アクセンチュアへの転職チャンスをモノにする【世界最大級のコンサルティング会社】

アクセンチュアへの転職チャンスをモノにする【世界最大級のコンサルティング会社】

DX領域で急成長中の総合コンサルティング会社、アクセンチュア(accenture)が積極採用を行っています。グローバルウェイ・エージェントの転職コンサルタントが、ハイクラス人材の転職をサポートします。じっくり企業研究して面接に臨みましょう。


アクセンチュアの概要

アクセンチュアは、世界最大級のコンサルティング/ITサービス企業です。「ストラテジー & コンサルティング」「インタラクティブ」「テクノロジー」「オペレーションズ」の4つの領域で、幅広いサービスとソリューションを提供しています。

世界51か国200都市以上で、グローバルに事業を展開。米FORTUNE誌の世界TOP100社のうち91社と取引があり、取引実績上位100社のうち97社と“10年以上の継続取引”を行っています。

近年はDX(デジタル・トランスフォーメーション)の領域で急成長しており、従業員も約53万7,000人にまで増加しています。トヨタ自動車の連結従業員数が約36万人なので、それを大きく上回っています。

グローバル・グループ

アクセンチュアの前身は、米監査法人アーサー・アンダーセン(2002年エンロン事件で解散)のビジネス&テクノロジーコンサルティング部門。ゼネラル・エレクトリック社にコンピューターを初めて導入した1953年を創業年としています。

1989年に分社化してアンダーセン・コンサルティングとなり、2001年にアクセンチュアに社名変更。2009年に社名をAccenture PLCとし、本社をアイルランドのダブリンに移転しました。

2019年9月には、ジュリー・スウィート(Julie Sweet)氏が初の女性CEOに就任。2020年会計年度のグローバル・グループ全体の売上高は443億USドル(2020年8月)、日本円で約4兆6,958億円です(1USドル=106円で換算)。

ジュリー・スウィート氏のプロフィール

1968年生まれ。グローバル経営委員会(Global Management Committee)のメンバーとして、10年近くアクセンチュアの投資戦略および成長戦略の中核を担当。CEOの前は、アクセンチュアの全世界における収益の50%近くを占める最大市場である北米地域の最高経営責任者(CEO)を務めていました。
2010年にアクセンチュアに入社するまでの10年間は、米国で最も著名な法律事務所の1つ、クラバス・スウェイン・アンド・ムーア(Cravath, Swaine & Moore LLP)のパートナーを務めていました。クレアモント・マッケナ大学で学士号、コロンビア大学ロースクールの法務博士号を取得しています。

日本法人

日本では1962年に事務所開設、1995年に会社設立。英語名から「アクセンチュアジャパン」と呼ばれることもあります。2021年3月1日現在の従業員数は約16,000人です。

本社は東京・赤坂。国内事業所は、東京都内の本社およびアクセンチュア・イノベーション・ハブ東京など5か所のほか、横浜市のみなとみらいオフィス、大阪市の関西オフィス、札幌市と会津若松市のイノベーションセンター、福岡市と熊本市にインテリジェント・オペレーションセンターがあります。

  • 名称:アクセンチュア株式会社(Accenture Japan Ltd)
  • 本社所在地:東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
  • 資本金:3億5,000万円

アクセンチュアは日本で拠点を拡充させています。例えば西日本を本拠地とする企業のために、主要拠点の一つとして関西では大幅にオフィスを拡充。北海道・札幌では先進的なクラウド、セキュリティ技術等を提供、また、会津若松ではスマートシティ全国展開に向けた都市OSを構築、さらに福岡と熊本ではRPAやAI等を活用し最新の自動化技術を実現する等、最新テクノロジーを中核にした世界最高レベルのソリューション・サービスをご提供できる体制を整えています。

2015年9月、日本法人の社長に江川昌史(えがわ・あつし)氏が就任。6年足らずで社員数を約3倍の1.6万人に増やし、現在も年2000人以上を積極採用しています。

江川氏は「デジタルでNo.1になりたい」と公言。ファーストリテイリングのDXを推進する合弁会社(ウェアレクス)設立(2015年9月)や、国内屈指のデジタルマーケティング企業のアイ・エム・ジェイ買収(2016年7月)を主導しました。

