ブロードリーフの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
自社開発の業務ソフトウェアと専用データベースを中心とした総合ITサービスを、自動車アフターマーケット業界、携帯電話販売店、旅行会社、バス会社、機械工具商社などに向けて展開するブロードリーフ。特に、整備や部品の卸販売といった、自動車アフターマーケット向けの業務アプリでは圧倒的なシェアを占め、マーケットにおける確固たる地位を築いています。
そんな同社は営業にかなり力を入れており、体育会的な風土があるようです。同時に、「出世しやすいのは成績、人望ともに厚い人」といったコメントも見られ、周りの社員や上司との関係性も大切にしている様子です。
また、口コミで目立つのは、「意思決定はトップダウンでおこなわれる」という声です。こうした体制を「ワンマン」と評する向きがある一方で、「社長の強力なリーダーシップによる意思決定が成長につながっている」という声も聞かれます。
仕事に関しては個人の裁量に委ねられる部分が多く、「上司に言えばやりたいことをやらせてくれる環境がある」「時間を有意義に使うことができる」「いろいろな人を巻き込んでプロジェクトを遂行できるので、やりがいがある」などの声が聞かれました。個人の裁量が大きいからこそ、目標を達成するために計画を立て、そこに向かって努力と実行を継続できる人が求められていると言えるでしょう。
実績にこだわる体育会的な風土の中で、個人に与えられた裁量を生かしながら高いモチベーションを持って仕事に取り組む。面接ではこのような社風にフィットし、力を発揮できる人材であるかを見極められます。
■選考は何次まで?
同社は2021年5月現在、「エンジニア系職種」「営業系職種」「コーポレート系職種」などで中途採用をおこなっています。就業条件、必要とされる経験・スキル、求める人材像などは、同社の中途採用ページに詳細が記載されています。エンジニアの開発拠点は3か所ありますが、フルリモート勤務OKのため、全国どこに居住していても応募が可能です。
選考フローに関する公式情報はありませんが、口コミ情報によると書類選考後に3回程度の面接がおこなわれるようです。新型コロナウイルス感染症対策としてオンライン面接が取り入れられる可能性があるため、それも想定して明瞭な話し方を練習しておくとよいでしょう。
また、求人サイトや転職エージェントを活用して応募することもできます。キャリコネにも複数の情報が掲載されていますので、参考にしてみてください。
■面接内容の傾向は?
面接は、志望動機や転職理由といったオーソドックスな質問が中心です。これまでの経歴をしっかりと棚卸ししながら自己分析をおこない、自分らしさを出せる志望動機を構築しましょう。「なぜ、自動車アフターマーケットに興味を持ったのか」についても考えをまとめておくことが望まれます。口コミには、「体育会系だと受けがよい」「ハキハキ答えるとよい」といったアドバイスが出ていました。
また、営業に力を入れている同社らしいものとして、「飛び込み営業はできますか?」「子供用の携帯電話を売ってください」というように、実際に営業トークをおこなうこともあるとのこと。営業職で応募する場合には、自分の営業スタイルを再確認した上で、こうした場合に備えた対策を講じておくことをおすすめします。
圧迫面接に関する口コミは見られず、終始和やかな雰囲気のなかで進められるようです。事前準備をしっかりとおこない、落ち着いて面接に臨みましょう。
ブロードリーフの面接攻略法(面接対策)
■ブロードリーフの中期経営方針を理解した上で自己分析をする
面接に際しては、企業の中期的な方向性を把握した上で、自己PRを構築する必要があります。ここでは、ブロードリーフの中期経営方針から今後の方向性を見ていきましょう。
現在運用されているのは、2021年から2023年を対象とした中期経営方針です。自動運転技術や電気自動車などに加え、個人のライフスタイルの多様化により自動車への関わり方も変化してきました。このような環境の中、同社では中期的な方針として、コアビジネスである業務ソフトウェア事業での収益向上策と新規領域における事業創出策を並行して実施し、高成長企業への進化を目指すとしています。
そこに向けたテーマは「2つのDX」。「顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」と「データエクスチェンジャー(DX)としてのサービス基盤の高付加価値化」を掲げました。具体的な重点施策として、次の4つを遂行していく方針です。
施策1 クラウド版新モデルの市場投入
施策2 DXソリューションの強化
施策3 EDI拡張と受発注プラットフォームのオープン化
施策4 MaaSプラッフォームの展開
同社にて公開されている資料を読み込み、これらの戦略においてどういった側面から貢献できそうかを考え、自己分析に落とし込んでみてください。その上で、採用側が即戦力として具体的にイメージできる戦略的な自己PRにつなげましょう。
■「なぜブロードリーフに転職したいのか」の明確化には他社研究を
面接では、「なぜブロードリーフに転職したいのか」という志望理由についても聞かれます。面接官はこの質問を通し、「応募者は当社で何を実現したいのか」「どんな能力を持っているのか」を確認するとともに、「本当に当社について理解しているのか」を見極めようとしているのです。
この質問にしっかりと答えるために、競合他社についても事前に調べておくことが重要です。社風や事業内容などについての違いをつかんだ上で、同社の強みや特色を把握し、志望動機に落とし込めるとよいでしょう。競合が少ないと言われる同社ですが、以下に挙げた企業を参考に、自分なりの軸で他社研究をおこなってみてください。
- サイボウズ株式会社
- ビジネスエンジニアリング株式会社
- 株式会社タジマ
ブロードリーフの採用面接で実際に聞かれた質問内容
このように、ブロードリーフの採用面接を受けるにあたっては、社風や中期的な方向性にもとづいた自己分析や、他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「実績にこだわる体育会的な社風」を意識して、「個人に与えられた裁量を生かしながら高いモチベーションを持って仕事に取り組める人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを用意しておくと役立ちます。
以下に、面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるかシミュレーションし、面接対策の総仕上げをおこないましょう。
株式会社ブロードリーフの面接で聞かれた質問内容(キャリコネ)
[40代前半・女性/カスタマーサポート] 【結果:入社】
[男性/プリセールス] 【結果:最終面接で不採用】
[20代後半・男性/代理店営業] 【結果:最終を辞退】
[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:内定を辞退】
ブロードリーフの採用面接に向けて
ブロードリーフの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「実績にこだわる体育会的な社風」を意識し、「個人に与えられた裁量を生かしながら高いモチベーションを持って仕事に取り組める人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを用意しておく。
- ブロードリーフの中期経営方針を理解し、これに沿った自己分析をおこなって有益な自己PRにつなげる。
- 競合他社について研究し、「なぜブロードリーフか」に対する答えを明確にしておく。
上記のポイントを参考に準備を進め、面接当日は、これまでの成果や今後実現したいことなどを自分の言葉でしっかり伝えましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。