ライフドリンクカンパニーってどんな会社?
東証スタンダード市場上場の株式会社ライフドリンクカンパニー(以下、ライフドリンクカンパニー)の前身は、1950年創業の茶卸売業を手掛ける緑香園です。
1972年に緑香園を法人化し、株式会社あさみやを設立。
2000年頃から事業を多角化し、茶系飲料や水系飲料の他、醤油やせんべい、乾麺・インスタントラーメン等の各メーカーを買収していきました。
2015年にSunrise Capitalと資本業務提携をした後、2017年に現社名に変更。
飲料メーカーへと舵を切り、飲料以外の各事業の売却や解散を進めてきました。
2023年6月26日に東証プライム市場へ上場区分変更を予定している楽しみな企業です。
主力事業はドリンク・リーフで、清涼飲料と茶葉の製造・仕入れ・販売を行っています。
同社は、水、緑茶、ウーロン茶、炭酸水の4種類に絞って製造・販売しています。サイズも限定し、少品種大量生産で、各工場の生産ラインの生産品目の切替時間の極小化、原材料・資材の共通化による仕入れコストの抑制を行っているのです。
また、レジンや茶葉といった原材料はもちろん、ペットボトル成形や茶葉の焙煎といった中間工程、飲料製造の充填・包装といった製品化工程、販売まで内製化し、飲料工場を全国展開しています。
このような原価低減と安定供給施策の結果、同社の商品は、例えば水飲料2ℓの店頭価格の場合は他社よりも30%ほど安く抑えられています。
同社の商品は小売業者のプライベートブランドとして販売され、大口の取引先はイオントップバリュです。
他にも、西友などのスーパーやドラッグストア等のプライベートブランド用に、清涼飲料を製造・販売しています。
また、楽天市場やamazonなどのECモールでも自社商品を販売しています。
消費者のECシフトを見越して、外部プラットフォームを活用したECチャネルの開拓や育成、自社サイトでの定期購買サービス立ち上げなど、D2Cモデルへのチャレンジを進める方針です。
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