2026年04月02日
自社開発「Omnia LINK」等のデジタル技術を活用したコンタクトセンター・BPO サービスを提供するビーウィズへの転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。
ビーウィズは、2000年、三菱商事とソフトバンクグループの合弁事業会社として設立されました。2012年よりパソナグループの出資を受け、2015年より完全子会社を経て、2022年3月に東証一部に上場しました。
主力とするサービスは、以下4つに分類されます。
●ヒューマン&オペレーション:コールセンター・コンタクトセンター、BPO・事務処理
●デジタル&オペレーション:AIコミュニケーション、デジタルBPO等
●ストラテジー&コンサルティング:データサイエンス、デジタルコンサルティング
●アプリケーション&プラットフォーム:「OmniaLink(クラウドコールセンターシステム)」をはじめとした自社開発アプリケーションの提供
選考の前にコーポレートサイトを参考に、事業内容についてしっかり理解を深めておきましょう。
また創業20周年を迎えた2020年には、社員と1年をかけた対話を続けた末、新たにコーポレートアイデンティティを策定しています。事業内容と合わせ、理解を深めておくことが必要です。
同社で働く社員の口コミを見ると、社風について、「やりたいことにチャレンジさせてくれる風土」「業務を任せてもらえる」と裁量をもって業務に取り組むことができるコメントが多く見られます。また階層が上がり管理職となると「自分の手で組織を動かす実感」もできるようになるとのこと。
一方で「アットホームで家族的」「どこのセンターも仲が良い」との口コミも多数見られることから、横のつながりや温かな人間関係を大切にする社風が感じられます。会社の仕組みとしても、夏・冬の年2回開催される社員総会・懇親会や年間MVPの表彰、若手社員が中心となって経営課題に取り組む「未来塾」など、社員間のコミュニケーションを活性化する施策が多いことも同社の特徴と言えます。
「家族的で温かな人間関係に恵まれながら、裁量をもって業務にチャレンジできる」、こうした社風にフィットする人材かどうかが、採用面接では見極められます。
ビーウィズの中途採用は、実際の募集は時期により変動しますが、概ね「営業部門」「オペレーション部門」「デジタル・AI部門」「コーポレート部門」の4領域で行われています。
◆営業部門(BPO・ソリューション営業)
BPO営業・ソリューション営業、法人営業。クライアントの業務課題ヒアリング、業務設計、BPO提案、Omnia LINK・RPA・AIなどを組み合わせたDX提案、案件獲得後の立ち上げ・改善フォローなど。法人営業または提案型営業の経験、課題抽出力・提案力、数値へのコミット、BPO・DXへの興味関心など。◆オペレーション部門(センター運営・SV)
コンタクトセンターSV、事務センターSV・拠点マネージャー候補など。オペレーター管理(育成・評価・シフト・勤怠)、KPI管理、業務フロー改善、品質管理、クライアント対応など。コールセンター/事務センター/接客・販売などの現場経験、マネジメント・リーダー経験、コミュニケーション力、数値管理や業務改善への意欲など。◆デジタル・AI部門(プロダクト/DX)
Omnia LINK関連エンジニア・PM、DXコンサルタント、プロダクト企画・開発、RPA・AI・業務自動化の構築担当など。自社プロダクト企画・開発、生成AIやRPAなどを用いた業務自動化設計、センターDX化支援、データ分析・レポーティングなど。ITエンジニア経験(アプリ・インフラいずれか)、SaaS・クラウドの知識、DX・業務改善への関心、コンサルティング志向など。◆コーポレート部門
人事(採用・研修・制度)、総務、経理・財務、法務、情報システムなど。事業戦略に沿った採用計画・研修企画、制度運用、バックオフィス業務全般など。各専門領域での実務経験、事業会社でのバックオフィス経験、コミュニケーション力・調整力など。選考プロセスは、採用サイトによると、書類選考→面接(2~3回)・適性検査 とのことで、このプロセスは全職種共通です。しかし口コミによると、「面接は1回だった」との声も見られるため、ポジションや時期・経歴等により、実際は差異が生じる可能性もあるようです。
