【面接対策】モンテローザの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】モンテローザの中途採用面接では何を聞かれるのか

「白木屋」「笑笑」「魚民」など、数多くの有名飲食チェーンを運営するモンテローザ。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をすすめましょう。


モンテローザの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

モンテローザは居酒屋を中心に、計35ブランド・1,600以上の飲食店を運営しています。2015年にはホテル業界、2019年にはフィットネス業界にも進出。サービス業において挑戦を続けている企業です。

同社では常に接客のクオリティーを追求し、中途採用でも「ニーズやシーンに合わせた『マニュアル以上の接客』が求められる」と明記しています。また、「評価=昇給昇格=やりがい」というコンセプトの下、実力主義で社員を評価。同社では、より良い店舗運営に向けて常に研究・研さんが求められます。

そんな同社の口コミには、「深夜労働が多い」といった意見があります。やはり居酒屋勤務という点から、深夜労働となることはある程度仕方ないでしょう。一方、近年は働き方改革にしっかりと取り組んでいます。「産前産後休暇や育児休暇、介護休暇等の制度が整っている」「週休3日勤務や時短勤務などさまざまな働き方が可能」「以前より有給休暇を取得しやすくなった」と実感する社員も多いようです。

「マニュアル以上の接客を行い、より良いサービスを常に追求する」。採用面接では、応募者がこのような社風にフィットするかどうかを見極められます。

選考は何次まで?

全国に店舗を持つ同社では、北海道から沖縄県まで幅広い地域で中途採用を実施しています。勤務形態は「週休2日制社員・週休3日制社員・地域限定社員」の3つから選ぶことができ、地域限定社員であれば転居を伴う転勤はありません。応募する際は、モンテローザ中途採用サイトからフォームにアクセスし、必要事項を埋めて送信すれば完了です。

口コミによると、面接回数は同じ店長職でも「1回」や「3回」などばらつきがあります。地域や時期によって選考フローが異なる可能性がありますので、初めに確認しておくと安心です。選考はスピーディーに進み、中には1週間で内定が出た人もいます。応募時からある程度、面接準備を進めておくと望ましいでしょう。

面接内容の傾向は?

面接では志望動機や条件面のすり合わせなど一般的な事柄の他、さまざまな角度から質問が飛んでくるため、柔軟な対応が求められます。例えば「自分を植物にたとえると何か?」と問われた選考経験者もいました。

また、「あなたの夢は何か?」と聞かれた人も多数います。中でも「将来的に自分の店を持ちたい」など、モチベーションの高さをアピールした人が内定を勝ち取っている傾向にあります。いかに飲食業に情熱を注げるかという点を伝えましょう。

また店長職志望者の中には、「あなたなりの売上を上げる方法は?」とプレゼンを求められた人もいました。実力主義を歌う同社では、意識の高さをアピールするだけでなく、具体的な提案力も求められます。店舗運営方法について勉強しておくと、面接で生かすことができます。

モンテローザの面接攻略法(面接対策)

モンテローザのビジョンを理解した上で自己分析をする

モンテローザの面接を受ける前に、同社の社長が掲げるビジョンを理解しておきましょう。同社のコーポレートサイトには、社長である大神輝博氏のメッセージが掲載されており、この中から採用につながるヒントがいくつも得られます。

モンテローザ コーポレートサイトより

特に、大神氏は将来的に「世界6,000店舗、年商1兆円」という大きな目標を掲げています。現在の店舗数と比べると4倍弱。そんな同社の志の高さに共鳴するように、応募者自身も高い目標を持っていることをアピールしましょう。

また、「地道にコツコツ、一店舗ずつ」「不器用でもコツコツ努力できる、可能性ある”人材”を応援したい」とあり、同社では忍耐強さや地道な努力も求められることが分かります。努力を続けて仕事を成し遂げた経験を打ち出すと効果的でしょう。

「なぜモンテローザか」をはっきりさせるためには他社研究が必要

面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜモンテローザなのか」というものがあります。面接官はこの質問を通して、「飲食業界に向いているか」「それまでの経験を同社で生かせるのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」ということを見極めます。

業界や職種の枠を超えてモンテローザという企業について理解するためには、競合となりやすい企業についても調べておく必要があります。他社との違いを明らかにした上で、「なぜモンテローザなのか」について、説得力のある答えを用意しておきましょう。例として、以下のような企業とモンテローザとの違いを調べてみてください。

  • ワタミ株式会社
  • 株式会社レインズインターナショナル
  • 株式会社大庄

モンテローザの採用面接で実際に聞かれた質問内容

モンテローザが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。モンテローザの場合「マニュアル以上の接客を行い、より良いサービスを常に追求する」という社風を意識して、「高い目標を持ち、コツコツと努力を続けられる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

[20代前半・女性/経営幹部] 【結果:内定を辞退】

質問

あなたを植物にたとえると何ですか?

回答

たんぽぽ。コンクリートを割って生えるたんぽぽをイメージし、逆境にも…(口コミの続きとアドバイスを見る

質問

体力はありますか?

回答

部活をやっていたので体力に、自信があると答えた。基本的にはハキハキ…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:入社】

質問

あなたの長所はどこですか?

回答

粘り強いところです。仕事や勉強に対して最後までやり切ることを目標…(口コミの続きとアドバイスを見る

[10代後半・男性/店長] 【結果:入社】

質問

あなたの夢は何ですか?

回答

私の夢は自分の店をもつことです。そのために御社で働き学びたいと考えて…(口コミの続きとアドバイスを見る

モンテローザの採用面接に向けて

モンテローザの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「マニュアル以上の接客を行い、より良いサービスを常に追求する」という社風の中で、「高い目標を持ち、コツコツと努力を続けられる」人材であることをアピールできるよう具体的なエピソードを用意する。

  • モンテローザのビジョンを理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜモンテローザなのか」に対する答えを明確にしておく。

これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

この記事の執筆者

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