このほか、アクセンチュア独自の働き方改革「Project PRIDE」(後述)を主導し、業績を伸ばす中での残業時間削減の実現や、社員の多様性拡大の一環として女性従業員比率の向上などを達成しています。

江川昌史氏のプロフィール

1989年慶応義塾大学商学部卒業、同年アクセンチュアに入社。製造・流通業界を中心としつつ、通信、ハイテク、素材・エネルギー、金融業界や公共サービス領域など、多岐にわたるお客様のプロジェクトを指揮。主に、戦略立案、構造改革、新規事業立ち上げ、デジタル変革、大規模アウトソーシングプロジェクトなど、さまざまな領域の案件を主導しました。
2000年にパートナー就任。消費財業界向け事業の日本統括を歴任し、2008年10月に執行役員 製造・流通本部 統括本部長に就任。2014年12月に取締役副社長就任、2015年9月に現職である代表取締役社長に就任。2020年3月より日本市場の総責任者としてグローバル経営委員会に参画しています。経済同友会会員。

アクセンチュアの経営理念

アクセンチュアは2020年10月14日、新たに策定したグループの「アクセンチュアの目指すところ」を発表し、その中に「パーパス」(=存在意義、経営理念)「戦略」「ブランド」を盛り込んでいます。

アクセンチュアの目指すところ
アクセンチュアは、テクノロジーと人間の創意工夫を融合させて、One Accentureでお客さまに360°の価値を提供していきます。(そして)世の中の「変化を促す存在となる」ことで、変革をもたらし、クライアントや社会のための、まだ見ぬ未来を実現します。

  • Purpose(存在意義、経営理念):テクノロジーと人間の創意工夫で、まだ見ぬ未来を実現する
  • Foundation(経営基盤):One Accenture(グローバルのネットワークや社内リソースを活用)
  • Strategy(経営戦略):お客さまに360°の価値(360° Value)を提供
  • Brand:世の中の「変化を促す存在となる」("Let there be change"

「360°バリュー」とは、お客様のビジネス変革、新たなビジネスの創造から、お客様の従業員に対するスキルの再構築、および、サステナビリティにもさらなる配慮がなされた組織体へと変化する支援を行うことです。

なお、このキャンペーンは、アクセンチュア インタラクティブ傘下のクリエイティブエージェンシーであるDroga5(ドロガ ファイブ)が手掛けています。Droga5は世界有数のクリエイティブエージェンシーで、2019年4月にアクセンチュアが買収、2021年5月には東京に事務所を開設しています。

Think Straight, Talk Straight.

このほか「Think Straight, Talk Straight.」も、立場や上下関係に関係なく全員がとことん考え抜き、価値を追求し、自分の意見を率直に発言することが歓迎されるアクセンチュアの社風を表す言葉とされています。

アクセンチュアの業績

DXにフォーカスした事業運営により、アクセンチュア(グローバル・グループ)の業績は右肩上がりに伸びています。2020年8月期は4期前と比べて、Revenues(売上高)は29.4%増、Operating income(営業利益)は34.4%増。営業利益率も14.1%から14.7%と改善しています。

地域別の売上構成比は、北米が47%、欧州が32%、成長市場が20%。なお、日本は成長市場に含まれています。売上高成長率(前期比。USドルベース)は、北米と成長市場が5%、欧州がマイナス2%。成長市場は、現地通貨ベースで8%の伸びとなっています。

営業利益率は、成長市場が17%、北米が15%、欧州が12%。営業利益成長率(前期比)は、成長市場が30.5%、北米が2.0%、欧州が10.6%減です。

なお、日本法人の売上高は、直近の7年連続で2ケタ成長を果たしています。欧州は売上高は大きいものの営業利益率が低く、成長率もマイナスなので、日本を含む成長市場への期待が高まっていると考えられます。

