アウトソーシングテクノロジーの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
アウトソーシングテクノロジーは、株式会社アウトソーシングの100%子会社であり、同グループの一角として、国内技術系アウトソーシング事業を担っています。近年、急拡大を続けており、在籍人数が過去5年間で454%増という数字も。このため、「毎月のように中途採用者が入社してくる」こともあり、「横のつながりが薄いように感じる」という声も。しかし、会社全体としては、「コミュニケーションを図って、スピード感を持って仕事に取り組んでいる」「新しいことにどんどんチャレンジする」積極的な社風であるようです。
大手メーカーを中心とした企業に派遣されるため、「経験のない分野にもチャレンジできるので、キャリアアップにつながる」「多くの知識、経験を積むことができる」ことが同社での働く魅力であり、やりがいです。また会社としても、社員のチャレンジやキャリアアップを後押しするため、派遣先の大手メーカーへの転身を支援する「転籍支援プログラム」や、会社が指定した資格を取得すると祝い金が支給される「資格取得支援制度」などの制度が整備されています。
スピード感とチャレンジ精神を持ち、エンジニアとしての成長を積極的に支援する。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。
■選考は何次まで?
アウトソーシングテクノロジーにキャリア採用として入社する方法として、以下3つのパターンがあります。
●PRODESK:事務系対象。仕事内容は、メーカー・IT・建設・建築などのものづくり企業に派遣され、エンジニアのサポートを担当。
●IT JOBS:IT・WEBエンジニア対象。2020年10月時点での募集職種は、ソフトウエア、インフラ、Web/ グラフィック。
●ものづくりJOBS:機電系エンジニア対象。
いずれの採用方法においても、選考のステップは、WEBエントリー→面接(1~3回)→内定、という流れは共通しています。面接の際に、適性検査が実施されることもあることと、口コミによると、「面接の前には面談があり、面接の練習があった」というケースもあるようです。
■面接内容の傾向は?
アウトソーシングテクノロジーの面接内容には、「スピード感とチャレンジ精神を持ち、エンジニアとしての成長を積極的に支援する」社風が大いに反映されています。
面接では、「なぜエンジニアになろうと思ったか?」「生涯技術者として生きていきたいですか?」という質問が多く見られ、エンジニアとしての姿勢、仕事への価値観を重視していることが分かります。また、「あなたを雇用することによる当社のメリットは?」「あなたが入社して役に立つと思っていることは?」と、これまでのキャリア・スキルを確認するとともに、同社での活躍イメージをどれくらい具体的に描いているのかについても確認されるケースが多く見られます。
面接の雰囲気としては、「面接というよりも面談のような形式」で、「話しやすかった」という口コミが多数確認できます。リラックスして、自分自身のエンジニアとして働く姿勢やキャリアビジョンについて、しっかりと伝えましょう。
アウトソーシングテクノロジーの面接攻略法(面接対策)
■アウトソーシングテクノロジーのビジョン「make more 3S」を理解した上で自己分析をする
アウトソーシングテクノロジーの面接を受ける前に、同社のビジョン「make more 3S」について理解を深めることが重要です。
われわれは『人』と『技術』で世界に通用する
付加価値の高い確かな技術と信頼あるサービスを提供します
アウトソーシングテクノロジーは、自らを「『モノ(機械電気)』×『IT』の両方の分野において、高い技術力を持つエンジニアを擁するプロフェショナル集団」と定義しています。この言葉と、ビジョンの通り、『技術力』への高いこだわりと自信が、同社の成長を支えているのです。面接では、このビジョンに共感するとともに、自分自身も同じ「プロフェッショナル」なエンジニアとして貢献できることをアピールすることが重要です。例えば、これまで自分が技術力を磨くために努力してきたこと、そしてその技術力を使って取り組んできたプロジェクトについて、具体的に紹介するとよいでしょう。
■「なぜアウトソーシングテクノロジーに転職したいのか」の明確化には他社研究を
同社の面接では、「なぜアウトソーシングテクノロジーなのか」ということを、必ずと言っていいほど確認されます。多くの技術者派遣会社がある中で、「なぜ当社を選んだのか」「当社のどのような部分に共感し、入社後どんなキャリアを描こうとしているのか」を見極めようとしているのです。
この質問の意図に明確に答えるためには、以下に挙げるような競合他社についてもしっかりと研究し、その違いを理解してくことが必要です。ビジョンや事業内容、社風など、あらゆる角度で同社の強みを把握しておきましょう。
- テクノプロ・ホールディングス株式会社
- 株式会社メイテック
- WDBホールディングス株式会社
- 株式会社アルプス技研
- 株式会社フォーラムエンジニアリング
アウトソーシングテクノロジーの採用面接で実際に聞かれた質問内容
社風や面接の傾向、ビジョンを理解することで、同社の求める人材像が掴めてきたのではないでしょうか。面接の場では、「スピード感とチャレンジ精神を持ち、エンジニアとしての成長を積極的に支援する」社風を理解して、「高い技術力を持つプロフェッショナル人材」であることを印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
株式会社アウトソーシングテクノロジーの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[30代前半・男性/機械設計] 【結果:入社】
[20代後半・男性/研究開発] 【結果:入社】
[20代前半・男性/プログラマ] 【結果:最終を辞退】
[20代前半・男性/建築・設備関連職] 【結果:入社】
アウトソーシングテクノロジーの採用面接に向けて
アウトソーシングテクノロジーの採用面接を受けるにあたって、押さえていただきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。
- 「スピード感とチャレンジ精神を持ち、エンジニアとしての成長を積極的に支援する」社風を理解して、「高い技術力を持つプロフェッショナル人材」であることを、具体的なエピソードをもってアピールする。
- ビジョンをしっかりと理解し、これに沿った自己分析を行うことで、自己PRにつなげる。
- 他社研究を通じて、同社の強みを理解し、「なぜアウトソーシングテクノロジーなのか」に対する答えを準備しておく。
これらを参考に準備を進め、面接当日はリラックスして、入社への熱意と、エンジニアとして生涯働くことへの気概をアピールしましょう。
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東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。