プロトコーポレーションの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
中古車ポータルサイト「グーネット」「グーバイク」などを中心としたに自動車関連情報や、習い事などの生活関連情報を提供するプロトコーポレーション。1977年の創業から40年以上にわたり、中古車情報を提供し続けてきた同社は、中古車情報関連ビジネスにおいて圧倒的な地位を築いています。
同社は2020年1月より、新たな企業目標として「CHANGING COMPANY~未来に向けて変化し続ける会社~」を掲げました。変化の激しい情報化社会においてイノベーションを起こせるよう、社員自身が変化を楽しめることが大切だとしています。
そんな同社は、社員同士の仲が良く、良好な人間関係の中で主体的に仕事に取り組む人が多いようです。過去の口コミには、体育会的な社風や長時間労働に関するコメントも見受けられますが、現在ではワークライフバランスが重視され、メリハリをつけた仕事が歓迎されます。ここ数年で労働環境の改善がかなり進んでいるようです。また、かつては間接部門が中心だった女性の活躍の場も、徐々に営業現場に広がってきているという声が聞かれました。
このように職場環境がアップデートされている同社では、年功序列も崩れつつあるといいます。その一方で、受け身の場合は活躍の場が限られるなど、より主体性が求められてきています。失敗を許容する風土が醸成されており、成長意欲のある人にとっては挑戦しやすい環境だと言えるでしょう。
メリハリのある職場環境の中で、変化や失敗を恐れずに挑戦する。採用面接では、このような社風にフィットするかどうかが見極められます。
■選考は何次まで?
2021年5月現在、企画営業職やIT関連職種などで中途採用をおこなっています。仕事内容や応募資格など、詳細はコーポレートサイトで確認してください。あわせて、社長メッセージや社員インタビューにもしっかり目を通しておきましょう。
一般的な選考フローは、「書類審査 → WEB適性検査 → 1次面接 → 最終面接」というものです。WEB適性検査は玉手箱形式でおこなわれたという口コミ情報もあります。現在、面接はオンラインも取り入れられているため、明瞭な話し方を練習しておくなどの対策を講じておくと安心でしょう。
また、求人サイトや転職エージェントを活用した応募も可能となっており、こうした方法を用いるのも一案です。キャリコネにも情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。
■面接内容の傾向は?
オーソドックスな質問がメインとなりますので、志望動機や入社後の展望については事前にしっかりと構築しておきましょう。
同社の面接で特徴的なのは、人生観についての質問が多く見られることです。生きていく上で大切にしている価値観が問われ、座右の銘を聞かれたという情報もあります。こうした質問に対しては、具体的なエピソードを交えながら回答するのが効果的です。これまでの原体験が自らの価値観や仕事観にどう繋がっているのかを自分の言葉で力強く語り、面接官の印象に残る有益な面接にしましょう。
「好きなクルマは?」というように自動車に関する質問がされることもあるようです。しかし、入社時においては必ずしも自動車に関する高度な知識は求められません。大切なのは、入社後に商品知識や業界知識を身に着け、それをユーザーのソリューションに役立てて社会に価値を提供しようとする意思です。背伸びをせずに等身大の回答をした上で、入社後の成長意欲を伝えることを意識してください。
面接の雰囲気は穏やかだという口コミが見られました。人柄が重視されるという情報もありますので、明るくハキハキとした対応を心がけましょう。
プロトコーポレーションの面接攻略法(面接対策)
■プロトコーポレーションの中期経営計画を理解した上で自己分析をする
面接に際しては、同社の中期的な方向性への理解が欠かせません。ここでは、同社の中期経営計画から今後の方向性を読み解いていきましょう。
同社では、2020年3月期から2022年3月期を対象とした中期経営計画を策定しています。そのなかで、中長期的な成長戦略として、新⾞領域を利益創出の柱とすることや、中古⾞領域における製造原価・販管費の⾒直し、整備領域における広告事業の事業基盤拡大と予約サービスの構築を掲げています。さらに、AI領域や新規事業への投資も重点的におこなっていくとしています。このように、中⻑期的な成⻑市場へ経営資源を投入することで、持続的な企業価値の向上を図る方針です。
特に、最後の事業年度となる2022年3月期は、コロナ環境下においても底堅い需要を見込むと同時に、顧客の業務効率化やDX化のさらなる進展を想定しています。販売・整備拠点としての新⾞ディーラーの重要性に変更はなく、転換期を通じてプレゼンスの引き上げを推進していく考えです。
こうした方向性を理解し、どの分野で自らが貢献できるのかを想定しながら自己分析をおこなう必要があります。その上で、即戦力として活躍できる人材だと印象づけられるような戦略的な自己アピールをおこないましょう。
■「なぜプロトコーポレーションに転職したいのか」の明確化には他社研究を
面接にあたり、「なぜプロトコーポレーションなのか」という質問に対してはっきり回答できるように準備しておくことが大切です。面接官は、「社風にフィットしているか」「それまでの経験を同社で生かせるのか」といった点はもちろん、「本当に同社の特色を理解しているのか」を知ろうとしています。
そのためには、競合となり得る企業について調べ、事業領域や事業戦略、経営理念、社風といった観点から各社の違いを明らかにしておくことが望まれます。その上で、この業界に転職する意図や、他社ではなくて同社にこだわる理由を自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。
- 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
- 株式会社カカクコム
- エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社
プロトコーポレーションの採用面接で実際に聞かれた質問内容
同社が求める人材像や目指している方向性がクリアになってきたのではないでしょうか。
面接を受ける前には、自身のキャリアを振り返って自己分析をおこない、志望動機を整理することが重要です。面接の場では、「メリハリのある職場環境の中で、変化や失敗を恐れずに挑戦する」という社風にフィットして活躍できる人材であると印象づけられるよう、さまざまなエピソードを用意しておいてください。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるかをあらためてシミュレーションし、面接対策の総仕上げをおこないましょう。
株式会社プロトコーポレーションの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[30代後半・男性/ディレクター] 【結果:入社】
[20代前半・男性/コンサルティング営業] 【結果:内定を辞退】
[20代後半・男性/企画営業] 【結果:結果待ち】
[20代前半・男性/システムエンジニア] 【結果:結果待ち】
プロトコーポレーションの採用面接に向けて
プロトコーポレーションの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「メリハリのある職場環境の中で、変化や失敗を恐れずに挑戦する」という社風を意識し、成長意欲を持って行動できる人材であると伝えられるよう、具体的なエピソードを交えてアピールする。
- 中期経営計画(2020年3月期〜2022年3月期)を理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
- 競合他社についても研究し、「なぜプロトコーポレーションか」に対する答えを明確にしておく。
これらのポイントを意識して対策を進め、面接当日は自分の能力をアピールできるよう心がけましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。