【面接対策】ビジネスブレイン太田昭和の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】ビジネスブレイン太田昭和の中途採用面接では何を聞かれるのか

50年以上にわたり企業会計の経営とシステムコンサルティングを行うビジネスブレイン太田昭和への転職。採用面接は新卒の場合と違い、これまでの仕事への取り組み方や成果を具体的に問われる他、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力、共に働く仲間として多角的に評価されるので事前に対策をすすめましょう。


ビジネスブレイン太田昭和の採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

1967年設立のビジネスブレイン太田昭和は、有限責任監査法人(現EY新日本)から誕生したコンサルティングファームです。経営とシステムのコンサルティング、システム開発から定着までを行っており、企業会計の分野に特化しているのが特徴です。

同社の雰囲気について、実際に働く社員の口コミからは「若手でも挑戦意欲が評価され希望のプロジェクトに抜擢されることもある」「裁量のある仕事を早くから任せてもらえる」「保守的」といった声が目立ちます。コーポレートサイトの「採用メッセージ」には、「フラットで風通しのよい職場」「挑戦意欲を持ち最後まで達成しようと努力する人材は宝」「コンサルタントに求められるのは実務経験から学ぶノウハウ」といった記載もあることから、概ね目指しているところと実態の乖離は小さいと言えるのではないでしょうか。

挑戦意欲が大事にされ、若手のうちから裁量のある仕事が任される社風。このような環境にフィットし、力を発揮できる人材であると面接では伝えることが大切です。

選考は何次まで?

口コミによると、選考は2回の面接と筆記試験で構成されています。

面接官は、複数のパターンがあるようです。例えば、一次面接が人事担当者と配属予定先の部門長、二次面接が事業本部長。または、一次面接が人事担当者または配属予定部門長で、二次面接が執行役員などです。

中途採用の場合には、筆記試験の結果が大きく影響することはないと考えていいでしょう。「特に重要なのは一次面接」という口コミもありますので、しっかりと面接対策をして臨む必要があります。

2020年7月時点で募集しているのは6分野8職種。大きく分けると「コンサルタント」「システムエンジニア(SE)」「営業」の3つです。同社では、3年以上の実務経験がある人を対象として通年で中途採用を行っています。公式ホームページまたは転職エージェントサイトいずれかよりエントリーが可能です。

面接内容の傾向は?

質問内容は一般的なものがほとんどと考えて問題なさそうです。「志望動機」「自己PR」「入社後に活かせるスキルや経験」「今後のビジョン」など、中途面接で聞かれることの多い質問はしっかりと準備をしておきましょう。

入社後のミスマッチを防ぐため「思い描くキャリアプランを実現できるかどうか」を確認するような質問も多くなっています。「どういったキャリアを歩んでいきたいのか」「そのために役立つスキルや経験、足りない部分はどこなのか」などを明確にしておきましょう。

また、応募先にもよりますが、海外駐在が前提の部署や職種の場合には、英語での質問があると想定して準備しておくのがおすすめです。実際の面接で、職務経歴を英語で説明するように言われた方もいます。

ビジネスブレイン太田昭和の面接攻略法(面接対策)

ビジネスブレイン太田昭和の「BBSグループの成長戦略」や「重点戦略」を理解した上で自己分析をする

実際の面接を受ける前に、2020年5月に発表された「2020年3月期決算資料」や同年6月発表の「第53期事業報告(2019年4月~2020年3月末)」に記載されている、「BBSグループの成長戦略」「重点戦略」について理解を深めておきましょう。

まず「BBSグループ」について触れておくと、BBSとは「Business Brain's」の略で、同社を中心にコンサルティングからシステム開発・定着化までを行う合計12の会社で構成されているグループです。創業者の教え「波乗り経営」を大切にしているのが特徴で、遠い未来ではなく「半歩先」を見据えて経営の方向性などを決めています。

成長戦略・重点戦略として掲げているのは、「コンサルティング事業の強化」と「マネージメントサービス(BPO)事業の拡大」の2つです。その中の「コンサルティング事業の強化」として掲げている「コンサル一体型SIモデル」に注目してみましょう。

ビジネスブレイン太田昭和「決算説明資料」より

コンサルティングとシステムインテグレーション(SI)を組み合わせ、両面からアプローチできる体制づくりを進めています。つまり、システムのことを理解している公認会計士と会計の知識を持つエンジニアを配置し、そこにプロジェクトマネージメント力をプラス。クライアントの課題解決に向けて総合的に貢献できる仕組みです。

経営コンサルタントを希望する公認会計士資格保有者で、システムに関する知識があることは大きなアピールポイントになります。システムエンジニアにおいても同様で、会計に関する知識やノウハウは評価されるでしょう。面接では「企業会計分野に特化したコンサルティングファームである」ということを念頭に置いて、専門領域はもちろんのこと、関連する分野の基礎知識は頭に入れて臨むことをおすすめします。

「なぜビジネスブレイン太田昭和に転職したいのか」の明確化には他社研究が必要

面接では、「なぜ当社を志望しているのか」と質問されることがほとんどです。この質問では「社風やカルチャーにフィットする人材かどうか」「事業や課題についてどの程度理解し、どのような考えをもっているのか」などを確認していると言えるでしょう。

これらについて対策するためには、競合他社の分析は必須です。他社を知り、比較することで、業界やビジネスブレイン太田昭和に対する理解が深まります。以下に記載しているのは、システムのコンサルティングを行う際に競合することが多い3社です。これを参考にして競合他社の特徴を研究し、同社への理解をさらに深めましょう。

  • 株式会社オービック
  • 富士通株式会社
  • SCSK株式会社

ビジネスブレイン太田昭和の採用面接で実際に聞かれた質問内容

企業研究を通じて、目指している方向性や、求めている人物像への理解が深まってきたのではないでしょうか。同社は「挑戦意欲が大事にされ、若手のうちから裁量のある仕事が任される社風」と言えます。このような環境において実力を発揮できる人材であることを、エピソードを交えて伝えることが大切です。また、「BBSグループの成長戦略」や「重点戦略」の内容を理解したうえで、自身にできることをまとめておきましょう。

以下では、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策を進めてください。

[30代前半・男性/システムコンサルタント] 【結果:入社】

質問

当社のどういった分野であなたは活躍できますか?

回答

システム開発分野だけでなく、営業の分野においても役に立てると考えて…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/システムエンジニア] 【結果:結果待ち】

質問

コンサルタントとして必要な能力は何だと思いますか?

回答

問題発見能力と問題解決能力だと答えました。これらを身につけるには…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代前半・男性/会計コンサルタント] 【結果:入社】

質問

英語で職務経歴を説明してください。

回答

(海外駐在前提の募集要項だったため)職務経歴と強み・弱みなどを英語で…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/プロジェクトマネージャー] 【結果:入社】

質問

「この人のようになりたい」と思ったのはどんな人?

回答

一緒に仕事をした人の中で憧れたのは、社会人1年目に参画したプロジェク…(口コミの続きとアドバイスを見る

ビジネスブレイン太田昭和の採用面接に向けて

中途採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「挑戦意欲が大事にされ、若手のうちから裁量のある仕事が任される社風」であると理解し、そのような環境において力を発揮できる人材であるとアピールする。

  • 「BBSグループの成長戦略」や「重点戦略」を理解し、自己アピールへとつなげる。

  • 競合他社や業界についての理解を深め、「なぜビジネスブレイン太田昭和なのか」に対する答えを明確にしておく。
上記3つのポイントを中心に対策をおこない、面接当日は自分の描くキャリアプランをしっかり伝えましょう。

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