コナミホールディングスの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
「エンタテインメント」と「スポーツ」の2つの分野で、「デジタルエンタテインメント」「アミューズメント」「ゲーミング&システム」「スポーツ」の事業を展開するコナミグループの純粋株式会社であるコナミホールディングス。
社風については、「親族経営なので、基本的にはトップダウン」「CEOの一言ですべてが決まる」とトップの権限の強さを伺わせる口コミが多く見られます。しかしその一方で、「上下関係のわずらわしさはない」「非常にフラットな関係」と社員間ではフラットな風土であり、かつ「年齢、性別に関係なく、成果、実績に応じて平等に評価される」「実績を残した分だけ、役職や給与に反映される」という実力主義が根付いていることが分かります。
同社のコーポレートサイトでは、コナミで活躍する人=「自ら手を挙げて自発的に動いていける人」と定義されています。実際に社員の口コミを見ても、「とにかくスピード感のある会社。変化を恐れずにチャレンジすることを求められる」「その時々の時代の流れに乗りながら、色々なことに自由にチャレンジできる」というものが多く、自主性とスピード感、チャレンジ精神が同社では強く求められると言えます。
トップダウンとフラットな実力主義が共存する風土の中で、自主性とスピード感、チャレンジ精神を持って仕事に取り組む。こうした社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。
■選考は何次まで?
新卒・キャリア採用いずれも、コナミグループとして一括して採用情報が公開され、応募時点から「エンジニア/デザイナー/企画・プロデュース/ビジネスサポート/コーポレート/スポーツ・施設運営」など職種別に募集が行われます。
各職種ごとに、コナミデジタルエンタテインメントやコナミアミューズメント、コナミスポーツなど、担当する事業内容に応じて配属会社が決定される仕組みです。
経営企画、財務経理、法務・知的財産、人事・総務、情報システム(社内SE)などのコーポレート系ポジションは、コナミグループ各社やコナミホールディングスで募集されており、グループ全体のビジネスを支える役割を担います。
キャリア採用の一般的な選考プロセスは、オンラインでの応募・書類選考の後、職種に応じて複数回の面接(オンライン面接を含む)と適性検査や技術試験・ポートフォリオ選考などが行われ、最終面接・条件面談を経て内定・入社となる流れです。選考回数や内容はポジションによって異なり、必要に応じて追加課題や健康診断が実施されます。
面接官に関する口コミを見てみると、一次面接は人事担当者、二次面接は配属部門の責任者(部長クラス)、最終面接は役員クラスとのことです。
■面接内容の傾向は?
コナミホールディングスの面接内容には、「トップダウンとフラットな実力主義が共存する風土の中で、自主性とスピード感、チャレンジ精神を持って仕事に取り組む」という社風が大いに反映されています。
「あなたの強みは何ですか?」「入社後、何を成し遂げようと考えていますか?」といった質問が多く見られ、自分自身の専門性・強みを把握したうえで、自律的に目標に対して行動できる人材かどうかを確認されます。
また、「湯呑に入ったお茶を1万円でどう売る?」「騒音問題で近所とトラブルになった工場があり、その解決法は?」など、ケーススタディが出題されるケースが見られるのも同社の特徴。「スキルよりもコミュニケーション能力を見られる」「やる気と個性を重視される」といった口コミが見られますので、突飛なケースを出題されても、柔軟に対応することで、コミュニケーション能力とやる気をアピールしましょう。
コナミホールディングスの面接攻略法(面接対策)
■コナミホールディングスの企業理念と『役職員の評価基準』を理解した上で自己分析をする
コナミホールディングスの採用面接を受けるにあたって、同社の企業理念と『役職員の評価基準』をしっかりと理解することが重要です。
・Purpose(存在意義):「価値ある時間」をともに
人生のページをめくれば、なにかに夢中になった経験、家族と過ごしたひととき、仲間とともに取り組んだ挑戦などに、感動、喜び、元気、祝福、満足感、癒し、愛情、連帯感、そんなかけがえのない「価値ある時間」があったことに気づきます。
そして、「価値ある時間」が積み重なり、私たちの人生や社会を豊かに彩ります。
ゲームやスポーツなどのエンタテインメントは、世代やコミュニティを超えて、「価値ある時間」を生み出す力をもっていると私たちは信じています。
「価値ある時間」があふれる未来へ
みなさまとともに
・Values(価値基準)
カスタマー・イン Customer-Oriented:お客様を第一に考えて、行動しよう。
