【面接対策】東京メトロ(東京地下鉄)の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】東京メトロ(東京地下鉄)の中途採用面接では何を聞かれるのか

東京都区部を中心に9路線の地下鉄を運営し、首都圏の鉄道ネットワークの中核を担う東京地下鉄への転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。


東京メトロの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

旧営団地下鉄、2004年に東京地下鉄株式会社(愛称「東京メトロ」)として新たなスタートを切った同社。首都圏のインフラを支える鉄道会社ゆえ、その社風については、「体育会系」「年功序列」「縦社会」といった言葉で表現されるケースが多く見られます。日々の安心安全な運行を実現するためには、こうした規律正しさ、厳格さが必要不可欠なのでしょう。同時に散見されるのが、「アットホーム」でチームワークを大切にする社風。部活動がさかんであったり、スポーツ大会やバーベキュー、社員旅行などのイベントが頻繁に開催されるそうです。仕事を進めるうえでもチームワークが不可欠なことから、こうしたコミュニケーション施策を重要視する会社の姿勢が感じられます。

また、福利厚生制度の充実も同社の特徴の一つ。寮社宅やカフェテリアプラン、健康支援センターといった一般的なもののほか、自社線内無料パスや家族パスが支給されることも、東京地下鉄で働く大きな魅力であると言えます。

規律正しさを重んじる体育会系であると同時に、チームワークを重視する社風。こうした社風にフィットする人材であるかどうかを、採用面接では見極められます。

選考は何次まで?

東京地下鉄の職種は、「総合職」と「エキスパート職(現業)」の2つに大きく分類されます。総合職に関しては、事務系・技術系の区分けはあるものの、入社時に配属されたひとつの部門にとどまることなく、部門を横断するジョブローテーションがあることが特徴です。

2020年10月現在、いずれの職種もキャリア採用の募集は行われていないため、選考プロセスについても公開されていません。過去の面接受験者の口コミを見てみると、これまでの選考プロセスは以下のようであることが推測されます。
●面接は2~3回、うち1回はグループディスカッションが含まれるケースあり。
●適性試験(クレペリン、SPI-N等)あり
●最終選考では身体検査(特に聴力・視覚検査)あり

同社を志望される方は、コーポレートサイト上の採用情報をこまめにチェックし、希望職種の募集時期について確認するようにしておきましょう。

面接内容の傾向は?

東京地下鉄の面接内容には、「規律正しさを重んじる体育会系であると同時に、チームワークを重視する」社風が大いに反映されています。

質問内容は、志望動機やキャリアビジョン、これまでの職務経験など、一般的なものが多いですが、重要なのはその受け答えの内容です。チームワーク、協調性を重んじる人間性であるか、論理的な思考に基づいた他者とのコミュニケーションが図れるか、を面接を通じて見極められます。

面接の雰囲気は、「終始和やかであった」ということもあれば、「威圧的な雰囲気だった」というケースも。面接官の対応に因らず、冷静に、落ち着いてコミュニケーションをとるように心がけましょう。

東京メトロの面接攻略法(面接対策)

東京地下鉄の中期経営計画「東京メトロプラン2021」を理解した上で自己分析をする

東京地下鉄の面接を受ける際には、中期経営計画「東京メトロプラン2021」をしっかりと理解し、これに寄与できる人材であることをアピールすることが肝要です。

東京地下鉄コーポレートサイト「中期経営計画」より

「東京メトロプラン2021」は上図の通り、
①安心の提供
②持続的な成長の実現
③東京の魅力・活力の共創
という3本柱を掲げています。これに共通するのは、この3つの施策を実現するにあたって、「挑戦」する心と、それを支える「志」を持っていること。面接では、こうした要素を兼ね備えている人材であることをアピールするため、これまでの職務経験を語る際、「高い目標を持って挑戦してきたこと」「困難な場面でも、志を固く持って、諦めずに周囲を巻き込みながら乗り越えていったこと」を具体的に紹介するとよいでしょう。

「なぜ東京メトロに転職したいのか」の明確化には他社研究を

東京地下鉄の採用面接において、「なぜ東京地下鉄なのか」という質問は必ずといっていいほど出題されます。面接官は、この質問によって、どれだけ同社について理解を深めているのかを確認しています。

数ある鉄道会社の中で、なぜ東京地下鉄を選んだのか、という質問に明確に回答するためには、競合他社についての研究も必須と言えます。首都圏の鉄道会社を以下に掲載しますので、ご参考にしてください。

  • 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
  • 東急株式会社
  • 京浜急行電鉄株式会社
  • 小田急電鉄株式会社
  • 京王電鉄株式会社

東京メトロの採用面接で実際に聞かれた質問内容

このように、東京地下鉄の採用面接を受ける前には、社風や面接の内容や傾向、中期経営計画について理解を深めるとともに、他社研究を踏まえた上で、志望動機を整理することが重要です。そして面接の場では、「規律正しさとチームワークを重視する社風の中で、挑戦心と志を持って、確実に目標を達成できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

東京地下鉄株式会社の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)

[20代後半・男性/物流サービス] 【結果:入社】

質問

入社して出来ること、笑顔はどのようにして増やせばよいか?

回答

面接官はその人が常識的な判断やコミュニケーションが取れているかを…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/建築・設備関連職] 【結果:一次面接で不採用】

質問

なぜ東京メトロなのか

回答

なぜメトロなのか、自分なりの答えを持っていないと難しい…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/物流サービス] 【結果:入社】

質問

面接では突っ込まれた質問はされませんでした

回答

競合各社の報告書を確認し、メトロのオンリーワンを発見…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/企画営業] 【結果:二次面接で不採用】

質問

ここじゃなくていいでしょ

回答

威圧的態度に腹が立ったか、冷静にやりたいことを述べた…(口コミの続きとアドバイスを見る

東京メトロの採用面接に向けて

東京地下鉄の採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえていただきたいことを紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。

  • 「規律正しさとチームワークを重視する社風の中で、挑戦心と志を持って、確実に目標を達成できる」人材であることを、具体的なエピソードをもとに印象付ける。

  • 東京地下鉄の中期経営計画「東京メトロプラン2021」を理解し、これに貢献できる人材であることをアピールする。

  • 競合他社についてもしっかりと研究し、「なぜ東京地下鉄か」を明確に説明できるようにする。

面接当日までに、上記3つのポイントについて、自分なりの答えをしっかりと整理しておきましょう。そして面接の場では、どのような質問に対しても落ち着いて、論理的な思考力とコミュニケーション能力をアピールできるように心がけましょう。

この記事の執筆者

東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。