ペイロールってどんな会社?
東証グロース市場上場の株式会社ペイロール(4489)(以下、ペイロール)は、大手企業向けに給与計算業務や年末調整補助、クラウドサービスなどを提供しています。1989年千葉県市川市にて、ペイロールの前身企業である有限会社コンフィデンスサービスが設立されました。
当初は、個人事業主向けに記帳代行の受託事業を行っていましたが、1994年に商号を株式会社エコミックに変更した後、事業主体を記帳代行業務から給与計算受託業務に変更。2000年、給与計算業務のフルアウトソーシングに特化した企業として、ペイロールに商号を改めました。
現在では、従業員1000名程度以上の大手企業を中心に、給与計算業務やクラウドサービスを提供しており、100万を超える利用者数を有しています。
同社の事業は、企業向け給与計算業務を軸に、クラウドサービスや給与計算代行を担うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。
自社のサービスを「フルスコープ型アウトソーシング」と称し、企業の給与・賞与計算のみならず、年末調整補助、地保税特別徴収補助、身上異動等の人事関連業務に至るまで、企業の人事・労務関連業務の工数削減を目的とした様々な業務を請け負っています。
また、同社は利用者数100万人超という膨大なデータを有効活用し、今後は統計分析データの販売も視野に入れていくことを掲げています。
現在主軸の給与計算受託業務に加え、これまで培ってきた給与データを活用・事業化できれば、より強固な収益基盤を築くことができるでしょう。
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