【面接対策】サトーの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】サトーの中途採用面接では何を聞かれるのか

バーコードプリンタやラベル発行ツールの分野で世界トップクラスの地位を誇るサトー。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をすすめましょう。


サトーの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

2020年に創業80周年を迎えたサトー。商品に高速でラベリングできるハンドラベラーの発明を皮切りに、バーコードプリンタや磁気カードなど、物に情報を紐づけるさまざまなタギング製品を世に送り出してきました。同社のビジネスの根幹である「情物一致」は、本格的にIoT時代に突入した今、さらに重要性を増しています。同社のタギング技術は、医療現場での投薬管理や食品製造現場での工程・品質管理などにも応用されています。

そんなサトーの口コミを見ると、営業職に関しては「体育会系の気質」「残業が多い」など体力勝負であることがうかがえる一方、「売り上げを上げていれば規制はない」「自分の判断で動ける」など、自分次第で状況を変えていける成果主義であることがわかります。顧客の層が厚く製品のアップデートが頻繁な同社では、営業力は重視されます。

また「新しいアイデアが歓迎される」「キャリアアップの土壌がある」といった口コミも多く、仕事への意欲が正当に評価されている様子。さらに会社の良いところとして「社長と一対一で対話できる機会がある」点をあげる社員が多く、トップと直接話せることが、モチベーションの向上に繋がっているようです。

成果が重視され、新しいアイデアも歓迎される風通しの良い社風のサトー。採用面接では、こうした社風にフィットし、目まぐるしい変化の中で常に最適なソリューションを提案できる人材であるかどうかを見極められます。


選考は何次まで?

サトーでは2020年3月現在、営業、生産、開発、バックオフィスとさまざまなポジションの求人を行っており、コーポレートサイトの採用ページに募集要項が掲載されています。エリアや職種など求人が細分化されているため、業務内容や求められる経験・スキルなどをよく確認しましょう。応募は各職種のページから直接行えるほか、エージェントも同社の案件を扱っています。

選考の流れは、書類審査、担当者による1~2回の面接、WEBでの適性検査、役員による最終面接となっています。適性検査は職種によりタイミングが異なります。期間は採用ページには明記されていませんが、面接を受けた人の口コミによると、1~2週間とスピード感があることがうかがえます。

海外でのシェアの伸びも堅調な同社らしく「希望すれば海外勤務もあり得る」「英語の勉強のサポートやテストがある」という口コミも散見され、職種によっては歓迎されるスキルにTOEICのスコアが記載されています。海外勤務の希望者や英語力に自信のある人は、もらさずチェックをしましょう。

面接内容の傾向は?

自己紹介や職歴、前職の退職理由などの基本的なことにくわえ、「これまでで一番成果を出したことは何か」「営業において大切なことは何だと思うか」など、特に営業には成果を求める同社らしい質問が多いようです。候補者の営業姿勢と会社の考え方に大きなズレがないか、確かめる意図がありそうです。

また「サトーの資本金はいくらか」など会社をどれだけ理解しているかを確かめるような質問をされた、という口コミも。お金に対する見かたや感じかたを見極めるために、このような質問をされることは十分に予測されます。会社の基本情報は最低限の知識として事前によく学び、理解しておきましょう。サトーの製品やサービスを売り込める人材として面接官が期待をもってくれるよう、業績や財政状況などの一歩踏み込んだ情報もおさえておくとよいでしょう。

サトーの面接攻略法(面接対策)

サトーの中期経営計画を理解した上で自己分析をする

サトーは現在、2019~2021年度の3ヵ年における中期経営計画の中間地点にいます。面接を受ける上では、この中期経営計画を理解しておきましょう。

中期経営計画 サトーコーポレートサイトより 

この中期経営計画には、2025年度に連結売上高を2000億円台に乗せるべく成長すること、2018年度までの2年間赤字となっていたインライン・デジタル・プリンティング(IDP)事業を黒字に転換させることが盛り込まれています。

具体的な戦略としては、バーコードや2次元コードを用いる自動認識ソリューション事業に力を入れ収益基盤を築くことを掲げており、鍵となるのが「モノ売りからコト売りへ」のギアチェンジだそうです。

中期経営計画の成長戦略 サトーコーポレートサイトより 

自動認識ソリューション事業において、国内では顧客の細かなニーズを分析し、ケースごとの最適なソリューションの提案と製品の提供を融合することで、コト売りの質の向上を図ります。海外では、日本で成熟させたノウハウを展開し「モノ売り」が中心だった事業内容を「コト売り」へ移行させていくビジョンを持っています。同社の代表は自動認識ソリューションの分野で世界一の企業を目指す意向も明らかにしています。


この目標の実現に向け、顧客の課題を共有しビジネスを格段に円滑に進めるためのソリューションを提案するには、専門性も高く顧客からの信頼を得られる人材の増強が必要となります。下記は、コーポレートサイトに掲載された代表メッセージからの抜粋です。


自動認識ソリューションで人・モノと情報のラストワンマイルにおける『最後の1㎝®』をつなぐのが、私たちの使命です。


面接にあたっては、同社が見据える未来像を的確にとらえるため、会社の使命や経営方針、ビジネスモデルを正確に把握することが大切です。そして「コト売り」強化の方向性の中で、常に最適な提案を行い、信頼と実績を上げていける人材であることをアピールしたいところです。自身の経験から、説得力のある実績やエピソードを整理し、面接の場で話せるよう準備しておくとよいでしょう。

「なぜサトーか」をはっきりさせるためには他社研究が必要

面接では、「なぜサトーを志望するのか」を自信を持って説明できるようにしておく必要があります。面接官はこの質問への回答から「この人は当社で何をしたいのか」「それは実現可能なのか」「この人のキャリアと当社の方向性は合っているのか」などにくわえ、「本当に当社のことを理解しているか」という側面もあわせて見ています。

業界や職種の枠を超え、サトーという企業を理解するためには、競合企業の研究も欠かすことができません。具体的には、以下のような企業について調べておくことをおすすめします。

  • 東芝テック株式会社
  • セイコーエプソン株式会社
  • ブラザー販売株式会社

サトーの採用面接で実際に聞かれた質問内容

サトーが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。サトーの採用面接を受ける前には、中期経営計画が示す会社の方向性に照らし合わせた自己分析や、他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「成果が重視されるが、新しいアイデアも歓迎される風通しの良い」社風を意識して、「目まぐるしい変化の中で常に最適なソリューションを提案できる」人材であると印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておきましょう。

以下、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。自分なりの回答を準備し、予測される類似の質問もシュミレーションするなど、面接対策を行いましょう。


[20代後半・女性/営業アシスタント] 【結果:一次面接で不採用】

質問

自己紹介、前職の退職理由などごく一般的なこと

回答

残業が多かったことが退職理由だが、そこは伏せて…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・女性/法人営業] 【結果:入社】

質問

1.営業で一番必要なものは何か?2.資本金はいくらか?

回答

全て、会社のホームページを丸暗記する勢いで望み、営業で一番…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・女性/法人営業] 【結果:最終を辞退】

質問

今まで一番成果を出したことは何か

回答

前職での経験を話しました。新規営業に向けての…(口コミの続きとアドバイスを見る

サトーの採用面接に向けて

サトーの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 成果が重視されるが、新しいアイデアも歓迎される風通しの良い」社風を理解して、この風土に合う人材であることをアピールする。

  • サトーの中期経営計画を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜサトーか」に対する答えを明確にしておく。

これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

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