2021年06月21日
1981年の設立以来、エンジニア派遣業を展開し順調に売り上げを伸ばしているフォーラムエンジニアリング。中途採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されるので、事前にしっかり準備しておきましょう。
設立以来、多くのエンジニアを国内の一流・優良企業に派遣してきたフォーラムエンジニアリング。全国に17拠点を構え、年間プロジェクト数は15000件を超えています。2016年にAIを取り入れた人材マッチングプラットフォームのサービスを開始。2018年には、これまで見えにくかったエンジニアのスキルや経験を体系的にわかりやすく表現し、企業が必要とする人材をデータベース化しマッチングするという新しい形の人材紹介サイト「コグナビ転職」のサービスを開始しました。時代の流れを取り入れながら、チャレンジを続けています。
エンジニアは、残業が多く休日も少ない印象がありますが、フォーラムエンジニアリングでは、社員の働き方も大切にしています。残業は少なく完全週休2日制で、有給休暇も取りやすい環境です。また、全国に17拠点あることから地元で働くことができ、通勤時間の短縮などにより充実したプライベートの時間も持つことが可能です。また、正社員雇用で安定性もあります。エンジニア職ですが、未経験や文系出身者の採用も積極的に行っています。
フォーラムエンジニアリングでは、AIを使いエンジニアのスキルや経験と企業のニーズをマッチさせ、双方にとり最適な結果を得ることを目指しています。採用面接では、既存の考えにとらわれず、「新しいテクノロジーを使い最適な組み合わせを探し、エンジニアのモノづくりをサポートする」という社風にフィットする人材かどうかが見極められます。
エンジニア職の場合、書類選考後、採用面接は1回です。面接官は採用担当者が行うことが多く、内定までの所要期間は概ね1週間程度です。営業職では、1次面接通過後、2次面接が行われます。面接は和やかな雰囲気だったという印象を持つ方が多いようです。
面接は全国17拠点で実施しており、遠方などで来社できない場合は電話面接も可能となっています。
フォーラムエンジニアリングの面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書をもとに、志望動機やこれまでの経歴について質問されることが多いようです。アピールポイントをまとめておき、わかりやすく話せるように準備しておきましょう。
その他、前職の退職理由や将来のビジョンなど、一般的な質問をされるケースが多いようですが、なかには「好きな色は?」「(あなたは)狩猟民族か?」といった変わった質問をされた人も。
また、求職者側から質問する時間の方が長い印象があったという声もあります。事前に企業公式HPを見るなどして企業研究を行い、質問事項も複数準備しておくと良いでしょう。面接時に年収を提示されることも多いので、希望年収をきちんと考えておくことも大切です。
フォーラムエンジニアリングの面接を受ける上では、経営戦略を理解しておくことが不可欠です。主だった戦略には以下のようなものがあります。
今まで培ってきたノウハウにAIをプラスして、スキルとマッチングの見える化を実現。
フォーラムエンジニアリングの「コグナビ」では、エンジニアのスキルと企業が必要とするスキルを、85000語を超える技術用語を介して4つのツリーで体系化しています。AIを用いてエンジニア、企業の可能性を広げるようにマッチング。これまで書類選考や面接では見えなかったスキルを見える化し、エンジニアと企業の双方にとって良い出会いを生み出しています。
フォーラムエンジニアリング コーポレートサイトより
以下の図のように、1つのツリーのスキルを入力すれば、残り3つのツリーから関係のあるスキルが呼び出されます。これまで自分では思いもよらなかったスキルが、58000本もの関係線を介し現れることにより、新たな可能性が広がります。
フォーラムエンジニアリング コーポレートサイトより
最先端テクノロジーを用いて、エンジニアと企業の最適なマッチングを目指しているフォーラムエンジニアリング。この戦略を理解しておくことは、今後活躍する人材を採用する人事戦略にも影響します。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。
フォーラムエンジニアリングでは、エンジニアのスキルアップ研修も充実しています。資格試験費用補助制度や資格取得奨励金制度もあり、スキルアップを目指す社員を応援する環境も整っています。自ら学び向上していく姿勢や意気込みをアピールしていきましょう。
フォーラムエンジニアリングの面接でよく聞かれる質問として、「なぜフォーラムエンジニアリングか」が挙げられます。志望動機を聞くことで、面接官は「入社後に何がやりたいのか」「これまでの経験をどのように活かせるか」といった今後のビジョンや、「どれだけ企業研究をしてきたか」ということも知ることができます。これらにしっかり答えられるように準備をして、入社意欲をアピールしましょう。
そのためには競合となりやすい企業の研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
●パーソルパナソニックHRパートナーズ
●リクルートITスタッフィング
●パソナテック
このように、フォーラムエンジニアリングを受ける前には、経営戦略に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、AIを使いエンジニアのスキルや経験と企業のニーズをマッチさせ、双方にとり最適な結果を得ることを目指している企業であることを意識して、フォーラムエンジニアリングの戦略や商品を理解し、さまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
フォーラムエンジニアリングの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
●「時代の流れを取り入れながら、チャレンジを続け、エンジニアのモノづくりをサポートする」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。
●フォーラムエンジニアリングの経営戦略を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
●競合他社についても研究し、「なぜフォーラムエンジニアリングか」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。
この記事の執筆者