【面接対策】Amazon(アマゾンジャパン)の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】Amazon(アマゾンジャパン)の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】Amazon(アマゾンジャパン)の中途採用面接では何を聞かれるのか

国内シェアNo.1を誇る総合オンラインストアを運営し、クラウドサービス(AWS)や物流分野でも圧倒的な存在感を持つAmazon。中途採用面接では過去の具体的な業務成果やリーダーシップの発揮、失敗からの学びが重視され、人間性やカルチャーフィットも評価対象となり、長期的に成長できる仲間であるかを多角的に審査されます。


目次

転職市場におけるAmazonの人気は高く、選考難易度も外資系企業の中でトップクラスとされています。待遇面でも高年収企業として知られており、一般職でも年収600〜800万円台、マネジメント層では1,000万〜1,200万円を超える水準が目安とされています。

この背景から競争倍率は非常に高く、口コミでは「一次面接の通過率は2〜3割程度」といった声もあります。本記事では、Amazonの中途採用面接に臨むにあたり最低限押さえておきたいポイントと、実際の応募者が体験した質問例と回答例を紹介します。最新の口コミや体験談も交えて、最新のリアルな面接傾向を解説します。

Amazonの採用面接前に知っておくべきこと

この章では、Amazonの企業文化、選考の流れ、面接の聞かれ方を整理します。

社風への理解

アマゾンジャパン(以下、Amazon)は2000年に設立され、現在では数億点の商品を扱う総合オンラインストアへと発展しました。EC事業では国内シェア首位を維持しつつ、AWS(クラウド事業)、物流、広告など多方面にビジネスを拡大しています。

Amazonのカルチャーは、実力主義と成果主義が色濃く反映されており、若手であっても責任あるプロジェクトを任される一方で、結果や数字を厳しく求められます。定期的な目標設定や進捗レビューを通じて、どのようにチームを巻き込み成果を出すかが重視されます。

口コミでは「急激な成長に組織が追いつかない」という声も見られますが、同時に「大規模プロジェクトや優秀な人材との協働を通じて成長できる場」として評価されています。その分、仕事量は膨大でハードさも伴うため、高いモチベーションと変化を楽しむタフさが不可欠です。

選考は何次まで?

職種やチームによって細部は異なりますが、Amazonの中途採用はおおむね次の流れになります。

  1. 書類応募
  2. 初回の電話・ビデオ面談(通常1~2回)
  3. 職種別アセスメント(実施の有無は職種によります)
  4. インタビューループ
  5. 結果連絡

初回面談(1~2回)

  • リクルーターや採用担当者との電話・ビデオ面談を経て、要件適合が確認されます。
  • 必要に応じてロール別アセスメント(オンラインコーディング、ワークシミュレーション など)が案内されます。どのようなアセスメントがあるかは職種によって異なります。

インタビューループ

  • インタビューループとは、複数の面接担当者が担当分野ごとに候補者と個別面談を行い、総合的な評価を行う選考方式です。
  • Bar Raiser(バーレイザー)が参加するのが特徴で、合計で概ね2~7名程度と会うケースが案内されています。ここで職務適性と Our Leadership Principles の体現度を総合的に評価されます。
  • なお、Bar Raiser(バーレイザー)とは、応募部署以外の訓練された面接官のことで、第三者の立場で候補者をOur Leadership Principlesに沿って候補者を評価する役割を担います。そして、その候補者が現社員の平均を明確に上回っているか、入社後にチームの水準を引き上げられるか、を採否に強く影響する形で判定します。

結果連絡の目安

  • 公式の案内では、電話面談後は2営業日以内、インタビューループ後は5営業日以内に結果連絡を行う「Candidate Promise」を示しています(状況により前後します)。

補足:応募ロールがクローズした場合

  • 公式FAQには、面接合格後に当初ロールが「埋まった/締め切られた」場合の取り扱いについての案内項目があります。個別の事情に応じてリクルーターが対応します。

よくある質問:面接プロセスIcon outbound

https://www.amazon.jobs/content/jp/faq/interview-process

面接プロセス全体を通して何が期待できるかについての情報をご覧ください。

面接内容の傾向

Amazonの面接では、ブレインティーザー(なぞなぞやトリック問題)を出題しません。なぜなら、評価はLeadership Principles(LP)に沿った行動面接(STAR)を中心に行うからです。したがって、抽象的な問いに備えるよりも、過去の具体的な経験をLPと結びつけて説明できるように準備することが重要です。

