【面接対策】タカラスタンダードの中途採用面接では何を聞かれるか

【面接対策】タカラスタンダードの中途採用面接では何を聞かれるか

ホーローキッチンなどで知られるタカラスタンダード。中途採用面接では、新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されるので、事前にしっかり対策しておきましょう。


タカラスタンダードの採用面接前に知っておくべきこと

社風への理解

1962年、世界で初めてホーローキッチンの開発に成功したタカラスタンダード。業界でも高いシェアを誇り、このホーロー技術を駆使したシステムキッチン、システムバス、洗面化粧台などを開発し、総合住宅設備機器メーカーとして全国に展開しています。そして業界最多全国約170の地域密着型ショールームを展開しています。


そんなタカラスタンダードは、体育会系の風土が強い企業のようです。ただし先輩後輩はキッチリしていますが、社内は和気あいあいとした雰囲気で、質問もしやすい環境という声が多く見受けられました。「ファミリー感の強い社風」「社員同士の仲が良い」といった声もあります。しかし労働環境については「残業が多く、休日出勤も多いため休みがない」「突然の人事異動、遠くの転勤が多い」「営業は決められた数字をクリアできないと詰められる」などといった声もありました。プライベートを重視するよりはストイックに仕事を進められる人が好まれるといえます。


社員のやりがいの声には「仕事量も多いが、担当したお客様から直接喜びを伝えてもらえることもあり嬉しい」「自分が提案したものがカタチとなり、やりがいを感じられる」などの声があります。またホーローの技術力、商品に魅力を感じ、誇りを持っている社員の声も多くありました。厳しい労働環境の中でも、自分の使命を見出しやりがいを感じられる人材が求められるでしょう。


タカラスタンダードは、「長年使うものだからこそ、いいものをお使いいただきたい」という信念のもと、ホーローにこだわり貢献し続けることを目指しています。採用面接では、こういった社風にマッチするかが見極められるでしょう。

選考は何次まで?

タカラスタンダードの選考プロセスは、書類選考、適性検査、面接(2〜3回)です。内定までの所要期間は、概ね1ヵ月ほどです。面接官は、一次が現場の社員、二次が管理部門・人事部の部長クラス、最終が役員という流れが多いようです。現場社員などの面接は穏やかな雰囲気のようですが、部長クラスの面接では「高圧的だった」「圧迫面接だった」という声がありますので、どのような面接官に対しても動揺せずしっかりアピールできるよう準備しておきましょう。


タカラスタンダードの中途採用では、ショールームアドバイザー、営業、施工監理を募集しています。コーポレートサイトの採用ページに、募集要項のほか、中途入社社員のインタビューや職種別の社員インタビューなども掲載されたますので、しっかり確認し、なぜその職種を希望するのか説明できるようにしましょう。

面接内容の傾向は?

タカラスタンダードの面接では、オーソドックスな質問が多いようですが、「なぜ前職を辞めたのか」という質問に関してはかなり掘り下げて詳細に理由を聞かれるようです。退職理由については、筋道を立てて、論理的に伝えられるように事前に整理しておくと良いでしょう。


またショールームアドバイザーの場合、仕事内容は接客が中心ではありますが、成約につながる提案力も必要となり、図面や見積書の作成等、業務量が多いため、面接でも「覚えることが多いが大丈夫か」といった質問もされるようです。前職の経験などから、業務量が多い中でも優先順位を見極め、効率よく業務をこなせることなどをエピソードとしてアピールすると良いでしょう。


その他、商品についての質問もあり、「○○の商品に魅力を感じる」とだけ回答した場合、「例えばどういったところが魅力なのか」と深く聞いてくることもあるようなので、コーポレートサイト、カタログなどの確認や、可能であれば事前にショールームに足を運ぶなどし、商品のラインナップや企業として重きを置いている箇所、強みなどをよく研究し特徴を押さえておくと良いでしょう。

タカラスタンダードの面接対策についてもっと具体的な情報を知りたい場合は、引き続きこの記事をお読みください。面接攻略法や、過去の面接で実際に聞かれた質問内容とその回答例をご紹介します。

タカラスタンダードの面接攻略法(面接対策)