最高レベルの商品・サービスを提供することにより、お客様の満足度を最大化します。
チャレンジ Our Challenge:失敗を恐れずに、大胆に挑戦しよう。
誰も体験したことのない夢と感動を提供するために、日々チャレンジを積み重ね、創造と革新を生み出します。
チェンジ Response to Change:時代の変化を感じよう。
時代は変化します。お客様のニーズも日々変わっていきます。時代の変化を敏感に捉え、柔軟に対応しよう。
コンプライアンス Compliance:品位と自覚を持って行動しよう。
法と倫理を遵守することは信頼を獲得する第一歩です。小さな誤りでも、会社全体に影響を及ぼすことを認識し、誠実に業務に邁進します。
『役職員の評価基準』では、「カスタマー・イン」「チャレンジ」「チェンジ」「コンプライアンス」という4つのキーワードが設定されています。過去の具体的な職務経験を語る中で、これらのキーワードを体現することをアピールできれば、「同社で活躍できる人材」であることを印象付けられるでしょう。
例えば、過去に担当したプロジェクトにおいて、目標設定する際には「お客様目線」に立ち、さらにその満足度を最大化するために、一段上の目標設定にしたことや、過去の成功に囚われることなく、時代の変化を的確に読んだうえで、新しいことにチャレンジしたことについて、具体的に紹介するとよいでしょう。
■「なぜコナミホールディングスに転職したいのか」の明確化には他社研究を
「なぜこの会社を志望したのか?」という質問は、どの会社でも必ずと言っていいほど問われますが、コナミホールディングスも例外ではありません。面接官はこの質問を通して、「この人はこの会社で何を実現したいと思っているのか」という観点とともに、「本当に同社のことを理解しているのか」についても確認しようとしています。
この質問に明確に回答するためには、業界および競合他社についての研究が不可欠です。コナミホールディングスの競合とされる会社を以下にご紹介しますので、これらの会社について研究することで、同社ならではの強みや独自性を把握し、志望動機の中に落とし込みましょう。
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- セガサミーホールディングス株式会社
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 株式会社カプコン
- 株式会社コーエーテクモホールディングス
コナミホールディングスの採用面接で実際に聞かれた質問内容
ここまで、コナミホールディングスの社風や面接内容の傾向、企業理念などについてご紹介してきました。同社が求める人材像について、イメージが掴めてきたのではないでしょうか。
面接を受ける際には、「トップダウンとフラットな実力主義が共存する風土の中で、自主性とスピード感、チャレンジ精神を持って仕事に取り組む」という社風を意識して、「『お客様目線』に立ち、時代の変化に合わせて新しいことにチャレンジできる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
株式会社コナミホールディングスの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:最終面接で不採用】
[20代前半・男性/広報] 【結果:一次面接で不採用】
[年齢性別不詳/プログラマ] 【結果:一次面接で不採用】
[20代前半・女性/ゲーム・マルチメディア関連職] 【結果:入社】
コナミホールディングスの採用面接に向けて
コナミホールディングスの採用面接を受けるにあたって、押さえていただきたいことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下3つのポイントです。
- 「トップダウンとフラットな実力主義が共存する風土の中で、自主性とスピード感、チャレンジ精神を持って仕事に取り組む」という社風を意識して、「『お客様目線』に立ち、時代の変化に合わせて新しいことにチャレンジできる人材」であることを、具体的なエピソードをもってアピールする。
- コナミホールディングスの企業理念と『役職員の評価基準』に沿った自己分析を行い、有効な自己PRにつなげる。
- 業界および競合他社の研究を通して、コナミホールディングスならではの強み・独自性を把握し、志望動機に具体性を持たせる。
これらを参考に準備を進め、面接当日は、リラックスして、やる気とコミュニケーション能力をアピールできるよう、自分の言葉で熱意を伝えましょう。



東京大学卒業後、大手自動車メーカー入社。人事部門に配属。女性の働き方プロジェクトリーダーを担当。