ドリコムってどんな会社?
東証グロース市場上場の株式会社ドリコム(3793)(以下、ドリコム)は、アニメやマンガなどのスマホゲームの開発・運用のほか、出版やWeb3分野の育成にも注力する企業です。
ドリコムは、2001年に無料自己紹介ツール「マイプロフィール」や受託事業を主要事業として京都で創業。その後、インターネットの普及により2005年には検索エンジンの研究開発を主力とする子会社・株式会社ドリコムテックを設立しました。また、「マイプロフィール」は「ドリコムブログ」にリニューアルしています。2009年にはmixiアプリ向けポイント広告サービスや、mixiゲームの提供を開始しました。これを皮切りに、当時の有名SNSであるGREEやモバゲーへのゲームアプリの提供を始めています。
2010年代以降はスマートフォンの普及により数多くのスマホゲームの開発を手がけています。また、マンガアプリやライブコミュニケーションアプリ、ブロックチェーンサービス、ARスマートフォンアプリの提供を行うなど、常にインターネット業界の最先端技術の開発と商品化に注力しています。
ゲーム事業では、国民的人気アニメのゲームアプリをはじめとして、幅広い年齢層や性別を問わないプレイヤーを対象とする数多くのタイトルを開発しています。新日本プロレスとともに開発したプロレスラー育成ゲーム「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」といったゲームや、「アイマス」の愛称として知られ、大ヒットしたアイドル育成アプリ「アイドルマスターシャイニーカラーズ」は株式会社バンダイナムコエンターテインメント配信のもとドリコムが開発協力として携わっています。
メディア事業では、「発明の種を産み続ける」をスローガンに、インターネットの最先端技術を駆使したサービスを提供しています。ゲーム開発で得たノウハウを活かし、個人開発者やインディーズゲーム開発者が気軽に利用できるマップサービスを提供する「AROW」や、負荷テストのコンサルティングを提供しています。
また、出版・映像事業では同社ブランド「ドリコムメディア」にてwebtoon・ライトノベル・コミック・メディアミックスの4事業からなる「DREレーベル」のほか、小説の公募新人賞「ドリコムメディア大賞」を通して創作活動を行うクリエイターに向けたサービスを展開しています。「DREレーベル」から出版された作品は、紙の書籍としても、電子書籍としても刊行されています。
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