同社の面接では、これまでの経歴や履歴書の確認、志望動機など、オーソドックスな質問がほとんどです。過去の応募者の口コミを見ても、奇をてらったような質問をされたケースは見られないため、一般的な質問に対する受け答えについてしっかり準備をしておけばよい、と言えるでしょう。
しかしオペレーション部門の場合は別で、「クレームにどう対応するか、いきなりシミュレーションさせられた」「電話対応のテストの設定で、オペレーション役を指示された」というロールプレイ面接や、「タイピングテストがあった」という口コミも多数見られます。特に未経験者の方は、対策をして臨むようにしましょう。
ビーウィズの面接を受けるにあたっては、「洞察を通じた社会への貢献」といった事業理念だけでなく、事業の方向性を具体的に示す「中期経営計画」と「DX戦略」をセットで理解しておくことが重要です。
同社は、中期経営計画において、コア事業であるコンタクトセンター・BPOと、自社開発のクラウド型PBX「Omnia LINK」をはじめとするデジタルソリューションを両輪とし、収益性と成長性の両立を目指す方針を掲げています。
また、DX戦略では、オペレーションのデジタル化・自動化を進めるだけでなく、「Omnia LINK」や生成AIを活用した付加価値の高いサービス提供を通じて、クライアント企業の業務変革や生産性向上に貢献していくことを重視しています。
面接に臨む際には、こうした中期経営計画とDX戦略の方向性を踏まえつつ、「自分はコンタクトセンター・BPO現場の生産性向上や品質向上にどう貢献できるか」「デジタルやAIの活用を通じて、どのような新しい価値をクライアントに提供していきたいか」といった観点で、自身の経験や強みを整理しておくとよいでしょう。
特に、「現場×デジタル」の両面に関心と学習意欲があることを具体的なエピソードとともに示せると、ビーウィズのDX戦略との親和性をアピールしやすくなります。
面接でよく聞かれる質問の一つに「なぜビーウィズに転職したいのか」という質問があります。面接官はこの質問を通し、「これまでの経験が同社で活かせるか」「経営ビジョン達成に貢献できる人材か」ということを見極めようとしています。
業界や職種という枠を超えて、ビーウィズという会社を理解するためには、競合とされている企業についての研究も必要です。事業内容や方針、風土などにおいて、ビーウィズは他社とどう違うのかを深く分析しておきましょう。これが、「なぜビーウィズか」という問いに対して説得力のある答えにつながっていきます。競合他社の一例として、以下の4社を参考にしてみてください。
株式会社ベルシステム24
株式会社パソナ
株式会社TMG
凸版印刷株式会社
ビーウィズの社風や、選考プロセス、経営ビジョンなどを通して、同社がどのような人材を求めているのかが分かってきたのではないでしょうか。
同社の面接を受ける際には、「家族的で温かな人間関係に恵まれながら、裁量をもって業務にチャレンジできる」社風を意識して、同社の根幹であるコンタクトセンター・BPO事業への知見をもち、DX化実現に貢献できる人材であることを印象付けられるよう、様々なエピソードを準備しておきましょう。
以下に、実際に面接官から受けた質問の例をご紹介します。こうした実例をもとに、面接対策をしっかり行っておきましょう。人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
ビーウィズ株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
ビーウィズの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、次の3点です。
「家族的で温かな人間関係に恵まれながら、裁量をもって業務にチャレンジできる」社風を意識して、同社の根幹であるコンタクトセンター・BPO事業への知見をもち、DX化実現に貢献できる人材であることを印象付けられるよう、具体的なエピソードを準備する。
ビーウィズの経営ビジョン及びDX基本方針を理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
競合他社についても研究し、「なぜビーウィズなのか」に対する答えを明確にしておく。
これらについて面接の前によく考えを深めておき、面接当日は自身の経験や能力、同社で成し遂げたいことなどをアピールしましょう。
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