  • 軸は「LP×STAR方式」です。過去の状況・課題・行動・結果を、定量データとともに整理しておきます。面接では一貫性と再現性を見られます。
  • STAR方式とは、面接において応募者の過去の具体的な経験や行動を4つの視点で整理して深掘りする質問・回答フレームワークです。
    1. Situation(状況):その時はどんな背景・状況だったかを明確に示す。
    2. Task(課題):その状況下で直面した課題や自分の役割を説明する。
    3. Action(行動):課題に対してどのように具体的な行動を取ったかを述べる。
    4. Result(結果):その行動の結果、どんな成果・変化があったかを明らかにする。
  • 多い質問は「失敗談の深掘り」です。失敗の原因、リカバリー、学び、再発防止や仕組み化まで説明します。小さな出来事ではなく、一定の影響があった事例を用意します。
  • 「職種別の実務寄りアセスメント」があります。実施の有無・内容・使用ツールは職種や地域で異なります。案内メールの指示に従って準備します。

以下は代表的な実務寄りの質問例です。

  • これまでの最大の失敗は何ですか。原因と再発防止策、結果(数値)を含めて説明してください。(LP:Ownership/Dive Deep/Deliver Results)
  • 顧客満足の低下を検知した場合、どのデータを見て、どの順番で打ち手を講じますか。(LP:Customer Obsession/Are Right, A Lot)
  • 入社後90日でどのような価値を提供しますか。計画とKPIを教えてください。(LP:Think Big/Deliver Results)

【最重要】Amazonの「Leadership Principles」を理解する

Amazonの中途採用面接を突破するうえで最も重要なのが、Our Leadership Principles(以下LP)です。社員の評価や意思決定はLPを基準に行われており、面接では必ずLPに紐づいた質問が出ます。ここでは16項目すべてを簡潔に解説し、面接での想定質問と準備ポイントを示します。

1. Customer Obsession(顧客へのこだわり)

顧客を起点に考えて行動し、長期的な信頼を得る姿勢を求めます。短期の競合より顧客の信頼を優先します。

  • 想定質問:顧客の不満を起点に改善した経験を教えてください。どの指標で効果を確認しましたか。
  • 準備ポイント:VOC(Voice of Customer。顧客の声)、NPS、再購入率などの数値とともに語れるように準備します。
  • なお、NPS(Net Promoter Score)とは「商品・サービスをどれくらい他者に勧めたいか?」を0~10点で回答してもらい、その結果から「推奨者」「中立者」「批判者」に分けて算出するものです。企業やブランドに対するロイヤリティや収益との相関が高い指標と言われます。

2. Ownership(責任感)

リーダーはオーナー(事業・顧客・課題の当事者)として行動します。短期の結果を確実に出しつつ、長期価値を犠牲にしません。自分の担当をやり切ったうえで、部門の壁を越えて会社全体の最善を考えます。

  • 想定質問:短期のKPIと長期の価値のトレードオフをどう判断し、合意のうえで全社最適に導いてどのような成果を出しましたか。
  • 準備ポイント:短期・長期の指標、意思決定の根拠、役割分担と再発防止の仕組みを数値で説明します。

