キャリアデザインセンターの採用面接前に知っておくべきこと
■社風への理解
平成5年に設立されたキャリアデザインセンターは、企業の採用戦略にマッチする自社商品・サービスを提供しています。具体的にはtypeなどの転職サイトの運営を行うメディア事業、人材紹介事業、新卒採用支援事業、IT派遣事業等を手掛けています。
そんなキャリアデザインセンターは、若手が多く仕事に対してモチベーションの高い人がたくさんいるといった声が多々見られます。明るく社員同士の仲も良い活気のある雰囲気の職場のようです。反面、「大学のサークルのような感じ」「大きな声であいさつすることを指導されるなど体育会系である」といった声もあり、そういったことが苦手な人は違和感を感じてしまうこともあるようです。
その他「担当している企業が多い」「残業、休日出勤が多い」といった声や「実績に応じた評価をしてくれる」「やりたいことはある程度自由にやらせてもらえる。任せてもらえる」などといった声があります。プライベートよりも仕事に重きを置いてる人、やりがいを求めている人が向いている職場といえます。
キャリアデザインセンターは、転職・就職というフィールドで、企業と人の出会いの場を創出し、企業の採用課題の解決を図り貢献し続けていくことを目指しています。採用面接ではこういった社風にマッチするかが見極められるでしょう。
■選考は何次まで?
キャリアデザインセンターの選考プロセスは、書類選考、適性検査(SPI)、面接(3回程)です。内定までの所要期間は概ね1ヵ月程度です。面接は一次、二次は人事部やマネージャークラスの社員が担当し、最終面接は社長が担当することが多いようです。
キャリアデザインセンターのキャリア採用では、「メディア営業広告企画営業(ES営業部)」「人材紹介キャリアアドバイザー(CA)」「人材紹介営業」「派遣営業」で募集を行っています。コーポレートサイトの採用ページに各職種の募集要項や社員インタビューなどが掲載されてますので、事前によく確認するようにしましょう。
■面接内容の傾向は?
面接では、オーソドックスな質問がほとんどで、奇抜な質問はあまりないようです。職種によっては募集要項に学歴や経験は不問と記載があり、面接においても冒頭「経験やスキルは問わない。仕事に対する姿勢がどれだけお互いマッチするかを重要視する」などと言われることが多いようです。自身のこれまでの仕事観やアピールポイントをしっかり伝えられるよう整理しておきましょう。
また「ストレス耐性をみられる」「タフな人材を求めている」といった口コミもあります。前職で例えば営業や接客などを経験していた場合は「顧客にどのようなことを言われても実直に誠実に対応できた」や「辛いことも諦めずに何度も挑戦したことで成果を得られた」など根気強さや精神面の強さを具体的なエピソードを通してアピールできると良いでしょう。
キャリアデザインセンターの面接攻略法(面接対策)
■キャリアデザインセンターの「通期計画」を理解した上で自己分析をする
キャリアデザインセンターの面接を受ける上では、「通期計画」を理解しておくことが不可欠です。主だった内容は以下のようなものがあります。
通期計画は今後活躍する人材を採用する人事戦略にも影響します。しっかり理解した上で自己分析に落とし込み、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。<
キャリアデザインセンターでは、企業に対しての取材、撮影、画像加工、ライティングなどを一括で行うことが多く、全てを計画的にそして主体的に進めていけるかが重要です。前職の経験などから自分で組み立て、かつ自分で考え行動し成し遂げたことなどをエピソードを通じてアピールできると良いでしょう。
またキャリア志向の高い人材層、エンジニア、女性といったマーケット層を中心に事業展開しているのがキャリアデザインセンターの特徴です。それぞれの需要などを把握し、企業と求職者互いがマッチするように何を求めているのか理解できる人材が求められるでしょう。これまでの経験の中で、対象のマーケット層を熟知し対応してきたことや、コンサルティングスキルを持ち合わせているなど具体的なエピソードがあれば紹介するようにしましょう。
様々な業務も細かくプランを立て問題なく進めることができ、対象のマーケット、企業が求めていることを実現していける力があることをアピールしましょう。
■「なぜキャリアデザインセンターに転職したいのか」を明確化するには他社研究を
キャリアデザインセンターの面接でよく聞かれる質問のひとつに、「なぜキャリアデザインセンターか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「この人の経歴が当社でどう活かされるのか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」といった側面もあわせて見ています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、キャリアデザインセンターという企業についてしっかりと理解する。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
●株式会社パソナ
●パーソルキャリア株式会社
●株式会社リクルートホールディングス
●株式会社マイナビ
●エン・ジャパン株式会社
キャリアデザインセンターの採用面接で実際に聞かれた質問内容
このようにキャリアデザインセンターの採用面接を受ける前には、通期計画に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「転職・就職というフィールドで、企業と人の出会いの場を創出し、企業の採用課題の解決を図り貢献し続けていく」という社風を意識して、「様々な業務も細かくプランを立て問題なく進めることができ、対象のマーケット、企業が求めていることを実現していける力がある人材」と印象づけられるよう、様々なエピソードを準備しておくと良いでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
20代後半女性/Web関連職【結果:二次面接で不採用】
20代前半男性/法人営業【結果:入社】
30代前半女性/法人営業【結果:入社】
20代前半男性/制作ディレクター【結果:入社】
キャリアデザインセンターの採用面接に向けて
キャリアデザインセンターの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
●「転職・就職というフィールドで、企業と人の出会いの場を創出し、企業の採用課題の解決を図り貢献し続けていく」という社風を理解して、これに合致した人材であるとアピールする。
●キャリアデザインセンターの通期計画を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
●競合他社についても研究し、「なぜキャリアデザインセンターか」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするように心がけましょう。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。
大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。