シグマ光機ってどんな会社?
東証スタンダード市場上場のシグマ光機株式会社(7713)(以下、シグマ光機)は、レーザ用要素部品、レーザ用ユニット製品の開発を行う国内最大手の光学関連部品メーカーです。
レーザ用光学機器の製造・販売を目的として1977年に設立。特注品や光学研磨加工などを請け負う中、ミラーホルダーの高精度・低価格を実現したことで徐々に注文を増やし、1984年に光学基本機器と光学素子のカタログ通販を行ったことが飛躍のきっかけとなりました。
現在は、レーザ用光学要素部品を中心に、レーザ用ユニット製品やシステム製品を開発・製造しています。大学・官公庁の研究開発分野でのレーザ応用技術の基礎研究、民間産業分野の研究開発部門での製品開発、製造部門での製品実機への組込み用途まで幅広く展開し、米国をはじめ海外にも関係会社を設立しています。
同社はミラーやレンズ、装置全般を自社で研究・開発し、製造しています。光学研究に必要なパーツ類を顧客ごとにカスタマイズでき、「光学加工」「機械加工」「システム化」をワンストップで提供できる点が強みです。
シグマ光機は、さらなる技術革新と大きな成長が見込まれており、光技術分野でニーズが高まる光学素子や薄膜製品、光学ユニット製品の成長投資として、能登工場の増築・イノベーションに4億7,000万円、技術センターの新工場棟2棟建設に合計4億9,000万円を投資することを2022年8月に発表しました。
また、同時に、メディカル・ヘルスケア関連製品の提供推進のため、各種FA・LAロボットシステム開発を手掛けるライオンパワー及び光学機器や精密機器の設計・製造を行うミナト光学工業との合弁会社の設立を発表しました。
先述の新工場2棟のうち1棟はメディカル・ヘルスケア製品の増強のために建設するとしています。
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