トライトエンジニアリング(旧TS工建)の採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
2020年11月1日付で、社名をTS工建からトライトエンジニアリングに変更し、新たなスタートを切った同社。トライトグループ(旧TSグループ)の一角として、『医療ワーカー』という医療業界に特化した人材紹介サービスを提供しています。
2004年創業以来、着実に事業分野を拡大し、毎年140%の売上高増という成長ぶりです。社風については、「典型的なトップダウン、親族経営の会社」である一方、「体育会系で和気藹々とした雰囲気」「実力主義、成果を求められる」という声が多く寄せられています。毎朝朝礼が行われ、そこでは「全従業員が集まり、その日の予定や売上を大声で報告しあう」という独特なカルチャーもあるようです。
また、営業手法、数字へのこだわりについても多くの口コミが確認できます。「営業の基本を身に付けたい若い人には、非常に勉強になる」「『一元管理体制』という営業スタイル、BtoB、BtoCのどちらも経験できるので、営業力・提案力が身につく」とのこと。その成果は報酬(賞与)に直結することも、大きなモチベーションとなっているようです。それだけではなく、成果次第で「入社1年目で役職を得ることも可能」という声や、採用サイトでは、入社5年目で取締役に着任したケースも紹介されています。スキルと報酬、そして評価のすべての面において、実力主義が貫かれていることが大きな特徴と言えるでしょう。
トップダウンかつ体育会系で実力主義、成果次第でスキル・報酬・評価も得られる。こうした社風にフィットする人材かどうかが、採用面接では見極められます。
■選考は何次まで?
トライトエンジニアリングの採用は、新卒・キャリア採用ともに、「トライトグループ」として一括で行われています。キャリア採用の募集職種は、「キャリアアドバイザー」「Web事業部」「事務職」の3つに分類されます。
選考の流れは、WEBエントリー後、口コミによると面接は2回とのこと。簡単な筆記試験があることと、応募者の人数次第で、集団面接になる場合もあるそうです。「4人のグループ面接で、挙手制、自由に質問をする」形式もあれば、「一次面接は一方的に会社説明を聞くだけだった」ということもあるそうなので、どのような形式の面接でも落ち着いて対応すること、そしてあらかじめ面接官に対する質問はいくつか準備して臨むようにしましょう。
■面接内容の傾向は?
トライトエンジニアリングの面接には、「トップダウンかつ体育会系で実力主義、成果次第でスキル・報酬・評価も得られる」という社風が大いに反映されています。
「体育会系の会社だが、ついていけるか?」「数字を追えますか?」といった質問が多く見られるとともに、ストレス耐性を問われることも。気力・体力ともに充実し、前向きに貪欲に数字を追い求める姿勢を持っているかどうかを確認されます。
その他は、志望動機や転職理由といったオーソドックスな質問がほとんどですが、多くの口コミから確認できるのが、「質問に対してプラスαを加えて答えること」「大事なのは元気、大きな声で積極性をアピールすること」ということです。やる気や元気をアピールすること、営業に対する積極的な姿勢が大切だと言えます。
トライトエンジニアリング(旧TS工建)の面接攻略法(面接対策)
■トライトエンジニアリング(旧TS工建)の経営理念と行動指針『7つのクレド』を理解した上で自己分析をする
トライトエンジニアリングの面接を受けるにあたって、トライトグループの経営理念と、行動指針である『7つのクレド』についてしっかりと理解を深めることが大切です。
<TSグループの経営理念>
”挑む人と、ともに挑む。”
経営理念では、「挑む」姿勢、そして『7つのクレド』では、「情熱」「シンプル&スピード」「思考」「チャレンジ」「結果」「素直」「チーム精神」がキーワードとして挙げられています。面接では、こうした要素に共感するとともに、過去の職務経験をもとに、こうした要素を兼ね備える人材であることをアピールすることが肝要です。例えば過去に担当したプロジェクトにおいて、「新しいことにチャレンジしたこと」「情熱とスピード感を持って、チームワークを発揮して取り組んだこと」「結果と数字にこだわって、確実に成果を出したこと」について、具体的に紹介するとよいでしょう。
■「なぜトライトエンジニアリング(旧TS工建)に転職したいのか」の明確化には他社研究を
トライトエンジニアリングの面接では、「なぜ同社なのか」という質問を必ずといっていいほど投げかけられます。面接官は、この質問を通して、「この人は同社で何をしたいのか」「それを実現するためにどのようなスキルを持っているのか」ということはもちろんですが、同時に「本当に同社のことを理解しているのか」という点も確認しようとしています。
この質問に対して明確に答えるためには、同社のみならず、競合他社についても研究を深め、同社ならではの強み・特徴について把握しておくことが必要です。以下に競合他社をご紹介しますので、ご参考にしてください。
- 株式会社シグマスタッフ
- 株式会社リクルートメディカルキャリア
- 株式会社ナースパワー人材センター
- 株式会社マイナビ
- 株式会社メディカルリソース
トライトエンジニアリング(旧TS工建)の採用面接で実際に聞かれた質問内容
ここまで、トライトエンジニアリングの社風や面接傾向、経営理念や競合他社についてご紹介してきました。同社が求める人物像について、イメージが掴めてきたのではないでしょうか。面接を受けるにあたっては、「トップダウンかつ体育会系で実力主義、成果次第でスキル・報酬・評価も得られる」という社風を意識して、「チャレンジ精神と、情熱とスピード感を持って、チームワークを発揮して仕事に取り組み、確実に結果を出せる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
株式会社トライトエンジニアリング(旧TS工建)の面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[20代前半・男性/組織・人事コンサルタント] 【結果:入社】
[20代後半・男性/営業アシスタント] 【結果:一次面接で不採用】
[20代後半・女性/カウンターセールス] 【結果:一次面接で不採用】
[20代前半・男性/人材コンサルタント] 【結果:結果待ち】
トライトエンジニアリング(旧TS工建)の採用面接に向けて
トライトエンジニアリングの面接を受けるにあたって、押さえていただきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。
- 「トップダウンかつ体育会系で実力主義、成果次第でスキル・報酬・評価も得られる」という社風を意識して、「チャレンジ精神と、情熱とスピード感を持って、チームワークを発揮して仕事に取り組み、確実に結果を出せる人材」であることを、具体的なエピソードを持ってアピールする。
- トライトエンジニアリングの経営理念と、行動指針『7つのクレド』を理解し、これに沿った自己分析を行い、有効な自己PRにつなげる。
- 業界・他社研究を通して、トライトエンジニアリングならではの強みを明確にし、「なぜ同社なのか」という質問に対する答えを準備しておく。
これらを参考にして準備を進め、面接当日は、やる気と積極性、数字にこだわる姿勢を自分の言葉でしっかりと伝えられるようにしましょう。
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東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。