「中期経営計画2020」の基本戦略を理解した上で自己分析をする

タカラスタンダードの面接を受ける上では、「中期経営計画2020」の基本戦略を理解しておくことが不可欠です。主だった内容は以下となります。

『中期経営計画2020』〜今こそタカラの総合力を!〜
<基本戦略>
1.販売戦略・・・差別化と総合力の追及
(1)リフォームを中心とする成長市場への攻めの営業力強化
(2)強み(技術力・販売力)を活かした事業領域の多面化
2.商品戦略・・・商品企画力の強化
(1)ホーローを軸とした独自性のある商品開発と高付加価値商品の提供
(2)ターゲットを明確にした商品開発とマーケティング力の強化
(3)外部との共同研究・開発の推進
3.供給戦略・・・コストミニマムの実現
(1)供給体制の整備
(2)コスト競争力の強化
4.企業体質強化
(1)営業サポート体制の強化
(2)内勤業務の効率化
(3)コーポレートガバナンス体制の強化

中期経営計画2020の基本戦略は、今後活躍する人材を採用する人事戦略に影響します。しっかりと理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。


コーポレートサイト内のトップメッセージの中に、「水回り機器は心地よい暮らしを叶えてくれる大事なものだから、お客様に実際に「見て、触れて、納得」して頂きたい。」とあります。タカラスタンダードでは、全国に地域密着型ショールームを展開しています。特にショールームアドバイザーでは、誰よりも商品知識を持っているというプロ意識をもち、顧客の新築・リフォームがベストな形となるよう、要望に合わせたタカラ商品を提案する力が重要となります。面接の場でも、事前に商品について研鑽し、顧客との会話の中で、要望や生活シーンをしっかりイメージし、最適な商品を提案できることを、これまの経験やエピソードを通じてアピールできると良いでしょう。


またタカラスタンダードの強みである「ホーロー」についてホーロー素材を詳しく知らない顧客に対しても、深く知ってもらえるよう、実演など工夫して伝えることも大切です。どういったPRをすれば、顧客に響くのか、良さを知ってもらえるのかを常に考え、柔軟な行動ができる人材であることをアピールすると良いでしょう。日々商品の研鑽を怠らず、例えばキッチンのことであれば、女性目線の使いやすさや、構造など男性目線の気になる点など、相手に合わせて対応できることをエピソードを交えて伝えると良いでしょう。


顧客との会話の中で、細部にわたる要望を見逃さずにキャッチし、相手の生活スタイル、目線に合わせた対応ができる人材であることをアピールするようにしましょう。

なぜ「タカラスタンダードか」を語るための他社研究も忘れずに

タカラスタンダードの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜタカラスタンダードか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も見ています。


業界理解や職種理解の枠を超えて、タカラスタンダードという企業についてしっかり理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。


●クリナップ株式会社

●株式会社LIXIL

●TOTO株式会社

タカラスタンダードの採用面接で実際に聞かれた質問内容

このようにタカラスタンダードの採用面接を受ける前には、中期経営計画2020の基本戦略に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「「長年使うものだからこそ、いいものをお使いいただきたい」という信念のもと、ホーローにこだわり貢献し続けることを目指す」という社風を意識して、「顧客との会話の中で、細部にわたる要望を見逃さずキャッチし、相手の生活スタイル、目線に合わせた対応ができる人材である」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくと良いでしょう。


面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。

26歳男性/ルートセールス【結果:入社】

質問

ネジリ鉢巻した大工のおっちゃんとも渡り合える?

回答

「多分大丈夫だと思います」と答えました。ウチはもともと父親が…(口コミの続きとアドバイスを見る

24歳男性/代理店営業【結果:入社】

質問

苦労した経験

回答

大学時代に経験したアルバイト、ゼミ活動、旅行に関して回答…(口コミの続きとアドバイスを見る

22歳男性/代理店営業【結果:一次面接で不採用】

質問

価格交渉をせずに商品を売るときどのような工夫が必要か

回答

商品の機能、品質、耐久性を顧客に細かく説明する必要がある。それと…(口コミの続きとアドバイスを見る

24歳女性/ショールームアドバイザー【結果:一次面接で不採用】

質問

前職をなぜやめたのか?

回答

当時はまだ勤めて間もなく、しっかりした仕事を任せてもらえる立場では…(口コミの続きとアドバイスを見る

タカラスタンダードの採用面接に向けて

タカラスタンダードの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。


●「「長年使うものだからこそ、いいものをお使いいただきたい」という信念のもと、ホーローにこだわり貢献し続けることを目指す」という社風を理解して、これに合致した人材であることをアピールする。


●中期経営計画2020の基本戦略を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。


●競合他社についても研究し、「なぜタカラスタンダードか」に対する答えを明確にしておく。


これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールできるよう心がけましょう。

この記事の執筆者

大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。