業界別の売上構成比は、Products(製造業)が28%と最も高いものの、Communications, Media & Technology(通信・メディア・ハイテク)の20%、Financial Services(金融サービス)の19%、Health & Public Service(健康医療・公共サービス)の18%、Resources(素材)の15%とバランスよく上げられいています。

TYPE OF WORK

仕事の種類(TYPE OF WORK)別の売上構成比は、コンサルティングが55%、アウトソーシングが45%。戦略から実行までをカバーするアクセンチュアならではの構成です。
なお、大企業クライアントの運用部分(オペレーション コンサルティング)の受託は年単位になることもあり、戦略などの単発案件より長期継続的に収益が上げられます。この部分を持っていることで、戦略案件を比較的安価で取ることも可能になります。

なお、アクセンチュアはコンサルティング会社としては珍しく2001年にニューヨーク証券取引所へ上場しています。業績の伸びとともに株価も上昇。時価総額は1800億ドル前後を推移しており、米国株Top50の常連です。

上場会社で働くメリット

日本法人にも、社員持株会やRSU(株式付与による業績給)があります。アクセンチュアへの転職の意欲があり、詳しく知りたい方は、グローバルウェイ・エージェントまでお問い合わせください。(※登録フォームの備考欄に「アクセンチュアの件」と明記願います。)

アクセンチュアの経営方針

コンサル業界における位置

アクセンチュアは「戦略」から「実行」まで幅広くカバーする総合コンサルティング会社です。エンジニアやクリエイター、オペレーターを社内に抱え、「実行領域」にも強みがあるのが特長です。最近はDXを起点に、新規案件を獲得することが増えているようです。

アクセンチュアが展開する市場

経産省の「IT人材需給に関する調査」によると、日本のデジタル人材は今後ますます不足する見通しです。“最悪のシナリオ”では、2030年までに需給ギャップが79万人に広がるとのこと。

「デジタル人材の獲得と囲い込み」の競争が激化する中、アクセンチュアは多くのエンジニアを社内に抱え、システム開発の質とスピードの向上を図っています。パートナー別SAP認定コンサルタント資格取得数では、アビームコンサルティングに次いで国内2位です。

出典:IT人材需給に関する調査(経産省委託事業)

江川社長の3つの経営方針

週刊東洋経済(2021.5.15号)の江川社長のインタビューなどを総合すると、アクセンチュアの経営方針は、主に次の3つに集約されると推察されます。

  • (顧客企業の)経営者が望むことを、最後まで責任を持って実現する。
    • 責任を持つためには「社内に人材を抱える」必要がある。
    • クライアントの「戦略立案」から「実行」まで幅広く支援する。
    • 「ビジネスコンサルティング」「テクノロジーコンサルティング」に加え、クリエイティブに強い「インタラクティブ」や、アウトソーシングを請ける「オペレーションコンサルティング」の部門を持つ。
  • 戦略コンサル部分だけでは、高額のフィーを取らない。
    • DX時代には「戦略」だけでは大きな差別化は図れない。
    • 実行部分まで一気通貫で案件を獲得できれば、戦略部分で無理に高額のフィーを得る必要はない。
  • 実行案件も90%は「自前」で行い、外に出さない。
    • 開発部分をSIerに出すと、戦略のねらいどおりのものが上がってこない。
    • ビジネスにはスピードが重要(長引かせて儲けようとする業界の悪弊はクライアントの利益にならない)。

週刊東洋経済 2021/5/15号

¥ 633

大学生の就職人気でトップに躍り出たコンサルティング業界。企業のDX化の追い風を受けて急成長しており、大手コンサルだけでも新卒・中途合わせて年間5000人以上を採用中だ。秘密のベールに包まれた実態を明らかにし、コンサルを上手に使う方法も伝授する。

アクセンチュアの組織

アクセンチュアは2020年3月1日付けで、市場を牽引する機能として「ストラテジー&コンサルティング」「テクノロジー」「インタラクティブ」「オペレーションズ」の4つのサービスに再編しています。

そして各サービスを担う組織として「ビジネス コンサルティング本部」「テクノロジー コンサルティング本部」「インタラクティブ本部」「オペレーションズ コンサルティング本部」を置いています。

