2021年06月21日

【面接対策】ダウ・ケミカル日本の中途採用面接では何を聞かれるのか

米国に本社を構える世界最大級の化学メーカー「ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー」の日本法人、ダウ・ケミカル日本への転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。


ダウ・ケミカル日本の採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

ダウ・ケミカル日本は、米国に本社を構える世界最大級の化学メーカー、「ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー」の日本法人です。1974年の設立以後、数回の組織編成を経て現在に至ります。機能性素材や工業用中間体、包装材などの開発・製造を手がけています。同社の有する製品の膨大なラインナップは、建築・インフラ、化学品生産現場、美容、農業など、多様なマーケットを支えています。


素材科学会社として、戦略的にポートフォリオの拡充を図ってきた同社。競合の少ないニッチ市場にアプローチできる製品開発力を強みとしています。同社の社員は、「他社に劣らぬ品揃えなので、努力次第でシェアは拡大できる」「アイデアが鍵となる」と分析し、日々の業務に励んでいます。

さらに社風に関する口コミを見てみると、「個人を尊重し合う会社」「コミュニケーションがとりやすく、若手の意見もくんでくれる」など、風通しの良い環境であることがうかがえました。同時に、「個人の裁量権が大きく自由度が高い分、結果が重視される」と、米系特有のドライな商習慣も浸透しているようです。

また同社の働きやすさには定評があり、フレックス制度や在宅勤務などの併用で、各自フレキシブルに就労体制を整備することが可能です。出産や介護ほか、ライフイベントにともなう生活の変化に合わせて仕事を続けられることも、同社の魅力のひとつでしょう。

個人を尊重し合う自由主義のなか、それぞれがプロ意識を持って自分の仕事を追求し、キャリアを切り拓く。こうした社風にフィットし活躍できる人材であるかを、面接では見極められます。

選考は何次まで?

同社の採用情報は、コーポレートサイト内の「ダウのキャリア」という採用情報ページでチェックすることができます。世界中の求人情報が集約されているので、検索してみましょう。

2021年5月現在、「Senior Sales Specialist」や「Production Engineer」などいくつかの職種で中途採用が募集されています。選考フローはコーポレートサイトには明記されていませんが、応募後、書類選考と数回の面接が実施されます。口コミによると、面接官は日本の人事担当者や、応募部署の管理職だったそうです。業務上英語でのコミュニケーションが必須となるため、面接も英語で実施されることを想定し、対策をすすめましょう。

また、採用に関する情報が不定期で配信される「Talent Community」への登録もおすすめです。

面接内容の傾向は?

同社の中途採用面接では、志望動機や職務経験などの基本的な事項にくわえ、自身の弱点や、リーダーシップを発揮した経験などを問われます。口コミによると、これらの質問への回答をさらに掘り下げるように会話が続いたそうです。

また、要旨を明確にすることを好む外資系のビジネスカルチャーに準じ、起承転結を考えて話したほうがよいというアドバイスも見られました。自己アピールの場でもある面接において、自信を持って発信することも、相手に印象を残すうえで大事なポイントとなるでしょう。

これらを踏まえ、面接までに経歴や志望動機、将来の展望を理路整然と語れるよう整理しておくほか、仕事に対する姿勢や実績を示すことができる具体的なエピソードを用意しておきましょう。また英語面接を想定し、日本語・英語両方での対策を進めておくのが得策です。

ダウ・ケミカル日本の面接攻略法(面接対策)

ダウの「Ambition」と「Purpose」を理解した上で自己分析をする

同社の面接を受けるにあたり、世界31ヶ国に広がるダウの拠点で共有されている「Ambition(大望)」と「Purpose(存在意義)」を理解しておくことが重要です。

ダウ「Annual Report 2020」 コーポレートサイトより 

Ambitionは、「Innovative(革新的)」「Customer-Centric(顧客中心)」「Inclusive(包括的)」「Sustainable(持続可能性)」の4つの柱で構成されています。

それぞれ、「世界を変える素材とソリューションの創造」、「楽しく効果的な顧客第一主義のビジネス」、「包括的な労働力を擁すること」、そして「社会・地球環境の持続可能性の追求に努めること」を託して掲げられたビジョンです。

