2021年06月21日
結婚指輪をはじめとしたオーダーメイドジュエリーの製造販売を手掛けているケイ・ウノへの転職。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、共に働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策しましょう。
ケイ・ウノはアレンジからフルオーダーまで、ジュエリーのオーダーメイドに力を注いでおり、年間4万種類のデザインを生み出しているのが特徴です。口コミでも「お客様の要望を聞きながらそれを形にでることがやりがい」「お客様の求めるものを汲み取り一緒に作り上げていく過程におもしろさを感じる」との声があり、社員もオーダーメイドに価値を感じていることが見受けられます。
またジュエリー業界という華やかな職場であるがゆえに、女性が多いとのこと。そのため女性の管理職の比率も高く、店長や管理職を目指しやすい環境で男女問わず活躍できることがわかります。産育休からの復帰率も96.4%と高く、多くの社員が結婚や出産などのライフイベントがあったとしても仕事を続けられているようです。
一方、販売という仕事上、土日は出勤になることが多く、休日についてのコメントも寄せられています。しかし「お客様にとって一生の特別なものに携われることが喜び」という声もあり、プロフェッショナルな意識を社員自身が持って接客していることがうかがえます。
このように、オーダーメイドに対し誇りを持っているケイ・ウノ。こうした社風にフィットする人材であるかどうかを、面接では見極められるでしょう。
ケイ・ウノの採用サイトでは、選考の流れは書類選考→面接(2~3回)→内定となっています。しかし口コミでは筆記試験があったというコメントがいくつか見受けられましたので、試験対策もしておくと安心です。面接官は役員や、最終では社長というケースもあるようですので、事前に自分の思いや意見を整理して臨むようにしましょう。
また選考期間は1週間~3か月と状況によって幅があります。現在、採用ホームページでは下記の職種を募集しています。詳細や最新情報については求人要項を確認しておきましょう。
・ジュエリーコンシェルジュ
・クラフト
面接に関する口コミによると、「今後の展望」や「自身の夢、キャリア」についての質問があり、将来活躍できるか、前向きな姿勢があるかを確認していることがわかります。そのため「なぜ同社を選んだのか」「今後何をやりたいのか」を今までの経験やエピソードと繋げ、具体的に話せるよう準備しておきましょう。
また、面接時の服装についても、面接経験者からアドバイスのコメントがありました。普通のスーツでも構わないのですが、ジュエリーブランドという華やかな職場であり、清楚で上品な装いの社員が多いため少し気を遣った方がよいとのこと。そのため面接時は、一般的なリクルートスーツよりも少し色味があるジャケットや、華美すぎないインナーを着用するなど、清潔感が感じられる服装を意識しましょう。
同社が掲げるvisionを面接の前にきちんと確認しておきましょう。
同社ではvisionを現在と未来と2つにわけて宣言しています。
ケイ・ウノ 採用サイト
まず現在のvisionは「新たな可能性へチャレンジ」。
オーダーメイドジュエリーという強みをさらに活かすために、万人受けする商品を大量消費するのではなく個人そのものにフィーチャーした商品づくりをおこなうとしています。
例えばディズニーやサンリオのキャラクターをイメージしたジュエリーの創出や、ベビー、ペットジュエリー市場の開拓など、その人ならではのこだわりや特別感を演出し、その人そのものを大切にしていくことを伝えています。
ケイ・ウノ 採用サイト
未来のvisionは「目指すはオーダーメイド百貨店」です。
ジュエリーに限らず、家具や洋服、保険などありとあらゆるものをオーダーメイドで作る世界を描いており、ECサイトを用いてお客様の要望を集め、制作できる「オーダーメイド百貨店」を実現したいと考えています。
ケイ・ウノ 採用サイト
以上のことから、現在のケイ・ウノに求められているのは、オーダーメイドジュエリーの価値に共感しつつ、新たな変化に柔軟に対応できる人。さらにその理想に向かって挑戦していく度量や意欲がある人材といえるでしょう。
面接では「なぜケイ・ウノなのか」という志望動機について質問されることがあります。それは「同社で何を実現したいと思っているのか」「それは実現できるのか」という部分だけでなく「同社の特徴をきちんと理解しているか」という点も確認しようとしているからです。そのため同社を受けるにあたっては、ケイ・ウノが大切にしている価値観や将来像を理解し、自身の意見や想いも共に整理しておくとよいでしょう。
また業界理解や職種理解をすることで、より同社の強みや特徴を理解することができます。したがって、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことをおすすめします。
同社が目指している事業の方向性や求める人物像など、何を意識すべきかが明らかになってきたのではないでしょうか。面接では、ジュエリーブランドであることに加えオーダーメイドで一人ひとりのお客様と真摯に向き合う社風を認識し、自身がどうお客様と対峙できるかなどを今までの経験やエピソードからアピールできるようにしておきましょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、考えながら事前の対策としてそなえておきましょう。
ケイ・ウノの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
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