【面接対策】夢テクノロジーの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】夢テクノロジーの中途採用面接では何を聞かれるのか

製造・IT業界に向けた優秀なエンジニアの派遣をメインの事業としている夢テクノロジーへの転職。中途採用面接は新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われるほか、「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されるので、事前にしっかり対策しておきましょう。


夢テクノロジーの採用面接前に知っておくべきこと

社風への理解

社風は、社内コミュニティやイベントが盛んに開催されるものの、参加は強制されることなく全体的に自由な雰囲気のようです。人材育成に力を入れていることもあり、やる気次第でスキルアップ、キャリアアップに向けた様々な研修を受講することが可能。また、資格取得時には奨励金が贈られるそうです。

成果主義を掲げており、評価基準は売上実績とクライアント先の満足度が関係しているようですが、実態は「年功序列の給与システムである」「曖昧な評価基準」などと不満を抱いている社員も。成果主義と言いつつも昇給・昇格の難しさがうかがえます。また、その難しさが退職の決め手となった社員もいるようです。

なお、報酬については「年功序列」という意見がある一方で安泰というわけではなく、担当するクライアント先が決まらない等の理由で自宅待機の多い社員は給与が4割削減されるなど、安定的な収入が得られるとは言い難い環境のようです。報酬に不満を抱いている社員の声も見受けられます。

残業時間については、「優良派遣企業」として認められていることから、「時間外労働は月間60時間まで」の制限があり、多くはない様子。ただし、会社が定める休日出勤の社内規定により、土日に出勤しても休日出勤扱いとはならず、割増給与が支給されるわけではないようです。

業務内容は、適性を見て配属が決まりますが、希望の業務内容やクライアントを担当できることばかりではないようです。ただし、クライアント先で業務経験を積み、成果を残すことで、クライアント先の正社員として採用となり転職に成功した方も。

同社の中途採用では、「自由な職場環境の中で積極的にスキルアップを図り、コツコツと自律的な成長を積み上げてキャリアアップする」といった社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められているようです。

選考は何次まで?

選考プロセスは、書類選考後2回の面接があるようです。面接日時は、希望を十分に考慮した上で決定されます。

1次面接は、会社案内の動画を視聴して、適性検査を受験した後に面接を受けます。面接官は、1次面接が希望職種の社員、最終(2次)面接では役員が担当することが多いようです。

募集職種は「エンジニア」「法人営業」の2部門に分かれており、その時々で募集職種は異なるため事前に会社ホームページの採用情報をしっかり確認しておきましょう。

面接内容の傾向は?

同社への志望動機や今後のキャリアプラン、転職を決めた理由等、一般的な質問を問われることが多いようです。ただし、このような一般的な質問からも、コミュニケーション能力や社会人としてのマナー、仕事に対する考え方などを多面的に評価されます。

事前に「同社でどのような業務に従事したいのか」「同社で何を実現したいのか」「業務を通じて将来どのようなキャリアを積みたいのか」など具体的な展望を伝えられるよう、事前に準備しておくと良いでしょう。

また、同社は研修制度が充実していることが特徴として挙げられます。事前に会社ホームページの採用情報を確認し、具体的にどの研修でどのようなスキルを習得したいかを明確にしておくことで、同社への志望度の強さをアピールできるでしょう。

面接時の雰囲気は、候補者についての質問ばかりを行うスタイルの面接ではなく、面接官が同業界や業務内容、技術にまつわる話を教えてくれることも。終始穏やかなムードで進むことから、先輩社員との面談のような形式だったと感じられた方もいるようです。

圧迫面接のような要素は見受けられませんが、万が一想定外の質問を問われた際に冷静に応じられるよう、同業他社で問われている質問を例として想定問答の準備をしておくと、当日自信を持って臨めるでしょう。

夢テクノロジーの面接攻略法(面接対策)

夢テクノロジーの中期経営計画を理解した上で自己分析をする

夢テクノロジーの面接を受ける上では、中期経営計画を理解しておくことが不可欠です。同計画における重要施策として、「多様な人材の確保と育成」を掲げています。これは、必要とされるエンジニアの需要は今後増加傾向にあることや、近年のIT技術の急速な発展やニーズの多様化などの背景を踏まえると、同社の持続的な成長の実現のためには必要不可欠な施策といえます。同社が考えるこの戦略をしっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの考え方に合致する人材であることをアピールしましょう。

同社は、特に外国人や女性、未経験エンジニアの人材を、また「いかなる状況配下でも、飾ることなく自分らしさを素直に表現できる」人材を求めているようです。

面接時には、前職で独自の強みとしていた技術やその技術を用いて成し遂げた成果、自身が業務に従事するにあたって大切にしてきた想いなどがあれば具体例を挙げながら伝えましょう。「技術力」「自分らしさ」を伝えることができれば、同社への強いアピールになります。

また、同社は今後の成長に向けて人材育成を重点施策として掲げていることから、もし入社した場合、どのようなスキルを習得して、どのように会社に貢献していきたいかなどのプランを具体的に伝えられるように準備しましょう。

「なぜ夢テクノロジーに転職したいのか」の明確化には他社研究を

夢テクノロジーの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜ夢テクノロジーか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。

同社は、「優れたIT技術・サービスを通じて豊かな社会の創造を実現すること」を理念としていることから、IT技術の知見や特技、考えなどをあらかじめ準備しておくと良いでしょう。

業界理解や職種理解の枠を超えて、夢テクノロジーという企業についてしっかり理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

  • 株式会社メイテック
  • 株式会社アウトソーシングテクノロジー
  • 株式会社アルファネット

夢テクノロジーの採用面接で実際に聞かれた質問内容

このように、夢テクノロジーの採用面接を受ける前には、中期経営計画に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「自由な職場環境の中で積極的にスキルアップを図り、コツコツと自律的な成長を積み上げてキャリアアップする」という社風を意識して、「いかなる状況配下でも、飾ることなく自分らしさを素直に表現できる」人材であると印象付けられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

[20代前半・男性/法人営業] 【結果:入社】

質問

将来自分がどうなりたいか

回答

仕事安心して任せ…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/システムエンジニア] 【結果:入社】

質問

やりたいことは何ですか

回答

会社で自分の力を活か…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・女性/プログラマ] 【結果:1次面接で不採用】

質問

なぜ、プログラマを志望したのですか

回答

なぜプログラマーになり…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代後半・男性/ソフトウェア関連] 【結果:結果待ち】

質問

なぜ応募したのか

回答

率直に転職サイトか…(口コミの続きとアドバイスを見る

夢テクノロジーの採用面接に向けて

夢テクノロジーの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「自由な職場環境の中で積極的にスキルアップを図り、コツコツと自律的な成長を積み上げてキャリアアップする」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。

  • 夢テクノロジーの中期経営計画を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

  • 競合他社についても研究し、「なぜ夢テクノロジーか」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

夢テクノロジーの経営企画、事業部長など非公開のハイレイヤー求人や法務・人事など管理部門求人、社内SEなどエンジニア求人の転職をより確実に成功させたい方はグローバルウェイ・エージェントがお手伝いします(登録フォームに飛びます)。費用は一切かかりません。よろしければぜひご相談ください。

グローバルウェイ エージェントについてお知りになりたい方はこちらのサイトをご覧ください。こちらからでも登録できます。

「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

この記事の執筆者

筑波大学卒業後、大手食品メーカーに入社。人事部、広報宣伝部に配属。ダイバーシティ推進、制度の改革や研修企画などに従事。英国在住。