【面接対策】木曽路の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】木曽路の中途採用面接では何を聞かれるのか

しゃぶしゃぶ業態を中心に多角的にフードビジネスを展開する木曽路への転職。採用面接は新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えない「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されるので、事前にしっかり対策しておきましょう。


木曽路の採用面接前に知っておくべきこと

社風への理解

しゃぶしゃぶの「木曽路」を主力業態とし、居酒屋の「素材屋」、焼肉の「じゃんじゃん亭」など多岐に渡り様々な業態を展開・運営する木曽路。会席スタイルで料理提供を行う「木曽路」は、競争の激しい外食チェーン業界において独自の地位を築いています。

そんな木曽路では他の飲食企業同様、拘束時間の長さや休日の少なさ、従業員一人ひとりの業務負担が課題になっているようです。しかし近年では同社でも働き方改革が進められ、営業時間の短縮、勤務シフトの見直しやIT化・機械化を進め、職場環境の改善が図られています。

またお客様の嗜好の多様化に伴い、木曽路が有する高級料理のイメージや70年の同社の歴史にとらわれないこれまでとは全く異なるビジネスフォーマットの展開に力を入れています。例えば「ワイン食堂ウノ」では、これまでの木曽路の和食イメージを一新。マーケティングによりお客様の嗜好や期待を把握し、同社の強みである商品力及び接客力を強化した新業態の確立に成功しました。

このような転換期を迎えている同社では、築いてきたブランドを活かしつつ、新しいことに挑戦できるメンバーが求められています。

木曽路のキャリア採用では「日本一質の高い外食企業を目指し、おもてなしを極めた商品・サービスを提供する」そんな社風にフィットする人材かどうかを見極められます。

選考は何次まで?

木曽路のキャリア選考のプロセスは書類応募と面接の2つ。面接の回数は応募のポジションによって異なり、接客・料理スタッフの場合は1回、店長候補・料理長候補は2回行われます。

日本全国に店舗を有していますが地区ごとの採用をおこなっているため、勤務店舗はある程度相談に応じてもらえるようです。


店長やエリア長として管理職の道を進む接客スタッフと、料理の技術を磨き料理長を目指す調理スタッフとでは将来のキャリア設計が異なります。応募時にはどちらのポジションでキャリアを築き上げたいのか明確にしておきましょう。

面接内容の傾向は?

木曽路の面接では、数多くの外食企業の中でも「なぜ木曽路なのか」を明確にしておくことが重要。

「しゃぶしゃぶの木曽路」として築き上げた70年の伝統はもちろん、既存のイメージや常識にとらわれない新業態に挑戦する木曽路にも着目しておきましょう。同社の長い歴史とこれから目指す姿についてしっかり分析し、自分なりの「木曽路でなければならない理由」を事前に準備しておくことをオススメします。

また飲食経営企業ということもあり、身だしなみは細かくチェックされます。面接時は、清潔感のある服装や髪型を心がけましょう。

木曽路の面接攻略法(面接対策)

木曽路の「経営戦略」を理解した上で自己分析をする

木曽路の面接を受ける上では「経営戦略」を読み込んで、理解しておくことが不可欠です。執筆時の最新版である決算説明会資料(平成27年3月期)では、下図の通り経営ビジョンと経営課題が記載されています。

木曽路のサイトより

木曽路の中長期的な課題は、収益源の分散化を図ること。売上高の8割以上を「しゃぶしゃぶ木曽路」が占める現状を打破すべく、しゃぶしゃぶ以外の業態の認知と拡大が早急に求められています。

「木曽路」の競争力を維持しつつ、市場の変化や顧客ニーズの多様化に適したビジネスモデルの再構築、収益性の高い新業態への投資を推進していく方針を掲げています。木曽路のキャリア採用では、上記のビジネス戦略を自分なりに分析し、入社後に自分がどう活躍できるのかを自己PRに落とし込むことがポイントです。


また事業基盤拡充を目指し、新業態での価格破壊への挑戦、海外を含めた新規マーケットへの進出など新たな挑戦も始まっています。そのため飲食業界以外からの転職者にも、これまでの経験やキャリアを活かし高いパフォーマンスが発揮できる舞台が整っています。このように多角的に新しい戦略を展開する木曽路では、従来のおもてなし+αの発想で貢献できる人材であることを志望動機と交えてアピールしましょう。

「なぜ木曽路に転職したいのか」の明確化には他社研究も忘れずに

木曽路の面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜ木曽路か」というものがあります。面接官がこの質問を通して見極めているのは、「木曽路の長い歴史の良さを残しつつ、新たな挑戦ができる人材なのか」「顧客のニーズに柔軟に対応できる人材なのか」、そして「本当に同社のことを理解しているのか」といったところです。 業界や職種を理解することはもちろん、木曽路という企業についてしっかり理解する。 そのためには、グループ会社や競合となり得る他社の研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。


  • がんこフードサービス株式会社
  • SRSホールディングス株式会社
  • 株式会社KRホールディングス

木曽路の採用面接で実際に聞かれた質問内容

木曽路の採用面接を受ける前には、「経営戦略」に基づいた自己分析や、他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。面接では、「日本一質の高い外食企業を目指し、おもてなしを極めた商品・サービスを提供する」社風を意識し、従来のおもてなし+αの発想で今までにないサービスの提供ができる人材であることをアピールしましょう。そのために、具体的な考えやさまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。 面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかり考えながら面接対策をしておきましょう。

20代後半男性/調理スタッフ【結果:入社】

質問

なぜ調理の道を歩むのですか?

回答

和食の良さを将来的には海外に発信できたらと思ってます…(口コミの続きとアドバイスを見る

20代前半男性/代理店営業【結果:内定辞退】

質問

なぜ、この会社を志望したのですか?

回答

ほぼ独占しているビジネスモデル、長期的にキャリアアップが積めるから…(口コミの続きとアドバイスを見る

10代前半女性/その他【結果:入社】

質問

何故この店を選んだのか

回答

オープニング募集のため1からお店作りに携われることに魅力を感じた…(口コミの続きとアドバイスを見る

木曽路の採用面接に向けて

木曽路の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。


●「日本一質の高い外食企業を目指し、おもてなしを極めた商品・サービスを提供する」社風を意識して、これに合致した従来のおもてなし+αの発想で今までにないサービスの提供ができる人材であることを自分の言葉でアピールする。

●「経営戦略」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。

●競合他社についても研究し、「なぜ木曽路で働きたいのか」に対する答えを明確にしておく。


これらについてしっかり準備し、自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

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この記事の執筆者

経営コンサルティング会社で採用コンサルやデータ分析を行いながらライターとして活動中。得意分野はスタッフ採用と教育。