イーレックスってどんな会社?
東証プライム市場上場のイーレックス株式会社(以下、イーレックス)は、1999年12月に創業し、現在では日本有数のバイオマス事業者としてバイオマス発電所を多数運営しています。再生エネルギー関連を主軸に燃料事業・発電事業・トレーディング事業・小売事業からなる電力事業を手掛けています。
バイオマス燃料とは、木材や枝葉などから作られる生物由来の再生エネルギーです。原材料の生成過程で生じるCO2の吸収量と、燃焼によって排出されるCO2の排出量が相殺されるため、大気中のCO2に影響を与えないカーボンニュートラル(脱炭素)な燃料といわれています。また、農作物の残渣などの廃棄物の軽減にも役立っている燃料です。
燃料事業では、自社発電所へのバイオマス燃料の供給、商社として他社向けの燃料販売を行っています。
発電事業では、日本国内で5基のバイオマス発電所を運営、2基を計画しており・合計約650メガワットの出力を目指しています。また、石炭火力のバイオマス化や水素発電実証プロジェクトに加え、カンボジアの水力発電プロジェクトやベトナムでのバイオマス発電・燃料開発プロジェクトを開始するなど、海外でも事業を展開しています。
トレーディング事業では、電力の調達・卸売を行いながら、需要と供給のバランス確保に努めています。
小売事業では、新電力会社として東京電力エナジーパートナーとともに、ニーズに合わせた環境価値と経済性を両立した電力メニューの全国販売を展開しています。
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