これに加えて、産業ごとに顧客管理を行う「クライアント・グループ」「管理部門」を設けています。

ビジネス コンサルティング本部

ビジネス コンサルティング本部は、アクセンチュアの「ストラテジー&コンサルティング」のサービスメニューを担い、経営戦略や事業・業務戦略の策定支援を行います。次のような専門分野のエキスパートが所属しています。

  • 戦略コンサルタント:全社成長戦略、グローバル戦略、デジタル戦略など
  • マネジメントコンサルタント:業界別経営戦略・業務コンサルティング、ファンクションコンサルティング(人材・組織、財務・経営管理、サプライチェーン、営業・マーケティング、M&A)
  • データサイエンティスト/AIアーキテクト/アナリティクス・コンサルタント:データサイエンス、人工知能、高度分析/モデリング、データ主導コンサルティング
  • テクノロジーコンサルタント/システムコンサルタント、インダストリーXコンサルタント・エンジニア(次項テクノロジー コンサルティング本部を参照)

競合には、外資系戦略コンサルのほか、会計系BIG4総合コンサルの戦略部門、シンクタンク系コンサルがあります。これらの会社からはビジネス コンサルティング本部へ比較的転職しやすいといえます。

テクノロジー コンサルティング本部

テクノロジー コンサルティング本部は、アクセンチュアの「テクノロジー コンサルティング」サービスを担い、IT戦略の策定やエコシステムの設計、ITシステム設計・開発、セキュリティなどの支援を行います。次のような専門分野のエキスパートが所属しています。

  • セキュリティ・コンサルタント:セキュリティ戦略・リスク管理、サイバーディフェンス
  • デジタルコンサルタント:技術基盤アーキテクト/エンジニア
  • ソリューション・エンジニア/アウトソーシングコンサルタント:アプリケーション設計・開発、ソリューション活用/導入、モダナイゼーション、インテリジェント・オートメーション、インフラ設計・構築
  • テクノロジーコンサルタント/システムコンサルタント:IT戦略/システム最適化、ソリューション別コンサルティング、業界特化型コンサルティング、New IT活用
  • インダストリーXコンサルタント・エンジニア:ものづくりのデジタル変革、IoT新製品・サービスの開発、生産現場のデジタル化、アーキテクチャ設計

競合には、総合コンサル会社のエンタープライズテクノロジー部門のほか、ITコンサル、メーカー系SI会社などがあります。これらの会社からはテクノロジー コンサルティング本部へ比較的転職しやすいといえます。

テクノロジー コンサルティング本部内のグループ

各本部は、さらに専門的なスキルを持ったグループに分かれています。
例えばテクノロジー コンサルティング本部内には、以下の6つのグループがあります。


・Industry:各業界(金融、製造、通信・メディア、公共サービス、素材・エネルギー)のスペシャリストとしてプロジェクトを管理し、クライアントのDXを支援します。
・IPSIPSは"Intelligent Platform & Services"の略。SAP/Oracle/Salesforce/Microsoft/Workdayなど業界を代表する主要なソリューションの専門性を活かした支援を行います。
・CIE:CIEは"Cloud Infrastructure and Engineering"の略。先端テクノロジーを扱うCIEグループの中には、さらにIES(Intelligence Software Engineering Service)/ICI(Intelligent Cloud and Infrastructure)、Dataといったグループがあります。
・IX:IXは"Industry X"の略。製造業のDX実現に向けてデザイン、製品設計、SCM、サービス、サポート、セキュリティなど様々なソリューションを提供。IoT、AI、ブロックチェーンなど最先端技術を活用した施策も推進します。
・Security:セキュリティの専門家が、リスクの診断から対策ソリューションの提供、日々の業務運用まで総合的にサポートします。
・ITO:ITOは"IT Outsourcing"の略。IT運営の「主治医」として、先端テクノロジーを活かしたアウトソーシングサービスを提供します。

インタラクティブ本部

インタラクティブ本部は、UI/UXやクリエイティブなどの「エクスペリエンス・デザイン」やデジタルマーケティングの支援を担っています。次のような専門分野のエキスパートが所属しています。

