トレックス・セミコンダクターってどんな会社?
東証プライム市場上場のトレックス・セミコンダクター株式会社(以下、トレックス・セミコンダクター)は、1995年3月に岡山で設立されました。設立前から携帯型カセットプレーヤーに電源IC「XC61ANシリーズ」が採用されるなど、電源ICに特化したアナログCMOSの専業メーカーとして事業を展開してきました。
電源ICとは、電気製品などが作動に必要な適切な電圧を供給する部品であり、電気製品に欠かせない部品です。
1996年にはシンガポールに初めての海外拠点を構え、グルーバル展開の第一歩を踏み出したほか、ページャー(無線呼出用携帯受信機、ポケットベル)に利用されるDC/DCコンバータ「XC6373・XC6383」が採用されます。
その後は、2000年にTOREX USA Corp.を、2001年にTOREX SEMICONDUCTOR EUROPE LIMITED(いずれも100%子会社)を設立するなど、企業のグローバル展開を進めてきたほか、2002年には本社事務所を東京都中央区に移転、同年には関西支社を設立して企業規模を拡大させてきました。
以降も事業拡大を推進し、2018年3月には東証1部に上場、2022年に東証プライム市場へ移行して現在に至ります。
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