2021年06月21日
三菱UFJフィナンシャル・グループで日本最大級のシンクタンク・コンサルティングファームである、三菱UFJリサーチ&コンサルティングへの転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。
社員数約950名、売上高190億円超と日本最大級の陣容と業容を誇る、三菱UFJリサーチ&コンサルティング。三和総合研究所等を前身に、2006年にUFJ総合研究所、ダイヤモンドビジネスコンサルティング、東京リサーチインターナショナルの3社が合併して発足されました。「Humanismに立脚し、RomanticismとRealismの両立を目指す」を企業理念に、大企業・中小企業への戦略コンサルティングからグローバルコンサルティング、中央官庁や地方自治体に対する政策研究・調査業務まで幅広く事業を展開しています。
同社の社風は口コミによると、上層部は銀行からの出向も多く保守的な面がある一方、コンサルティングや研究部門の現場は自由闊達でフラットな雰囲気のよう。また、20代~30代の若手社員が半数以上で、仕事もワークスタイルも個々の裁量が大きいのも特徴です。任されるプロジェクトも多彩で、自ら手を上げれば希望するプロジェクトにアサインされるケースもあり、主体的にやりたいことを実現できるチャンスも多いでしょう。若いうちから企業の経営トップなどと直に話して提案もできるため、プレッシャーが大きい反面、社会や企業の発展に寄与できることにやりがいを感じる社員が多くいます。
自由で裁量の大きな職場で主体性を発揮し、プロジェクトを通して企業や社会の発展に貢献していく。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは通年で中途採用が行われています。同社の職種は大きく分けると、主に民間企業を担当する「コンサルタント」、主に国や地方自治体を担当する「研究員」、「総合職」の3つ。応募の際はキャリア採用サイトで希望する職種を選んで専用フォームからエントリーする形になっています。各職種ごとに、応募条件や求める人物像、仕事内容、勤務地、待遇などが詳しく記載されていますので、応募前によく確認しておきましょう。
選考プロセスは、「書類選考」→「適性検査」→「面接(複数回)」→「採用オファー」という流れになっています。面接回数は平均3回程度で、事業部やポジションごとに異なるようです。面接は人事や現場の責任者、役員などが担当するケースが多く、面接官は2名だったという情報も。また、複数回の面接で同じ面接官と何度か会うケースもあるようなので、話が重複しないように複数の回答パターンを準備しておくと安心です。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの面接は、「自由で裁量の大きな職場で主体性を発揮し、プロジェクトを通して企業や社会の発展に貢献していく」という社風が大いに反映されています。口コミによると、同社の面接では転職理由や志望動機などオーソドックスな質問が多いものの、面接を通して「自分が物事をどう考えているかを深く洞察されているようだった」という声も。また、困難な状況でどう対応したかを質問をされることもあり、実際に変化やトラブルを自らどう乗り越えてきたかという”人となり”も見られるようです。
面接の雰囲気は、「カジュアルだった」「威圧感はなく温和だった」という口コミが多数。人間性や話に筋が通っているかも重視されるため、飾らずに自分の言葉で丁寧かつロジカルに話ができると良いでしょう。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの採用面接を受けるにあたり、同社の『行動指針(Principles)』についても理解を深めることが重要です。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング コーポレートサイトより
上記によると、「情熱」「最善」「研鑽」「協働」「倫理」がキーワードとして挙げられています。中でも、「いかに志と情熱をもって未来の価値創造に挑戦できるか」「お客様のために最善を尽くし、期待を超える付加価値を提供できるか」「一流の気概をもって自ら研鑽に努め、知見を共有して仲間の成長に貢献できるか」は、同社で働く上でも大きなポイントになるでしょう。
面接でも、上記の『行動指針(Principles)』を押さえた上で自分の経験や意欲をアピールできればベストです。これまでどのような志をもって業務に取り組んできたかや、自らの提案・研究でクライアントに価値を提供できたことなどを、具体的なエピソードを通して真摯に説明できると良いでしょう。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの面接では、「なぜ三菱UFJリサーチ&コンサルティングに転職したいのか」という質問が必ずと言っていいほど出されます。面接官はこの質問を通し、「応募者は当社で何を実現したいのか」を確認するとともに、「本当に当社を理解しているのか」についても見極めようとしているのです。
この質問に明確に回答するためには、同社の理解を深めることはもちろん、以下に挙げるような競合企業についても事前に調べておくことをおすすめします。社風や事業内容などについての違いを理解した上で同社の強みを把握し、志望動機をまとめておきましょう。
野村総合研究所
日本総合研究所
みずほ情報総研
大和総研ホールディングス
三菱総合研究所
ここまで、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの社風や面接内容、価値観などについてご紹介してきました。同社が求める人物像についてイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
面接を受ける際には、「自由で裁量の大きな職場で主体性を発揮し、プロジェクトを通して企業や社会の発展に貢献していく」という社風を意識し、「志高くお客様の課題解決に取り組み、プロ意識を持って自己研鑽できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの面接を受けるにあたって、押さえていただきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。
「自由で裁量の大きな職場で主体性を発揮し、プロジェクトを通して企業や社会の発展に貢献していく」という社風を意識して、「志高くお客様の課題解決に取り組み、プロ意識を持って自己研鑽できる人材」であることを、具体的なエピソードを交えてアピールする。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの『行動指針(Principles)』を踏まえた自己分析を行った上で、人間性やこれまでの経験をアピールする。
競合他社の研究を通し、三菱UFJリサーチ&コンサルティングならではの独自性や強みを把握し、「なぜ三菱UFJリサーチ&コンサルティングを志望するのか」という質問に対する答えを準備しておく。
上記のポイントを参考に万全に準備し、面接当日は悔いのないように、仕事に対する志や同社で実現したいことなどを自分の言葉でしっかりと伝えましょう。
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