  • マーケティング:デジタルマーケティング戦略/実行、コミュニケーション設計、ECコンサルティング
  • クリエイティブ/デザイン:クリエイティブ戦略立案/開発、ブランド戦略立案、エクスペリエンス・サービスデザイン、ビジュアルデザイン/3DCG
  • ソリューション・エンジニア/アウトソーシングコンサルタント:(前項テクノロジー コンサルティング本部を参照)

競合には、広告代理店やクリエイティブ・エージェンシーのほか、デジタル特化型のコンサルやデジタルツールベンダーなどがあります。これらの会社からはインタラクティブ本部へ比較的転職しやすいといえます。

なお、アクセンチュアは、日本法人は、国内屈指のデジタルマーケティング企業「アイ・エム・ジェイ」を2016年7月に買収。グローバルでも世界有数のクリエイティブエージェンシー「Droga5(ドロガ ファイブ)」を2019年4月に買収しています。

オペレーションズ コンサルティング本部

オペレーションズ コンサルティング本部は、システム運用および業務運用、経理・財務・経営管理などの支援を行っています。次のような専門分野のエキスパートが所属しています。

  • オペレーション トランスフォーメーション コンサルタント:ソリューション設計、ビジネス トランスフォーメーション、アカウントマネジメント、サービスイノベーション

競合にはITアウトソーサーやBPOベンダーなどがあります。これらの会社からはオペレーションズ コンサルティング本部へ比較的転職しやすいといえます。

クライアント・グループ

各サービスを担う4つの本部のほか、顧客管理を行うクライアント・グループがあります。クライアント・グループには業界ごとに本部が置かれており(例:金融サービス本部)、同じ業界ごとのグループとグローバルに連携しながら、クライアントにソリューションの提案を行ったり、プロジェクトの顧客管理を行ったりする役割を果たしています。

クライアント・グループの本部

クライアント・グループ内に置かれている6つの本部は、以下のとおりです。

・通信・メディア・ハイテク本部:通信、エレクトロニクス・ハイテク、メディア・エンターテイメント、インターネット&ソフトウエア
・金融サービス本部:バンキング、キャピタル・マーケット、保険
・公共サービス・医療健康本部:公共サービス、医療健康
・製造・流通本部:自動車・産業機械・建設・不動産、運輸・貨物、航空・旅行、消費財・サービス、ライフサイエンス、流通・小売り
・素材・エネルギー本部:化学、素材、石油・天然ガス・石炭、電力・ガス・水道

アクセンチュアのプロジェクト編成

アクセンチュアの組織は、日本の官公庁や大企業のようなピラミッド型ではなく、案件ごとにチームが組まれる「プロジェクト型」です。

社員は、サービス・機能別、あるいはクライアントグループのいずれかの本部に属していますが、プロジェクトごとにメンバーとしてアサインされ、チームに加わります。

アクセンチュアの「採用案内」に例示されているチーム編成によると、事業会社と金融機関が協力して立ち上げた「電子マネーサービス」の提供を支援するプロジェクトの場合、

  • Phase1の「プランニング」(8ヶ月)
  • Phase2の「システム構築」(8ヶ月)
  • Phase3の「サービス運用」(数年)

を進めるために6つのプロジェクトが組まれ、それぞれに各本部のメンバーがアサインされています。なお、担当する業界のクライアント・グループは、プロジェクトのすべての道のりを並走するとしています(このプロジェクトの場合は金融サービス本部)。

アクセンチュアの働き方改革「Project Pride」

2015年9月に代表取締役社長に就任した江川昌史氏は、アクセンチュア独自の働き方改革「Project PRIDE」を主導し、業績を伸ばす中での残業時間削減の実現や、社員の多様性拡大の一環として女性従業員比率の向上などを達成しています。

アクセンチュア独自の働き方改革「Project PRIDE」Icon outbound

https://www.accenture.com/jp-ja/about/company/project-pride#block-productivity-improvement

