MICメディカルの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
これまで人に頼っていた治験環境ですが、同社はエムスリーの「m3.com」を用いることで治験のIT化を推進。高品質・低コスト・スピーディな治験システム環境を提供することでCRO業界をリードする存在へと急成長しています。
同社では、医療機関で治験が適切におこなわれているかをモニタリングするCRAが中心となって活躍しています。口コミには「仕事の成果が社会に影響を与えることを実感できる」「担当している薬剤で患者さんが回復していく様を間近で見ることができた」など、自分の仕事が社会貢献に繋がっていると感じているコメントが見受けられます。
また「全体的に雰囲気は穏やか」「上下関係なくすべて"さん"付けで呼び合いコミュニケーションが取りやすい」「イベントが多く社内での交流が多い。会社説明会のときに子どもをつれてくる人もいる」など、会社の風通しのよさを評価するコメントや、女性が活躍できるという意見が多く見られました。風通しのよいアットホームな雰囲気で、社会的責任がやりがいに繋がる社風であることがうかがえます。
■選考は何次まで?
2020年6月現在、同社のコーポレートサイトから応募できる職種はCRA職のみです。その他の職種については募集が開始されれば随時掲載されます。気になる方はこまめにチェックしておきましょう。
選考フローについての記載はありませんが、口コミサイトによると「WEBエントリー」→「一次面接」→「二次面接」→「三次面接(条件提示)」→「内定」という流れが多いようです。面接経験者によれば、一次面接は人事担当1名、二次面接は社長が同席、それぞれ40分程度だったとのこと。内定までは2週間程度だと想定されます。事前に確認したい方は人事に問い合わせてみてもよいでしょう。
また、転職エージェント経由でも募集があります。エージェント経由ではCRAの他に「医薬品臨床パートのメディカルライティング」業務でも募集があります。詳細はキャリコネの求人情報から確認してください。
■面接内容の傾向は?
口コミによると、なぜCRA職を志望するのかを聞かれることが多いようです。CROによっては複数のCRAで1つのプロトコールを分業することがありますが、同社は基本的には1人のCRAが1つのプロトコールを担当します。この違いを念頭において、CRAの仕事への熱意と共に「なぜ同社のCRAなのか」に答えられるようにしておきましょう。
その他、同社への志望理由・強みと弱み・成功体験・失敗体験(そこから学んだこと)など、これまでの経歴に関わる質問が多いようです。
面接の前にはコーポレートサイトの社員インタビューに目を通してください。それぞれが「なぜ同社を選んだのか」「どんな人が同社に合っていると思うか」などのメッセージがあります。これらを参考に、スキルマッチやキャリアプランについて具体的に話せるようにしておきましょう。
なお、面接の雰囲気は終始和やかにおこなわれたとの口コミが多く見受けられるので、リラックスして臨むといいでしょう。
MICメディカルの面接攻略法(面接対策)
■MICメディカルのスローガンを理解した上で自己分析をする
面接を受ける前に、同社のスローガンを確認しておきましょう。同社はトリプルNo.1をスローガンに掲げ、「生産性」「従業員満足」「治験」でNo.1を目指しています。
同社の代名詞でもある「治験のe化」によって生産性を高め、同時に日本における治験環境を整備し、世界一の治験大国に押し上げようとしています。現在はその第一段階として『治験君』『モニター君』というm3.com利用医師へのコミュニケーションシステムを導入しており、将来的にはさらにIT化を進めていく計画です。同社が目指す世界に共感し、自ら積極的に行動し、チャレンジできる人材が求められています。
また、業績No.1と同時に従業員満足もNo.1を目指すことを公言しています。実際、口コミにも働きやすさ・風通しのよさ・ワークライフバランスへの評価の声が多く見受けられます。このような環境を構成するメンバーとして、コミュニケーションやチームワークを大切にするなどの意識も必要です。
掲げられているスローガンを実現するために自分ができることは何か。具体的な行動や活かせるスキルなどをまとめておくと、面接もスムーズに進むでしょう。また、同社が推進する「治験のe化」については背景や具体的な手法、構想までしっかりと頭に入れておきましょう。
■「なぜMICメディカルに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接では、「同社のことをどのくらい理解しているか」「ここで自分がやりたいことは何か」を論理的に伝えることが必要です。同時に、「なぜ同業他社ではなく同社を志望するのか」という視点からアピールすることで同社に対する熱意が伝わります。競合他社の事業規模や特徴をつかむことで、同社の立ち位置や独自性がより鮮明に見えてくるため、念入りに研究しておきましょう。具体的には以下のような企業について調べてみてください。
- IQVIAサービシーズジャパン株式会社
- シミック株式会社
- イーピーエス株式会社
- 株式会社メディサイエンスプラニング
MICメディカルの採用面接で実際に聞かれた質問内容
同社が社会に担っている役割や、治験において目指す方向性、必要とされている人材像が見えてきたのではないでしょうか。同社は治験のe化によって日本が治験大国となることを目指しています。同社が目指す世界に共感し、風通しの良い環境を活かして積極的にチャレンジできる人材だと印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[20代後半・男性/介護・ケア関連職] 【結果:二次面接で不採用】
[20代後半・男性/CRA] 【結果:一次面接で不採用】
[20代後半・女性/CRA] 【結果:二次を辞退】
[20代後半・女性/CRA] 【結果:内定を辞退】
MICメディカルの採用面接に向けて
同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「風通しのよいアットホームな雰囲気で、社会的責任がやりがいに繋がる社風」を意識し、自身と社風がマッチしていることをアピールする。
- 同社のスローガンを理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
- 競合他社についてよく研究し、「なぜMICメディカルか」に対する答えを明確にしておく。
自分の魅力を最大限伝えるために、上記を意識して自己分析や企業研究をおこない、十分に準備をしてから面接に臨みましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。