3. Invent and Simplify(発明とシンプル化)

新しい解決策を生み、仕組みを簡素にします。外部のベストプラクティスも積極的に取り入れます。

  • 想定質問:複雑な業務を簡素化して生産性を高めた事例を教えてください。
  • 準備ポイント:工数削減やリードタイム短縮の実数を用意します。

4. Are Right, A Lot(的確な判断)

多様な視点を取り入れ、事実と直感に基づく正確な判断を重ねます。自分の仮説も検証します。

  • 想定質問:誤った仮説を修正して正しい判断に至った経験を教えてください。
  • 準備ポイント:判断材料、反証、ピボットの経緯を説明します。

5. Learn and Be Curious(学びと好奇心)

継続して学び、新しい領域に挑戦します。学習を業務の成果に結びつけます。

  • 想定質問:最近学んだことをどのように仕事の成果へつなげましたか。
  • 準備ポイント:学習内容→実装→成果の流れで語ります。

6. Hire and Develop the Best(優秀な人材を採用・育成する)

採用に妥協せず、メンバーの成長を支援します。基準を上げ続けます。

  • 想定質問:採用や育成で基準を高めた取り組みを教えてください。
  • 準備ポイント:面接基準の整備、1on1、育成の成果指標を示します。

7. Insist on the Highest Standards(高い基準を貫く)

品質とプロセスに妥協せず、バーを上げ続けます。

  • 想定質問:品質基準を引き上げて欠陥や不具合を減らした事例はありますか。
  • 準備ポイント:欠陥率(Defect Rate)、SLA(Service Level Agreement。サービスレベル合意)、CSAT(Customer Satisfaction Score。顧客満足度スコア)などの改善数値を準備します。

8. Think Big(大胆に考える)

長期の視点で大きな価値を狙います。制約にとらわれずに構想します。

  • 想定質問:長期のビジョンを描き、周囲を巻き込んで実現した経験を教えてください。
  • 準備ポイント:北極星指標、ロードマップ、リスク管理を説明します。

9. Bias for Action(行動への傾斜)

不確実性が高くても迅速に動きます。可逆的な意思決定はスピードを優先します。

  • 想定質問:十分な情報がない中で素早く意思決定して成果につなげた例はありますか。
  • 準備ポイント:判断の根拠とリスク低減策を用意します。

10. Frugality(倹約)

限られた資源最大の成果を出します。制約を創造性に変えます。

  • 想定質問:費用や人員を増やさずに成果を伸ばした経験を教えてください。
  • 準備ポイント:ROI(投資利益率)、COGS(売上原価)、コスト削減額を提示します。