ビジネスコンサルティングで培った手法に基づき「制度」と「意識」の両輪から施策を重ねての組織風土改革。アクセンチュアで働く一人ひとりがプロフェッショナルとしてのあり方に自信と誇りをもてる未来を創造する全社員イノベーション活動。働き方改革に近道なし。

根本的な阻害要因とされたのが「長時間労働」。労働時間の短縮を実現するために「仕組み化、テクノロジー活用」として、

  • ハラスメント抑止に向けたルールの周知徹底・厳格化、研修の拡充、社外窓口設置
  • 残業の適用ルールを厳格化、18時以降の会議原則禁止
  • 短日短時間制度の導入、在宅勤務制度の全社展開
  • 生産性の高い社員により報いるための給与制度の改定 など

「文化・風土の定着化」として、

  • 定時退社奨励や有給休暇取得推進活動の実施
  • 家族に理解を深めてもらうためのオフィス公開および説明会を開催
  • PRIDE川柳(社員の気づきを投稿・表彰。優秀作品をカップに印刷)
  • PRIDEアイデアコンテスト:社員から“生産性向上”に繋がるアイデアとツールを募集
  • PRIDEで目指す姿や生産性向上の具体事例や有用なツール等をまとめたバイブル書「Play book」を展開 など

といった取り組みを行っています。

「Project Pride」の背景

『アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」』(2017年9月刊)によると、江川社長が就任した当時のアクセンチュアには、以下のような課題があったようです。

“世界55か国、200都市以上に拠点をもつアクセンチュア。ところが、その日本法人は数年前まで「激務だ、不夜城だ! 」と揶揄され、「収入は高いが仕事はキツイ」の典型企業でした。体力、気合、根性に象徴される体育会系カルチャーのもと、社員は疲弊し、長時間労働やハラスメントなど労務上の問題も常態化…”

このため、労働時間や労働環境の改善だけでなく、社員の意識とカルチャーを根本的に変えていくことも必要でした。背景にあるのは、成長の源となる人材を惹きつけ続ける必要があること。特にDX推進のエンジニアを社内に抱えるためには、定着率の改善と新規採用の魅力づけが必要でした。もちろん、現役社員がサステイナブルに高い価値を出し続けるためにも、社員一人ひとりのニーズに沿った環境づくりの必要性がより高まっていました。

アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」 自社のカルチャーを変革し続けるリーダーシップ×フレームワーク

¥ 1933

総合コンサルティング企業が本気で挑んだ自社の「働き方改革」! 世界55か国、200都市以上に拠点をもつアクセンチュア。ところが、その日本法人は数年前まで「激務だ、不夜城だ! 」と揶揄され、「収入は高いが仕事はキツイ」の典型企業でした。

アクセンチュアのキャリアパス

アクセンチュアでは、世界共通のキャリアトラックで昇格していきます。現役社員にヒアリングしたところ、ストラテジー系出身者の各職位と年収レンジはおおよそ以下の通りとのことですが、社内相場としては「他部署では2割程度下がる」という指摘もあります。

なお、アクセンチュアでは、配属されたプロジェクトの上司のほか、ジョブを共有しないキャリアカウンセラーがついて、人事評価とともにキャリア構築をサポートしています。

カウンセリ―(カウンセリング対象の社員)は、カウンセラーのアドバイスを受けて、今までとは異なるタイプのプロジェクトに志願してみたり、過去に一緒に働いたことのない上司のもとで働いてみたりといった、積極的なアクションを行うことができます。

キャリアズ・マーケットプレイス

アクセンチュアには、世界の募集中ポジションに応募できる“社内の転職サイト”ともいえる「キャリアズ・マーケットプレイス」があり、社内でのキャリアチェンジを図ることができます。2020年度には日本法人だけで約550人の社員が利用し、希望の仕事・ポジションに就いているとのことです。

アクセンチュアの人材開発

アクセンチュアがグローバルでの人材開発・トレーニングへの年間投資額は2019年度で1,000億円以上。社員は自らの成長に必要な社内外のカリキュラムを選択することができます。

24,000を超える専門的・実践的な「オンライントレーニング」(英語)が無料で受けられ、海外オフィスのボランティア社員とペアを組んで、カジュアルな会話による英会話レッスンを請ける「Language Buddyプログラム」などもあります。

