みをさらに加速させると発表しています。
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