11. Earn Trust(信頼を築く)

率直で謙虚にふるまい、約束を守って信頼を得ます。相手を尊重して耳を傾けます。

  • 想定質問:信頼を損ねた後に関係を回復した経験を教えてください。
  • 準備ポイント:反省、是正、継続的な関係構築の手順を説明します。

12. Dive Deep(深掘りする)

細部まで確認し、データと現場の実態を一致させます。手を動かして検証します。

  • 想定質問:指標が良好でも実態に問題があったケースをどのように発見しましたか。
  • 準備ポイント:データ粒度、サンプリング方法、根本原因分析を示します。

13. Have Backbone; Disagree and Commit(反対意見を述べ、決定後はコミットする)

礼節をもって異論を述べ、決定後は全力で実行します。

  • 想定質問:上位者に反対意見を述べた事例と、その後のコミットを教えてください。
  • 準備ポイント:対話の準備、合意形成、結果の責任を明確にします。

14. Deliver Results(成果を出す)

期限とスコープを守って結果を出します。障害があってもやり遂げます。

  • 想定質問:困難な状況でも目標を達成した事例を教えてください。
  • 準備ポイント:KPI、スケジュール、障害と打ち手を具体的に示します。

15. Strive to be Earth’s Best Employer(世界最高の雇用主を目指す)

安全、ダイバーシティ、成長機会を重視します。メンバーのウェルビーイングを守ります。

  • 想定質問:チームの安全や心理的安全性を高めた取り組みを教えてください。
  • 準備ポイント:離職率、エンゲージメントスコアの改善を示します。

16. Success and Scale Bring Broad Responsibility(成功と規模には責任が伴う)

規模拡大の社会的影響を自覚して、責任ある行動を選びます。

  • 想定質問:スケール拡大に伴う外部影響を考慮して意思決定した例はありますか。
  • 準備ポイント:法規制、環境負荷、コミュニティへの配慮を説明します。

面接での活用ポイント

LPを理解するだけでは不十分です。LPを自分の行動にどう落とし込んだかを、STAR方式で一貫して語れるように準備します。

  1. 全16項目を経験に紐づけます。各LPにつき最低1エピソードを用意します。
  2. 失敗談を中心に準備します。失敗の原因、リカバリー、学び、再発防止を説明します。
  3. 数値で裏づけます。前年比、コスト、SLA、NPSなどの指標を用意します。
  4. 複数LPを1つの事例で示します。例として「Ownership+Bias for Action+Earn Trust」を組み合わせます。
  5. 深掘り質問を想定します。代替案、意思決定の根拠、反対意見への対応を準備します。
  6. グローバル環境の適応を説明します。異文化協働の経験と具体的な工夫を示します。
  7. 一貫性を保ちます。面接担当者が変わってもメッセージが揺れないように台本を整備します。

これらを整えると、LPに基づく行動特性と再現性を明確に示せます。

Amazonの面接対策の基本

この章では、面接に向けた準備の基本を整理します。

1.企業理念を自己分析に落とし込む

Amazonで働くうえで重要なのは「Every day is still Day One」という考え方です。常に初日の気持ちで挑戦し、新しいアイデアを形にしていく精神が、採用基準や人材評価に反映されています。

この理念はビジネスモデル「Flywheel(フライホイール)」とも結びついており、顧客体験向上、セレクション拡大、コスト構造最適化、低価格実現、トラフィック増加という好循環を生み出します。

自己PRでは「顧客のニーズから逆算した経験」「現状に満足せず改善し続けた経験」を軸に語ることが効果的です。

また、Amazonでは「全員がリーダー」という考えが浸透しています。マネージャーか否かにかかわらず、自分の仕事に誇りと責任を持ち、顧客の信頼を最優先に考える人材であることを示すことが大切です。

「Every day is still Day One」
Amazonでは、毎日が常に「Day One」であると考えています。
最初の一歩を踏み出す日。新たな挑戦を心待ちにする日。そして今日が、皆様にとっての「Day One」です。
素晴らしいビジネス拡大に向け、あなたのアイディアが形になり始める日。
毎日が常に「Day One」であることがAmazonを支える力となり、刺激となっています。

Amazonのビジネスモデル「Flywheel」

2.「なぜAmazonに転職したいのか」を明確にする

Amazonの面接では「なぜAmazonなのか」という動機を必ず問われます。単に「大企業だから」「年収が高いから」では弱く、AmazonのカルチャーやLPにフィットしていることが重視されます。

そのため、他社研究も有効です。楽天、ヤフー、ファーストリテイリングなどを比較対象にし、それぞれの特徴を理解したうえでAmazonに共感する理由を語れるようにしましょう。

3.LPを踏まえた事前準備を行う

Leadership Principlesは面接の評価軸です。前章の「Amazonのリーダーシッププリンシプルを理解する」を参照し、各項目に対応する自分のエピソードをSTAR方式で1つずつ用意します。

STAR方式に則り、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の順に、数字と再現性を添えて語れるように組み立てます。一貫性を保ち、面接官が変わっても同じ軸で説明します。

そのうえで、30・60・90日の計画とKPIを準備します。短期での成果創出と、長期価値に資する仕組み化の両面を示します。

Amazonの採用面接で実際に聞かれた質問内容

面接では理念や社風に合致した人材であることを、具体的なエピソードと数値で示す必要があります。口コミや体験談から、以下の頻出テーマが確認できます。それぞれに回答の狙いとLPの対応を示します。