ダウ「Annual Report 2020」 コーポレートサイトより 

Ambitionの柱のひとつでもある「Sustainable」は、専門家やパートナーとの協働により、持続可能な未来を築くことをうたった同社のPurposeにも直結しています。二酸化炭素排出量の大幅削減とプラスチックごみ廃絶の2つを軸とした「気候を守る」ための施策は、2050年のカーボンニュートラル達成を最終目標として実施されています。2025年、2030年、2035年を区切りとして立てられた段階的な具体目標は、コーポレートサイトで確認できます。

中途採用においては、このような同社のビジョンの実現に向け力を発揮できる人材が望まれています。素材科学会社の責任感と誇りが込められた「Ambition」に共感を示し、ひとりの社会人としてどのように活躍できるかを、論理的に思い描いておくことが大切です。

「なぜダウ・ケミカル日本に転職したいのか」の明確化には他社研究を

採用面接に臨むにあたり、「なぜダウ・ケミカルなのか」という質問に対する明確な回答を用意しておきましょう。この質問には、「この人はどのような仕事をしたいのか」「これまでの経験をどのように活かせるのか」だけではなく、同社への理解度を測る意味合いも含まれています。

同社への理解を深める上では、競合他社についての研究が有効です。他社の製品ポートフォリオや進出市場、歴史やビジョンを知り比較することで、ダウ・ケミカルの特性や業界における立ち位置などをよりしっかり把握することができるでしょう。そのうえで思慮深く志望動機を構築することが、説得力のある受け答えにつながります。

具体的には、以下のような企業について研究してみることをおすすめします。

デュポン株式会社
BASFジャパン株式会社
旭化成株式会社

ダウ・ケミカル日本の採用面接で実際に聞かれた質問内容

企業研究を通し、同社の社風やビジョン、求める人材像が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。

同社の場合、「個人を尊重し合う自由主義のなか、それぞれがプロ意識を持って自分の仕事を追求し、キャリアを切り拓く」社風の中で、「グループのビジョンに共感し、その実現に向けてこれまで培ってきた力を発揮できる人材」であると印象づけられるよう、準備をすすめましょう。そのためには、自身の実績や能力を一度じっくり棚卸しし、自己アピールにつながる具体的なエピソードを洗い出してみることも有効です。

ここで、口コミをもとに同社の面接の質問例をご紹介します。自分ならどのように答えるかシミュレーションするなど、面接対策の一環として役立ててください。

ダウ・ケミカル日本株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)

[30代前半・男性/技術関連職] 【結果:三次を辞退】

質問

自身の弱いところはどこですか?

回答

面接で英語のプレゼンをしたときに、出席していただいた全ての人…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/人事] 【結果:最終を辞退】

質問

リーダーシップを発揮した経験を教えてください。

回答

学生時代のサークル活動で代表を務めた経験を引用して答えた。…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代後半・男性/セールスエンジニア] 【結果:入社】

質問

希望の年収は?

回答

日本語で実施された人事との一次面接で印象に残った質問です。…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代後半・男性/セールスエンジニア] 【結果:入社】

質問

これまでの職務経験を教えてください。

回答

英語での面接だったため、職務経歴を英語で回答…(口コミの続きとアドバイスを見る

ダウ・ケミカル日本の採用面接に向けて

ダウ・ケミカル日本の中途採用面接に向けて押さえておきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3点です。

「個人を尊重し合う自由主義のなか、それぞれがプロ意識を持って自分の仕事を追求し、キャリアを切り拓く」社風を意識し、「グループのビジョンに共感し、その実現に向けてこれまで培ってきた力を発揮できる人材」であると印象づけられるよう、自己アピールの方法を考える。

ダウの「Ambition」と「Purpose」を理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

競合他社についてもよく研究し、「なぜダウ・ケミカル日本なのか」に対する答えを明確にしておく。



これらのポイントをおさえて企業研究・面接対策をおこない、当日は自身の経歴や実績に自信を持って、入社の意欲を伝えましょう。

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