バンク・オブ・イノベーションってどんな会社?
株式会社バンク・オブ・イノベーション(以下、バンク・オブ・イノベーション)は動画検索エンジンの事業化を目的に2006年に設立。当初は、PCソーシャルゲームやスマホゲームも手掛けましたが、動画検索エンジンサービスとPCソーシャルゲームからは撤退し、スマホゲームに特化しました。
2018年に東証マザーズに上場し、2022年に東証グロース市場へ移行。
バンク・オブ・イノベーションが手掛けるのは、スマホゲームと恋活アプリです。
ゲームでは「ミトラスフィア」「クリプトラクト」「メメントモリ」の3タイトルを手掛けています。
2022年10月にリリースしたRPGの新作「メメントモリ」が爆発的なヒットをし、急成長を遂げ、2023年9月期は大幅増収増益を見込んでいます。
一方、サービスその他では、子会社の株式会社Koiniwaが恋活アプリとゲームを融合させた「恋庭」を手掛けています。
同社の特徴として、デザイン重視の開発体制が挙げられます。
全社員に対するデザイナーの割合は4割以上を占め、デザイナーを自社で採用・育成することによって、高品質2Dグラフィックの量産を実現しています。デザイン重視の開発体制を敷いている同業他社は少なく、高クオリティのデザインを実現できる体制を構築していることが、強みとなっているのです。
同社は今後もオリジナルタイトルの創出に注力するとし、ゲームおよびマッチングサービスの世界展開を進める方針を打ち出しています。メメントモリを業績拡大の最初のドライバーとし、その後、新作大型RPGのリリースを爆発型成長のドライバーに、恋庭を中長期的な業績拡大のドライバーとする計画です。
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