頻出テーマ別の質問例と回答の狙い

以下は、口コミと公式ガイドの主旨に沿った実務寄りの質問例と評価の狙いです。すべてLP(Leadership Principles)と結びつけて準備します。

  • 失敗談とリカバリー(Ownership/Learn and Be Curious/Dive Deep)
    • 質問例:「これまでの最大の失敗は何ですか。原因とリカバリー、再発防止策を数字も含めて説明してください。」
    • 狙い:原因の特定と学習、再発防止の仕組み化を説明できるかを確認します。影響範囲と回復までの指標を提示します。
  • 顧客指標の改善(Customer Obsession/Are Right, A Lot/Deliver Results)
    • 質問例:「顧客満足の低下を検知したとき、どのデータを見てどの順番で手を打ちますか。」
    • 狙い:顧客体験を起点に、先行指標とラグ指標を使って打ち手を設計できるかを見ます。
  • データに基づく意思決定(Are Right, A Lot/Dive Deep)
    • 質問例:「矛盾するデータや不完全な情報の中で、どのように意思決定しましたか。」
    • 狙い:仮説の置き方、反証、最小実験による検証を説明できるかを確認します。
  • 90日プラン(入社後の貢献)(Think Big/Deliver Results)
    • 質問例:「入社後90日でどのような価値を提供しますか。計画とKPIを教えてください。」
    • 狙い:短期の実行計画と長期の北極星指標のつなぎ方を評価します。
  • 合意形成と異論後のコミット(Have Backbone; Disagree and Commit/Earn Trust)
    • 質問例:「上位者に反対意見を述べた経験と、決定後にどのようにコミットしましたか。」
    • 狙い:礼節ある異議申し立てと、決定後の一貫した遂行力を確認します。
  • 採用・育成と基準の引き上げ(Hire and Develop the Best/Insist on the Highest Standards)
    • 質問例:「採用や育成でチームの水準を引き上げた事例を教えてください。」
    • 狙い:評価基準、オンボーディング、1on1、育成指標の改善を説明できるかを見ます。
  • プロセス改善と自動化(Invent and Simplify/Bias for Action/Frugality)
    • 質問例:「主要プロセスのリードタイムを短縮した取り組みを教えてください。どの工程をどう自動化しましたか。」
    • 狙い:ムダの特定、簡素化、低コストでの継続運用を評価します。
  • コスト最適化と倹約(Frugality/Deliver Results)
    • 質問例:「予算を増やさずに成果を伸ばした事例を教えてください。」
    • 狙い:ROI、ユニットエコノミクス、ベンダー交渉などの実務を確認します。
  • 多様性・安全・働きやすさ(Strive to be Earth’s Best Employer/Earn Trust)
    • 質問例:「心理的安全性や安全衛生を改善した取り組みを教えてください。」
    • 狙い:チームのエンゲージメントや離職率の改善と、その定着方法を評価します。
  • 規模拡大に伴う社会的責任(Success and Scale Bring Broad Responsibility)
    • 質問例:「事業拡大に伴う外部影響(プライバシー・環境・地域社会)をどう考慮して意思決定しましたか。」
    • 狙い:コンプライアンスやサステナビリティの観点を意思決定に織り込めるかを見ます。

[20代後半・男性/物流] 【結果:年収アップに成功】

質問

自身の仕事で失敗したこと

回答

どのようにリカバリーしたのかを重視する。規模が小さいと印象に残らないので、ある程度のものを用意…(口コミの続きとアドバイスを見る

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[30代前半・男性/コンサルティング営業] 【結果:年収アップに成功】

質問

あなたのした最も大きな失敗はなんですか?それをどう挽回しましたか?

回答

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模擬Q&A(STAR方式の雛形)

Q1:これまでの最大の失敗は何ですか。どのように挽回しましたか。

  • S:基幹システム移行のプロジェクトで品質検証の時間が不足しました。
  • T:期日内の安定稼働と顧客影響の最小化が求められました。
  • A:重大度別のワークアラウンドを即日導入し、夜間の追加回帰テスト体制を構築しました。顧客告知も透明性を重視して行いました。
  • R:二週間でエラー率を1%未満に抑え、チャンーン率を想定より0.3pt低く維持しました。次案件では検証工程を見直し、同種の不具合をゼロにできました。
  • LP連動:Ownership/Dive Deep/Deliver Results。

Q2:合わない相手がいたときにどう対応しましたか。

  • S:海外拠点のPMと優先順位が対立しました。
  • T:コスト増を抑えつつ、納期と品質の両立が必要でした。
  • A:仮説とデータを共有し、トレードオフを明示しました。意思決定後は相手の案にコミットし、進捗会議の頻度を倍増しました。
  • R:納期を維持しながらコストを8%削減しました。
  • LP連動:Have Backbone; Disagree and Commit/Earn Trust。

