ソラストの採用面接前に知っておくべきこと
■社風への理解
1965年日本初の医療事務教育機関として創業したソラスト。現在では医療事務、介護サービス、保育サービス事業を展開し、これらの領域に携わる人へのスキルアップやキャリア支援などにも取り組んでいます。
ソラストでは本部で働く人と、病院の医療事務や老人ホームの介護業務、保育園などといった専門分野で働く人がいます。本部で働く社員からは、「現場(取引先の病院や福祉施設など)で取引先側の要望を聞き、またそこで働く人にもコミュニケーションをはかり、お互いの環境を整備できたことでやりがいを感じる」といった声が見受けられます。また、介護施設等で働く現場の社員の中には「日々利用者が楽しく過ごせるレクリエーションを考えることに面白みがあった」といったものもあり、それぞれにやりがいを持ち取り組む社員の様子が口コミからうかがえます。
しかし、給与に不満をもつ声や、配属先によっては休日出勤や残業も多いといった声もありますので、やりがいや仕事内容に共感し、自分自身で積極的に学び前向きに取り組める人材が求められるでしょう。
ソラストは、医療、介護、保育といった重要な分野で、高いモチベーションをもって仕事に取り組むことで、より一層の社会貢献につなげていくことを目指しています。面接でももちろん、こういった姿勢にマッチする人材であるかがみられるポイントなりますので、意識するようにしましょう。
■選考は何次まで?
ソラストの選考プロセスは、総合職と専門職に分かれており、総合職では書類選考、面接(2〜3回)という流れです。専門職では、各募集施設・職種によって異なります。場合によっては筆記試験なども実施されるので、各募集要項をしっかり確認しましょう。内定までの所要期間は1週間程度です。医療、介護、保育関連の業界となりますので、面接では派手な印象を与えるネイルや髪飾りなどは避けるようにしましょう。
コーポレートサイトの採用ページは「中途採用総合職」と「中途採用専門職」にわかれていて、総合職のページでは部署や職種の募集の詳細が、専門職のページでは募集している施設ごとの詳細が記載れていますので、事前によく確認しておきましょう。
■面接内容の傾向は?
総合職においては取引先の施設の人や現場で働く社員に対して、専門職においては、病院では患者さん、介護施設では利用者やご家族、保育では子どもとその保護者への対応がメインとなります。面接では、コミュニケーション能力が高いかどうかが重要なチェックポイントとなりますので、そこを意識して臨むことが大切です。丁寧な話し方ができているか、相手に伝わるように心がけているか、明るくさわやかな印象であるか等々アピールできると良いでしょう。
また専門職においては、前職での経験やスキルを問われることも多いので、面接官に分かりやすく伝えられるよう順序立てて説明できるように準備しておきましょう。未経験の場合は、その職種に対する情熱や、なぜ志望したいのかの根拠付けがきちんとできているかを意識して伝えるようにしましょう。
ソラストの面接攻略法(面接対策)
■ソラストの「VISION2030」を理解した上で自己分析をする
ソラストの面接を受けるにあたり、「VISION2030」を理解し自己分析に落とし込むことが大切です。「VISION2030」の内容は以下となります。
ソラストの「VISION2030」は、今後活躍する人材を採用する人事戦略にも影響します。しっかりと確認し、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。
ソラストでは、全ての事業においてICTの積極的な導入を重要なポイントとしています。例えば医療機関では、初診での患者の待ち時間を削減するためのシステム、登録間違い等の人為的ミスを減少させるためのシステムなどの開発が進んでいます。現場の声や、利用者の声を吸い上げ要望を形にしていく力が求められるでしょう。面接の場では、社内外の関係者と良好なコミュニケーションをとり、改善点を引き出し能動的に対応できる人材であることを、これまでの経験などを通じて紹介するようにしましょう。
また医療・介護においては早急に業界No、1となることを目標としています。そして業界にこれまでになかった新しいリーダーとして業界を牽引していくことを目指しています。そのためにこれまで以上にサービスのクオリティを高めることが望まれます。前職の経験などから、より良いサービスの提供を新しい視点・発想で生み出すことに積極的であることをエピソードなどを交え伝えられると良いでしょう。
あらゆる立場の人達の声をしっかり吸い上げ、改善・改良していくとともに、新しい取り組みにも積極的に挑戦していける人材であるとアピールしましょう。
■「なぜソラストに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
ソラストの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜソラストか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「入社後どのようなことをしたいのか」「それが当社にマッチするのか」「この人の経歴は当社でどう活かすことができるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、ソラストという企業についてしっかり理解することが大切です。そのためには、競合となりやすい他社研究も忘れずに行いましょう。具体的には以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
- 株式会社ニチイ学館
- 東京海上日動ベターライフサービス株式会社
- 株式会社デイケア憩
- 株式会社日本教育クリエイト
- 株式会社ツクイスタッフ
ソラストの採用面接で実際に聞かれた質問内容
このようにソラストの採用面接を受ける前には、「VISION2030」に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では「医療、介護、保育といった重要な分野で、高いモチベーションをもって仕事に取り組むことで、より一層の社会貢献につなげていく」という社風を意識しましょう。そしてあらゆる立場の人達の声をしっかり吸い上げ、改善・改良していくとともに、新しい取り組みにも積極的に挑戦していける人材だと印象づけられるよう、様々なエピソードを準備しておくことをおすすめします。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように対応するか、イメージをしっかりもち面接対策しておきましょう。
30代前半女性/医療事務【結果:入社】
40代後半女性/その他【結果:入社】
30代後半女性/医療事務【結果:入社】
30代前半男性/医療事務【結果:入社】
ソラストの採用面接に向けて
ソラストの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「医療、介護、保育といった重要な分野で、高いモチベーションをもって仕事に取り組むことで、より一層の社会貢献につなげていくことを目指す」という社風を理解して、これに合致した人材であるとアピールする。
- 「VISION2030」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
- 競合他社についても研究し、「なぜソラストか」に対する答えを明確にしておく。
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大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。