【面接対策】JSOLの中途採用面接では何を聞かれるのか

NTTデータ連結子会社であり、三井住友フィナンシャルグループ傘下でもある同社。公共分野から製造業、金融機関、流通・サービス分野まで、幅広いITサービスを提供しています。その成り立ちゆえ、受注案件は「ほぼすべての案件がプライムで請ける」ため、「プロジェクトの全工程に関わることができる」ことが同社の仕事の醍醐味。技術力を高めることはもちろんですが、「いわゆるプログラマとしてではなく、システムエンジニア、システムコンサルタントとしての上流工程のキャリアを積むことができる」と、キャリアアップの上でも魅力的な環境であることが分かります。

風土については、「社員の主体性を重んじる文化」「若手のうちから自分の意見が言いやすい」という口コミが多く見られ、さらに「若いうちからチームリーダーを任されることが多い」「20代前半でも仕事の裁量が大きい」との声も多数寄せられています。しかし、それは一方的に仕事を任せるのではありません。人材育成の充実ぶりについても「社員の技術力向上に力を入れており、そのための投資もきちんと行われている」「親会社（NTTデータ）の研修を無料で受けることができる」と社員から満足の声が見られます。JSOLは同社の強みを「私たちの強みは『人』」と定義していますが、その裏付けには、このような人材育成の仕組みや仕事の進め方にあることが分かります。

社員の主体性を大切にする風土の中で、若いうちから大きな裁量を持ち、プロジェクト全体に携わることで成長を可能にする。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。

JSOLの職種は、「セールススペシャリスト」「ITエンジニア」「ファンクションスペシャリスト（経営企画・法務・財務経理など）」の大きく3つに分類されています。キャリア採用の場合、それらの中でさらに担当領域やポジションによって職種が細分化されています。

また、募集職種の中に希望する者がない場合、「オープンポジション」という窓口が設定されていることも同社の特徴です。転職活動中のみならず、「今すぐ転職を考えていない」場合にも登録することが可能で、適するポジションをサーチしてくれる仕組みのため、通常の募集ルートに加えて、活用を検討することも有効でしょう。

選考のプロセスは、WEBエントリー後、面接が複数回行われます。面接の回数については公開されていませんが、「最終面接は役員クラス」が面接官である、という口コミが確認されています。

JSOLの面接内容には、「社員の主体性を大切にする風土の中で、若いうちから大きな裁量を持ち、プロジェクト全体に携わることで成長を可能にする」という社風が大いに反映されています。面接では、「社会がSEに求めることは何か」「SEとは何か」という質問が多く見られ、SEとして働くうえで、その仕事観が社風にフィットするかどうかを確認されていることが分かります。

面接の雰囲気は、「穏やかな雰囲気」で「とても話しやすかった」とのこと。こうした雰囲気の中で、「対人スキル、コミュニケーション能力を見られている」「人間性を重視している」という口コミが見られます。面接官の質問の意図をしっかりととらえることはもちろん、それに対して論理的に伝えられるように留意しましょう。

JSOLの採用面接を受けるにあたり、同社の「Value（バリュー）」と「行動指針」について理解を深めることが重要です。

上記について理解するとともに、深く共感していることを、過去の職務経験に基づいてアピールすれば、有効な自己PRにつながります。例えば、これまで担当したプロジェクトにおいて、お客様の期待以上の解決策を提案したこと、そしてそれを実現するために、自律的に考え行動するとともにチームワークを発揮したことについて、具体的なエピソードに絡めて紹介するとよいでしょう。

JSOLの面接では、「なぜJSOLなのか」という質問を必ずと言っていいほど投げかけられます。この質問に込められている意図としては、「この人はJSOLで何を実現しようとしているのか」「これまでどんなキャリアを持っているのか」について確認するとともに、「本当にJSOLについて理解しているのか」についても確認しようとしています。

この質問に対して明確に回答するためには、業界および競合他社についての研究が不可欠です。親会社であるNTTデータ、日本総合研究所はもちろん、以下に挙げる競合他社について、事業内容や社風について研究することで、JSOLならではの独自性と強みを把握し、志望動機として整理しておきましょう。

• 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
• 株式会社日本総合研究所
• SCSK株式会社
• 株式会社電通国際情報サービス
• 株式会社日立ソリューションズ

ここまでJSOLの社風や面接内容、「Value（バリュー）」と「行動指針」についてご紹介してきました。JSOLの求める人物像について、イメージが掴めてきたのではないでしょうか。

面接の場では、「社員の主体性を大切にする風土の中で、若いうちから大きな裁量を持ち、プロジェクト全体に携わることで成長を可能にする」社風を意識して、「高い目標を設定し、それを実現するために、自律した行動とチームワークを発揮することができる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

株式会社JSOLの面接で聞かれた質問内容（キャリコネ）

JSOLの採用面接を受けるにあたり、押さえていただきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。

• 「社員の主体性を大切にする風土の中で、若いうちから大きな裁量を持ち、プロジェクト全体に携わることで成長を可能にする」社風を意識して、「高い目標を設定し、それを実現するために、自律した行動とチームワークを発揮することができる人材」であることを、具体的なエピソードをもってアピールする。


• 「Value（バリュー）」と「行動指針」に沿った自己分析を行い、有効な自己PRにつなげる。


• 業界・競合他社研究を通し、JSOLの独自性と強みを把握し、「なぜJSOLなのか」に対する答えを明確にしておく。

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