2021年06月21日
コーヒーや輸入食材などを販売する「カルディコーヒーファーム」を運営するキャメル珈琲への転職。採用面接は新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われる他、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、共に働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策しましょう。
1977年に設立し、コーヒー豆の卸売営業から始まったキャメル珈琲。1986年に自家焙煎のコーヒー豆や輸入食材などを販売する「カルディコーヒーファーム」の第1号店をオープンして以来、現在では日本全国、海外にも店舗を構えるほどに成長しました。
そんな同社は、「明るく元気で向上心の高い人が多い」「新しい商品が次々に入荷し、さまざまな商品を目にすることができ楽しい」「売れるための工夫をし、結果が出るとやりがいを感じる」といった口コミから、躍動感があり元気な社風であることがうかがえます。ほかには、「店舗は女性ばかりなので、力仕事も多く体力が必要」「売上目標にシビアで、店舗全体で目標達成を目指すため、スタッフの士気が高い」といった声もあり、体育会系の企業風土も持ち合わせています。
女性社員が多いことから、「女性が働きやすい環境を整えている」「キャリアアップも目指せる」「女性管理職も多い」という口コミも見られました。ライフステージの変化に伴う柔軟な働き方にも理解があり、長く働くことができる環境が整っているといえるでしょう。
「おいしさと笑顔をつなぐ」。このミッションの下で、作り手と使い手をつなぐ架け橋となることを目指している同社。「体育会系で、向上心が高く躍動感がある」社風に合致する人材かどうかを、面接では見極めていきます。
書類選考後、面接がおこなわれます。面接回数は、2回であることが多いようです。また、面接時に簡単なPCスキルのテストがおこなわれたという口コミも見られました。職種により選考フローは異なりますが、どのような面接にも柔軟に対応できるようにしておきましょう。
選考期間は概ね1~2週間で、スピード感のある選考がおこなわれているようです。
2020年6月現在、中途採用サイトによると、事業拡大により積極的に採用がおこなわれているようです。全国のカルディコーヒーファーム各店舗で募集があることから、希望のエリアや働き方に即した雇用形態で検索してみましょう。2020年4月1日から職業安定法施行規則の一部改正に伴い、同社の執務エリアはすべて禁煙となりました。入社希望の方は、この点も確認しておく必要があるようです。
同社の面接は、堅い雰囲気ではなく和やかであったという印象を持つ人が多いようです。特に厳しい質問はなく、「志望動機や自己PRなど一般的なことを聞かれた」という口コミが見られました。「なぜ同社に興味を持ったのか」「これまでの経験やスキルをどう活かせるのか」など、具体的なエピソードを交え説明できるようにしておきましょう。
ほかには、「体力に自信があるか」と聞かれたという口コミが多くありました。店舗では、重い商品を運んだり、積み上げたりすることもあり、接客業であることから声出しも必要となります。体育会系の雰囲気に抵抗がなく、体を動かすことが好きな人や体力に自信のある人には、挑戦できる環境が整っているといえるでしょう。
面接前に実際に店舗に行き、雰囲気やスタッフの働き方などを見ておくことも大切です。事前に自分の強みがどのように同社で活かせるか、アピールできるようにしっかりと準備をしておきましょう。
面接を受ける前に、同社のミッションについて理解しておきましょう。
自家焙煎コーヒー豆の販売から始まった同社は、現在では、「カルディコーヒーファーム事業」「卸売り事業」「海外事業」「飲食事業」の4事業から成っています。ほかに6社の関連会社があり、カフェ、レストラン事業、ぶどうの栽培・醸造・製造をおこなうファーム事業、輸入食品の開発、卸売業など、幅広く事業展開しています。
そんな同社のミッションは、「おいしさと笑顔をつなぐ」。作り手のこだわりや情熱を使い手に届け、使い手の声を作り手に伝える。同社はその架け橋となることを目指しています。
キャメル珈琲 コーポレートサイトより
このミッションを支えているのは、「地球にいいことしてる?」という同社のテーマ。自然に敬意を表し、大地の恵みを大切にし、愛情をこめて生産された製品をお客様に届け続ける。そのためには、自然や環境を大切にすることが何よりも重要です。「食を通して繋がる人々への想い」「地球への想い」を大切にする姿勢は、同社の製品にも表れています。
環境と動植物保護に配慮し、伝統的、持続可能な農法を守り、農家を支えながら渡り鳥の生息地を守るバードフレンドリー® コーヒープログラム。同社は、2006年からバードフレンドリー®認証コーヒーを販売し、収益の一部は、スミソニアン渡り鳥センターの研究調査資金として還元されています。
キャメル珈琲 コーポレートサイトより
「おいしさと笑顔をつなぐ」このミッションの下で、作り手と使い手をつなぐ架け橋となることを目指している同社。面接ではこの使命に共感し、「体育会系で、向上心が高く躍動感がある」社風を意識して志望動機を述べることが、強いアピールとなります。
同社の面接では「なぜキャメル珈琲なのか」と問われることが多いようです。この質問により「同社のミッションを理解しているか」「同社の社風に合致した人材か」などを見極めます。この問いに答えるには、同社への理解はもちろん、競合他社についても理解を深めておくことが重要です。
競合他社と比較して同社の特徴をより深く理解するとともに、同社の強みと自分の強みをマッチングさせ、自己アピールにつなげましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことをおすすめします。
●カフェランテ(イオンリテール株式会社)
●ジュピターコーヒー株式会社
●株式会社成城石井
企業研究や他社研究を通じて、同社が目指している方向性やどのような人材を求めているのか、分かってきたのではないでしょうか。面接では。「体育会系で、向上心が高く躍動感がある」社風を意識し、同社に貢献できる人材であることを、具体的なエピソードを交えながらアピールできるようにしておきましょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問を紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考え、自分の言葉で答えられるように面接対策をしておきましょう。
同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
●「体育会系で、向上心が高く躍動感がある」社風を意識して、自身と社風がマッチしていることをアピールする。
●同社のミッションを理解し、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
●競合他社についても研究し、「なぜキャメル珈琲か」に対する答えを明確にしておく。
これらを意識して自己分析や企業研究をおこない、自己アピールにつなげましょう。そして、面接当日は、明るく元気よく入社への熱意を自分の言葉でアピールできるよう準備して臨みましょう。
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