研修センターは米シカゴ、英、インドにあり、世界中の管理職を対象に約半年のリーダー育成を行うプログラムがあります。国内事業所でも、現役コンサルタントが現場で必要とされるロジカルなプレゼン資料の作り方を伝授するレッスンなどがあります。

アクセンチュアの女性活躍支援

アクセンチュアでは、クライアントの課題を解決するためには、多様なバックグラウンドを持つ人材がコラボレーションし、活躍する組織・チームが必要と考え、「インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)」を推進しています。

特に女性の活躍を支援する制度が充実しており、ライフステージによって働き方を自分の意思で選択できる制度を整備しています。グローバル全体では、2025年までに社員の男女比を50:50にすることを目指しています。

この結果、女性社員の育児休業取得率100%となり、全社員数に占める女性社員の割合も35.5%に増加。全管理職数に占める女性管理職の割合も17.9%にアップしています。

このような取り組みが評価され、2021年5月には日経WOMANの「女性が活躍する会社BEST100」の総合ランキングでは、日本IBMなどをおさえて初めて1位を獲得。管理職登用度部門でも2位に選出されました。

アクセンチュアが求める人材像

アクセンチュアは求める人材像として“アクセンチュアによって自らを進化させ、アクセンチュアに真価をもたらす人材”としています。

具体的には、アクセンチュアで活躍している人材に共通する素養を「未来のアクセンチュアに必要なDNA」として次のようにまとめています。

  • 背伸びをしてでも目標へ手を伸ばさずにはいられない
  • 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
  • 常に次のステージを見据え、自らの開拓に貪欲である
  • チャレンジに手加減せず、最後までやり遂げる
  • 信念を持ち、誠実さを貫ける
  • あるべき姿を追求するためには、立場や関係性を超えた主張を厭わない
  • 常に既存の概念にとらわれない新しいものを探求している
  • 正解がない状況こそ楽しめる
  • タフな状況も、周囲を引き込み楽しめる情熱がある
  • 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
  • 互いを生かし合えるチームこそ無限の可能性があると信じる
  • 未知の経験や出会いを大切にする

アクセンチュアの福利厚生

アクセンチュアには、フレックス制度や在宅勤務制度、短日短時間勤務制度といった「多様な働き方」を可能にする制度や、母体保護休暇や配偶者・ライフパートナー出産休暇、ベビーシッター補助などの「ライフステージに応じた働き方」を可能にする制度、確定拠出年金制度や従業員株式購入プラン、長期収入所得補償(LTD)といった福利厚生制度があります。

また、アクセンチュアでは、社内のコミュニケーションも大切な福利厚生の一つと考え、クラブ活動を積極的にバックアップ。業務以外でつながる社内ネットワーキングの場ともなっています。

福利厚生・制度・手当Icon outbound

https://www.accenture.com/jp-ja/careers/local/benefits

アクセンチュアでは、社員一人ひとりが最大限の能力を発揮して活躍できるよう、「自分らしく働くことのできる職場作り」を大切にしています。アクセンチュア社員を支える福利厚生・働き方・休暇・手当・クラブ活動をご紹介します。

アクセンチュアの求人情報

アクセンチュアの求人情報は、例えば「業界別テクノロジーコンサルタント / エンジニア - テクノロジー コンサルティング本部」といった形でコーポレートサイトに掲載されています。

これは「テクノロジー コンサルティング本部に所属して、業界別テクノロジーコンサルタントとして働くエンジニア」を募集という意味です。

「求人への応募」は慎重に

なお、アクセンチュアでは、職種名は同じでも所属する組織が異なる場合があります。たとえば「テクノロジーコンサルタント」という職種は、ビジネスコンサルティング本部で募集する場合と、テクノロジー コンサルティング本部で募集する場合の2パターンがありますが、組織のミッションが別ですので仕事内容も異なります。
アクセンチュアの組織について十分理解したうえで、自分の希望に合ったポジションを選びましょう。なお、非公開職種もありますので、「もっと自分にピッタリ合った職種がないか」グローバルウェイ・エージェントで確認してから応募してください。(※登録フォームの備考欄に「アクセンチュアの件」と明記願います。)

