2021年06月21日
個人、企業を対象に商品の提供を行っているプルデンシャル生命への転職。中途採用面接では、新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われる他、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されるので、事前にしっかり対策しておきましょう。
創業30年を越すプルデンシャル生命保険(以下、プルデンシャル生命)。外資系企業として、「リビング・ニーズ特約」「保険金即日支払いサービス」「骨髄ドナー給付」を日本で初めて提供しました。
社風は体育会系の雰囲気が強く、営業教育が徹底しているようですが、「どちらかというと"プルデンシャル教"のような感じで、この考えについていけない人は不向き」といった声もあります。また個人事業主なので、会社からのサポートや指示はなく、自分で考え行動し、顧客を増やしていく形になります。自己管理がきちんとでき、時間管理能力と仕事遂行能力の高い人材が求められるでしょう。
保険会社ならではの契約が取れないと給与が下がりキツイといった声も多くあります。年収も成績によってかなりの幅があるようです。「夢や目標が明確で、なにがなんでも絶対に叶えるという確固たる思いがある人にはとても向いているが、そうでない人は体力的、精神的に追い詰められ辛い」といった口コミが多く見られます。確たる目標や達成しようという強い意志をもつ人が向いている職場といえます。
顧客の人生設計に必要なものを提案し、その後もパートナーとして、長きにわたりサービスを提供し続けることを目指しています。採用面接ではこうした社風にマッチした人材であるかが見極められるでしょう。
選考プロセスは、書類選考、筆記試験、面接(2回以上)です。筆記試験は、本社で会社説明会と同日もしくは面接の前後に実施されます。筆記試験、面接ともに長丁場だったという口コミが多いです。筆記試験は、SPIの問題集などで対策をすると良いでしょう。面接の際は、細部まで挙動を確認されるようで、「お茶を運んでくださる事務の方に、目を向けてお礼が言えていたかなども見ている」といった声もありますので、社内に入った時点で、見られているという意識をしっかりもち、立ち居振る舞いに気を付けましょう。面接は人によっては、3〜5回程あったという声もあります。面接官は課長から部長クラス、役員クラスが担当することが多いようです。
コーポレートサイトに、細かい募集職種の紹介や募集要項等が記載されています。社員インタビューも記載されてますので、事前に確認するようにしましょう。また職種によっては選考会場が仙台など場所が異なりますので、併せて確認するようにしましょう。
面接では、オーソドックスな質問がほとんどのようです。その中で特に多い質問としては、「これまでの成功体験と失敗事例について」です。過去の経験とその時の自身の行動を聞く質問が多く見受けられます。いつ、どんな状況で、何をする必要があり、そのために具体的にどんな行動を行い、その結果どうなったのかなど、会話が成立しているかを意識し、順序立てて分かりやすく簡潔に伝えられるように、過去の経験を整理しておきましょう。
また向き不向きのある保険の営業なので、本当に続けられるか、今後の展望など確認されることが多いようです。稼ぎたいという気持ちだけではなく、入社後の目標や生命保険の本質をしっかり捉え、意欲を伝えることが大切です。コーポレートサイトの社員インタビューや、理念をしっかり押さえ、面接に臨むようにしましょう。
その他、応募する際に提出するエントリーシートについて、雑だと指摘を受けたという面接経験者もいるようです。顧客に丁寧に保険の説明、商品の良さ、なぜ必要かを伝える仕事でもあるので、応募書類も同様に、丁寧に、内容をきちんと整理して書くように注意しましょう。
面接対策についてもっと具体的な情報を知りたい場合は、引き続きこの記事をお読みください。面接攻略法や、過去の面接で実際に聞かれた質問内容とその回答例をご紹介します。
プルデンシャル生命の面接を受ける上では、「Core Values」を理解しておくことが不可欠です。主だった内容は以下となります。
これは、今後活躍する人材を採用する人事戦略に影響します。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの方針に合致した人材であることをアピールしましょう。
日本にあっては、すでに契約しているものを見直し改善するということが営業での大きなポイントとなります。かつ顧客の人生に関するお金の管理をすることにもなるため、顧客にとって最適なアドバイスができるかが求められるでしょう。顧客に合う商品や人生設計を真剣に考え、豊富な知識で対応できる人材であることを、これまでの経験を通じてアピールできると良いでしょう。
営業に関してあまり良いイメージを抱いていない顧客もいるので、そこから信頼を得て契約に結び付けるコミュニケーション能力や、顧客への真摯な対応も非常に大切です。前職の経験などから、良い反応でなかった顧客に対し、誠心誠意対応する中で顧客の認識を変え、成果を得られたことなどがあれば、エピソードとして紹介しアピールすると良いでしょう。
顧客一人ひとりに最適なものは何かを見抜き提案できる力と、マイナスなイメージから誠実な対応で信頼を獲得することができる人材であることをアピールするようにしましょう。
面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜプルデンシャル生命か」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も見ています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、企業についてしっかりと理解する。そのためには、競合となりやすい他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
●ソニー生命保険株式会社
●メットライフ生命保険株式会社
●東京海上日動あんしん生命保険株式会社
このように採用面接を受ける前には、Core Valuesに基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「顧客の人生設計に必要なものを提案し、その後もパートナーとして、長きにわたりサービスを提供し続ける」という社風を意識して、「顧客一人ひとりに最適なものは何かを見抜き提案できる力と、マイナスなイメージから誠実な対応で信頼を獲得することができる人材」と印象づけられるようさまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
プルデンシャル生命保険の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたのは、以下の3つです。
●「顧客の人生設計に必要なものを提案し、その後もパートナーとして、長きにわたりサービスを提供し続ける」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。
●Core Valuesを理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
●競合他社についても研究し、「なぜプルデンシャル生命保険か」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールできるよう心がけましょう。
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