Q3:なぜAmazonなのですか。

  • S:EC×物流×広告でのスケールに魅力を感じました。
  • T:自分の強みをFlywheelにどう接続するかを明確にしました。
  • A:在庫最適化の経験を起点に、選択肢の拡大とコスト構造の改善に貢献する計画を90日プランとして提示します。
  • R:過去の職場では在庫回転日数を20%改善しました。
  • LP連動:Customer Obsession/Think Big/Deliver Results。

募集中の主な職種カテゴリ

現在の公開求人は日々変わりますが、日本では次のカテゴリの募集が中心です。各カテゴリには主なポジション例を示します。

  • フルフィルメント/オペレーション管理:主なポジション例:エリアマネージャー(AMZL/デリバリーステーション、FC)、オペレーションマネージャー。
  • 設備保全・自動化(RME/設備資産管理):主なポジション例:設備保全エンジニア、設備資産管理プランナー、Controls Engineer。
  • サプライチェーン・輸送・キャパシティ計画:主なポジション例:Capacity Manager(DSP/ラストマイル)、Transportation Planner/Manager。
  • プロダクト/プログラム/プロジェクト(Non-Tech/Tech):主なポジション例:Senior Product Manager – Technical、Program Manager、Project Manager。
  • 人事(Workforce Staffing/HRBPなど):主なポジション例:Regional Manager, High Volume Hiring、Staffing Lead、HR Business Partner。
  • カスタマーサービス:主なポジション例:CSアソシエイト、CSマネージャー、CSテクノロジー/製品チーム。
  • IT & サポートエンジニアリング:主なポジション例:IT Support Engineer(FC/DS)、Ops Tech IT。
  • データ(BI/データエンジニアリング/データサイエンス):主なポジション例:Business Intelligence Engineer、Data Engineer、Data Scientist。
  • セーフティ/セキュリティ:主なポジション例:Workplace Health & Safety(WHS)マネージャー、Loss Prevention。
  • コーポレート(ファイナンス・法務・広報・不動産など):主なポジション例:Finance Manager、Legal Counsel、PR/Comms、Facilities/Real Estate。

※AWS(アマゾン ウェブ サービス)は別法人です。日本ではソリューションアーキテクト、アカウントマネージャー、プロフェッショナルサービス、サポートなどの募集が多く見られます。採用プロセスや募集組織が異なります。

最新の募集状況はAmazon公式の求人検索(Japanフィルタ)をご確認ください。

Amazonの採用面接に向けて

Amazonの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことは以下の5点です。

  1. 社風を理解し、イノベーションや挑戦を恐れず新しいアイデアを生み出す姿勢をアピールすること。
  2. Amazonのビジネスモデル「Flywheel」を理解し、回答に応用すること。
  3. 企業理念「Every day is still Day One」を理解し、自己分析に取り入れること。
  4. Leadership Principlesを徹底的に理解し、STAR方式で過去の経験を語れるようにすること。
  5. 競合他社を調べ、「なぜAmazonなのか」を明確にして志望動機を強化すること。

Amazonの面接では「カルチャーフィット」「成果を出す力」が常に問われます。失敗談からの学び、顧客中心の行動、チームを巻き込むリーダーシップは必須テーマです。

STAR方式を用い、数字や実績を添えて一貫性あるストーリーを語る準備を整えましょう。面接当日は、自分の言葉で率直かつ論理的に伝えることを意識してください。

アマゾンジャパンの採用面接に臨む前に

転職成功の確率をアップさせたい方は、ぜひグローバルウェイ・エージェントにご相談ください。私たちはCxOや役員から直接情報を共有してもらうことで必要な候補者像を把握しており、上記以外の「公開不可情報」「過去の面接成功・失敗事例」を把握しています。
なお、スピーディな対応を行うために、登録フォームの備考欄に「amazonの件」と明記願います。費用は一切かかりません。ぜひご相談ください。

この記事の執筆者

経営コンサルティング会社で採用コンサルやデータ分析を行いながらライターとして活動中。得意分野はスタッフ採用と教育。


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