アクセンチュアの採用面接で聞かれる質問

アクセンチュアの採用面接で比重が高いのは「ケース面接」です。コンサルタントに求められる問題解決能力を確認する方法のひとつで、例えば「コンビニエンスストアチェーンA社の売上高を2倍にするには、どういう方法が考えられますか?」といった問いに対し、情報や時間が限られた中で答えを出していくものです。

このほか、面接に際して志望動機をまとめるためには「Can」「Will」「Must」についてよく考え、整理しておいた方がいいでしょう。念のため簡単に説明すると、

  • Can:自分ができること(スキル、能力、経験、実績)
  • Will:自分がしたいこと(意思、意欲、ビジョン)
  • Must:自分がしなければならないこと(会社から要求・期待されると認識していること)

の3点を整理し、それらが重なったところで「自分の志望動機」を整理するということです。

なお、アクセンチュアの採用サイトには、経験・知見を含む「応募要件」、要件ではないがあると「望ましい経験・スキル」、論理的思考能力などの「期待するヒューマンスキル」などが明記されています。書かれている要件を自分がいかにクリアしているかを説明する準備が必要です。

マネジャークラス以上の面接準備

マネジャー以上については「Can」「Will」「Must」は当然として、職務に応じた個別の質問が多くなっており、あらかじめ準備が必要です。詳しくは、グローバルウェイ・エージェントまでお問い合わせください。(※登録フォームの備考欄に「アクセンチュアの件」と明記願います。)

アクセンチュアへの転職を成功させるために

以上、アクセンチュアという会社について、概要をご説明させていただきました。

求人は、求められるスキルのハードルが高いのが特徴的です。しかし、仮に書類が通過したしたとしても、次の面接でつまづく方が多くいらっしゃいます。

面接の質問は、様々な内容が投げかけられます。あらかじめ面接対策をしないと、選考を通過する確率はかなり落ちます。限りあるチャンスを活かすためにも、ぜひ十分な準備を行ってから臨んでください。

アクセンチュアの採用面接に臨む前に

転職成功の確率をアップさせたい方は、ぜひグローバルウェイ・エージェントにご相談ください。私たちはCxOや役員から直接情報を共有してもらうことで、必要な候補者像を把握しており、上記以外の「候補者公開不可情報」や「過去の面接成功・失敗事例」を把握しています。
なお、スピーディな対応を行うために、登録フォームの備考欄に「アクセンチュアの件」と明記願います。費用は一切かかりません。ぜひご相談ください。

アクセンチュアの30代シニア・マネジャーの年収は2500万円! 現役社員に「求人」の読み解き方を聞いたIcon outbound

https://news.careerconnection.jp/career/career-change/120207/

現役のアクセンチュア社員であり、個人の時間を売り買いするタイムチケットに「アクセンチュア戦略部門の仕事・待遇・社風教えます」を登録しているGentaroさんに、求人情報の見方と面接での留意点について話を聞いた。(キャリコネニュース編集部)

アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部に転職する前に必ず知っておきたい、非公開ホワイトペーパーについて

アクセンチュアのテクノロジーコンサルティング本部について更に詳しい情報を知りたい方は、グローバルウェイエージェント特別編集の『アクセンチュアのテクノロジー コンサルティング本部にいま転職すべき理由と留意点』のホワイトペーパーを差し上げます。

本ホワイトペーパーでは、外資系IT企業へのキャリアコンサルティングを10年以上続けてきたグローバルウェイエージェントならではの独自の情報網から入手した情報とメディア編集部が総力を挙げて調べた内容がまとめられております。


<主なコンテンツ>

  • これから活躍できるデジタル人材像と、目指すべきキャリアアップの道
  • なぜ事業会社への転職より、IT業界の最上流をおすすめするのか
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この記事の執筆者

Globalway Agent グループ長。日系・外資系企業で採用コンサルタント、ヘッドハンター等を経て現職。趣味は華道(草月流)。


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