千葉銀行ってどんな会社?
東証プライム市場上場の株式会社千葉銀行(以下、千葉銀行)は、1943年に千葉合同銀行、小見川農商銀行及び第九十八銀行の3行の合併により設立。
その後、千葉貯蓄銀行の合併や、野田商誘銀行の営業継承を経て、総預金額を順調に伸ばしてきました。
ニューヨークや香港、ロンドン等海外にも拠点を拡大するほか、証券会社や事務代行会社などの子会社を設立し、幅広い金融商品やサービスを提供しています。
現在では、同行に加え、ちばぎん証券株式会社やちばぎんリース株式会社等の子会社15社によってグループが構成されています。
同行は、地盤とする千葉県のみならず、東京都内での展開も強化。近年では武蔵野銀行や横浜銀行との提携や連携を行い、事業展開する地域を拡大しているのです。
また、地銀最大のアライアンスである「TSUBASAアライアンス」に参加して首都圏以外の地銀との提携も行うなど、経営統合によらない地銀連携の枠組みの強化に取り組み、各行共通の課題であるシステム共同化や生産性向上にも力を入れています。
さらに、2022年10月にはソニー銀行とも業務提携し、ブロックチェーンの共同研究を行うことを発表しています。
同行は2023年3月末までの第14次中期経営計画において、金融機能の深化と地域金融の新たなモデル構築による、「カスタマー・エクスペリエンス」の向上を目標に掲げ、TSUBASAアライアンスをはじめとする提携戦略の高度化や、法人ソリューション強化、キャッシュレス事業の拡大、DX人材の育成やサステナブルファイナンスの推進等を進めてきました。
2023年4月10日には第15次中期経営計画を発表し、取組指針に「お客さま中心のビジネスモデルの進化」とし、基本方針として「最高の顧客体験の創造」「既存事業の質の向上」「新たな価値の提供」を掲げています。
「DX」「GX」「アライアンス」「人的資本」「グループ・ガバナンス」の5つについて、基本方針を支える重点的な取組課題とする方針です。
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