りらいあコミュニケーションズの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
実際に働いている方から寄せられた口コミによると、就業後の飲み会や休日時のバーベキューやスポーツイベントなども定期的に開催されており社員同士の仲が良いことが伺えます。総じて穏やかな方が多く、和気あいあいとした雰囲気で勤続年数も同業他社に比べ高い同社。困ったときは助け合う風土が醸成されており、働きやすい環境であるといえます。
また、職制に関係なく出産や育児に関する休職や有給を取得しやすいという意見が目立ちました。産休育休からの復職後も家庭と両立しやすく、働きがいを感じている女性社員が多く見受けられます。
一方、部門や担当するクライアントによっては大型連休や年末年始なども出社しなければならないため、家族や友達と予定を合わせにくいと感じている社員も見受けられました。ただし、残業時間は1分毎に管理されており、サービス残業の文化は無いことが分かります。
同社はハイレベルな「人財」を強みとしていることから、入社後の育成機会や研修制度が非常に充実しており、働きながら自己成長の実現が可能な会社と言えます。オープンで風通しの良い職場環境で、互いに助け合いチームワークを大切にしながら、自己成長の実現と会社の成長に貢献していく。同社の採用面接時には、こうした社風にフィットする人材かどうかを見極められるでしょう。
■選考は何次まで?
同社の面接プロセスは、コーポレートサイトからエントリー後、トータルで1~2回の面接を受けます。エントリー時に提出する職務経歴書は、コーポレートサイトに指定の書式が用意されているため、そちらを使用する必要があります。
1次は3名程度の集団面接、2次は個人面接になる場合が多く見受けられました。1次は管理部門の社員、2次は配属予定部門の部門長及び役員が担当することが多く、面接時間は30分程度です。1次面接の同日に適性検査が設けられており、キャリコネの口コミによると一般教養や計算の筆記試験とタイピングテストが行われるようです。また、条件交渉は最終面接通過後に予定されているため、面接では人柄やスキルなどの自己PRに専念するとよいでしょう。
募集職種は、「総合職」「システム系(インフラ、営業支援、企画開発など)」「コンタクトセンターマネジメント職」の3職種に分かれており、その時々で募集職種が異なることから、定期的にコーポレートサイトを確認することをお勧めします。
■面接内容の傾向は?
「仕事における喜びは何か?」「〇〇で働くうえで大切なことは何か?」「これまでに挫折した経験は何か?」などの質問が問われており、仕事に対する価値観や働き方を見極めています。これまでの業務で大切にしてきたことについて具体例とともに説明できるよう、準備しておくことをおすすめします。
口コミによると「好きな食べ物は何か?」「あなたを植物に例えると何か?」など、意表を突かれる質問を問われることもあるようです。もし問われた際には自分らしく自信を持って答えましょう。
同社は求める人物像として、「チャレンジ精神」「好奇心」「向上心」「柔軟な創造力」を挙げています。質問に回答する際にはこの4つのキーワードを意識しながら答えると、より同社に相応しい人材としてアピールできます。
また、希望職種の経験について問われることがよくあります。過去にその知識やスキルを用いて成功した経験があれば、エピソードとして話せるように準備しておきましょう。
りらいあコミュニケーションズの面接攻略法(面接対策)
■りらいあコミュニケーションズの事業戦略2020を理解した上で自己分析をする
同社の面接を受ける上では、中期経営計画「事業戦略2020」を理解しておくことが不可欠です。この計画における重要施策として「デジタルシフト」「企画提案力の強化」「海外事業の推進」「人財強化・総合力の発揮」の4点を掲げています。
同社はこれら4つのイノベーションにより高付加価値の提供を目指し、企業価値の向上につなげ、持続的な企業成長を達成しようとしていることが伺えます。
従来より「人財」「ICT」「マネジメントシステム」におけるレベルの高さを強みとしており、現在はその強みを生かして海外展開を積極的におこなっています。また、独自のソリューションを開発することで生産効率の向上を図るなど、革新的な技術や考え方にも前向きに取り組んでいます。
このことから、同社の面接時にはこれまでの業務において「革新的な発想や取り組みによって得られた成果や経験」、「ICTを活用した業務成果」などがあれば具体例を挙げながら伝えましょう。経験がない場合にはICTに関する知識を事前に調べておいたり、今後の社会や市場動向を見据えた自身の先端技術の活用方法案などを準備しておくことで強いアピールになります。この戦略をしっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接ではこの考え方に合致する人材であることをアピールしましょう。
■「なぜりらいあコミュニケーションズに転職したいのか」の明確化には他社研究を
同社の面接でよく聞かれる質問のひとつとして、「なぜりらいあコミュニケーションズか」という問いが挙げられます。面接官はこの質問から「どのくらい当社のことを理解しているか」「この人は当社でどのようなことを実現したいのか」「それは当社で実行可能であるか」「この人の経歴や取り組みが当社でどう活かされるか」といったポイントを確認しています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、りらいあコミュニケーションズという企業についてしっかり理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
- トランスコスモス株式会社
- 株式会社ベルシステム24
- 株式会社アイティコム
- 株式会社 TMJ
りらいあコミュニケーションズの採用面接で実際に聞かれた質問内容
りらいあコミュニケーションズが目指している方向性や求める人材像について、企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。「オープンで風通しの良い職場環境で、互いに助け合いチームワークを大切にしながら、自己成長の実現と会社の成長に貢献していく」という社風を意識して面接に臨みましょう。
また、前述した求める人物像である「チャレンジ精神」「好奇心」「向上心」「柔軟な創造力」に加えて、同社のビジョン「創造的な価値の連携を支える 信頼の環~Relia」からもわかる通り、「創造力」は特に重視しているといえます。どのように「創造力」を発揮することができるか、具体的に説明できるようあらかじめ準備しておくと安心です。
以下に面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされた際に堂々と自信を持って答えられるよう、しっかりと考えながら面接対策をしておきましょう。
[20代前半・女性/人事] 【結果:入社】
[30代後半・男性/その他] 【結果:入社】
[30代前半・男性/プロジェクトリーダー] 【結果:一次面接で不採用】
[30代前半・男性/マーケティング] 【結果:一次面接で不採用】
りらいあコミュニケーションズの採用面接に向けて
りらいあコミュニケーションズの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介してきました。以下の3点についてしっかりと準備し、面接に臨みましょう。
- 「オープンで風通しの良い職場環境で、互いに助け合いチームワークを大切にしながら、自己成長の実現と会社の成長に貢献していく」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。
- りらいあコミュニケーションズの「事業戦略2020」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜりらいあコミュニケーションズか」に対する答えを明確にしておく。
上記3点を踏まえ、しっかりと準備して、面接当日は自信を持って強くアピールすることを心がけましょう。
グローバルウェイ エージェントに直接登録されたい方はこちらのフォームをご利用ください。
「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。
筑波大学卒業後、大手食品メーカーに入社。人事部、広報宣伝部に配属。ダイバーシティ推進、制度の改革や研修企画などに従事。英国在住。