IBJの採用面接前に知っておくべきこと
■社風への理解
結婚相談所大手のIBJは、登録会員数No.1を誇り、専任のカウンセラーが相手を紹介してくれる仲人紹介型の企業です。お相手検索システムなど幅広い出会いの提供も行っており、高い成婚率実績をもっています。
そんなIBJは、研修制度がしっかりしており、意欲的な人が認められるといった風土があるようです。女性が多い職場のため社員同士の仲も良いといった声もあります。また「誰かの人生に携わるすごい仕事」「お客様からの感謝の言葉もたくさん聞くことができる」などやりがいを持ち取り組んでいる社員の声もあります。
しかし、業務量が多くかつ過密スケジュールとなるため、残業が多く休日が少ないといった口コミが複数見られます。その他「給与制度がよく変わるため自分の評価が分からない」「給与体系に疑問がある」など評価基準や給与に対しての不満の声も。プライベートよりも顧客のために頑張りたいといった仕事へのやりがいを重視する人が向いている職場といえるでしょう。
IBJは、一組でも多くの成婚を育むため、インターネットとリアルを融合させたライフソリューションを提案する企業であり続けることを目指しています。採用面接ではこうした社風にマッチするかが見極められるでしょう。
■選考は何次まで?
IBJの選考プロセスは、書類選考、適性検査、面接(2回程度)です。面接官は社員の方が担当しますが、なかには社長、副社長が面接官だったという声もあります。内定までの所要期間は概ね2週間程です。面接官の対応も穏やかで終始和やかな雰囲気の面接だったという声が多いです。
IBJのキャリア採用では、「婚活アドバイザー」「婚活カウンセラー」「イベント企画・運営」「開業・加盟店営業」「ライフコンシェルジュ」「Webディレクター」「デザイナー」「エンジニア」「マーケティング」「債務・経理」で募集を行っています。コーポレートサイトの採用ページに募集要項や社員紹介、応募者に対する社長のメッセージ等記載されてますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
■面接内容の傾向は?
面接では一般的な質問が多いですが、結婚相談所という業界から明るい性格であるか、笑顔で対応できるかといったところをしっかりと確認されるようです。「暗いと落とされる」といった口コミや「辛くても笑顔を絶やさずいられるか」といった質問もあり、色々なタイプの顧客に対し、常に明るく接し、相手に合わせた対応ができるかがポイントとなるでしょう。これまでの経験などから明るさ、多角的な相談に対応できる柔軟さがあることをエピソードを通しアピールできると良いでしょう。
また結婚相談所という仕事はアドバイザー・コンサルタントの仕事がメインとなります。前職などでそれらに近い仕事をしてきたということがあれば、実績などを踏まえてアピールするようにしましょう。また未経験であったとしても、面接では性格や人柄が重要視される業界でもありますので、この業界を志望する意思をしっかり伝えられるように準備しておくことが大切です。
IBJの面接攻略法(面接対策)
■IBJの「中期経営計画」を理解した上で自己分析をする
IBJの面接を受ける上では、中期経営計画を理解しておくことが不可欠です。主だった内容は以下のようなものがあります。
IBJの中期経営計画は、今後活躍する人材を採用する人事戦略にも影響します。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。
近年「婚活疲れ」という言葉もあるほど、モチベーションの上り下がりを繰り返す顧客も多いため、どのようなタイプの顧客にもいかに寄り添い続け、顧客にとって安心できる存在となれるかが重要です。そのために時には顧客の課題を的確に伝える、話しをよく聞き根気強く対応するということも必要となります。前職の経験などから問題点を的確に捉えそれを顧客に理解してもらいながら共に挑戦していく中で、信頼を得られたことや喜んでもらえたことなどを積極的に伝えるようにしましょう。
またIBJは、AIを活用する、シニア世代や国際結婚にも視野を広げるなど、さらに幅広いマーケット層にも着眼し対応していくことを目指しています。現代の結婚について柔軟に考え、これまでにない企画やイベント等を提案していく新しい発想をもつ人材が求められるしょう。現在の社会情勢も視野に、それぞれのマーケットにマッチするものは何か常に追求し挑戦していける意気込みを、自身のエピソードも交え伝えられるかがポイントです。
顧客と同じ思いに立ち夢を実現することを全力でサポートし、各マーケット層を惹き付ける発想・企画を発案していける意欲的な人材であるとアピールするようにしましょう。
■「なぜIBJに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
IBJの面接でよく聞かれる質問のひとつに、「なぜIBJか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるのか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」といった側面も合わせて見ています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、IBJという企業についてしっかりと理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
- 株式会社オーネット
- 株式会社サンマリエ
- 株式会社パートナーエージェント
- 株式会社結婚情報センター
IBJの採用面接で実際に聞かれた質問内容
このようにIBJの採用面接を受ける前には、中期経営計画に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「一組でも多くの成婚を育むため、インターネットとリアルを融合させたライフソリューションを提案する企業であり続けることを目指す」という社風を意識して、「顧客と同じ思いに立ち夢を実現することを全力でサポートし、各マーケット層を惹き付ける発想・企画を発案していける意欲的な人材」と印象づけられるよう、様々なエピソードを準備しておくと良いでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
20代後半男性/Web関連職【結果:三次面接を辞退】
30代前半男性/カウンターセールス【結果:入社】
20代後半男性/制作ディレクター【結果:一次面接で不採用】
30代後半女性/婚活カウンセラー【結果:一次面接で不採用】
IBJの採用面接に向けて
IBJの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「一組でも多くの成婚を育むため、インターネットとリアルを融合させたライフソリューションを提案する企業であり続けることを目指す」という社風を理解して、これに合致した人材であるとアピールする。
- IBJの中期経営計画を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
- 競合他社についても研究し、「なぜIBJか」に対する答えを明確にしておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。
大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。