日本金銭機械ってどんな会社?
東証プライム市場上場の日本金銭機械株式会社(以下、日本金銭機械)日本金銭機械は1955年設立の企業です。
当初は金銭登録機の販売や修理を行っていましたが、1959年にオリジナル製品の製造・販売を開始したことでメーカーへ転身。
その後、海外にも進出し、1990年には米国のゲーミング市場で同社の紙幣識別機ユニットが搭載され、同市場のパイオニアとなりました。
現在では、世界140カ国以上の海外紙幣に対応する鑑識別技術と販売力をもとに、ゲーミング市場でトップシェアを誇っています。
日本金銭機械は、国内外の子会社に対し製品や部品、原材料等を提供し、各子会社が顧客に製品やサービス等を提供しています。
主力事業はカジノ施設向けの製品を手掛ける「グローバルゲーミング」で、紙幣鑑別装置やプリンターユニット等を販売しています。
また、海外の金融・流通・交通市場向け製品を手掛ける「海外コマーシャル」がそれに次ぐ売上高で、同社はこの事業をグローバルゲーミング、国内遊技場向けに次ぐ第3の柱にする方針です。
報道されているように、日本では2018年にカジノ法案が成立し、現在大阪府・市と長崎県が誘致を表明していますが、最終決定が長期化している状況です。
日本初のIRが実現した場合には、海外のカジノで高い実績を誇る日本金銭機械の製品への引き合いが期待できるでしょう。
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