アートネイチャーの採用面接前に知っておくべきこと
■社風への理解
1967年設立のアートネイチャーは、日本初の総合毛髪企業です。性別を問わず、オーダーメイドウィッグをはじめ、増毛商品、育毛サービス、理・美容サービスなど、毛髪に関するあらゆるサービスを提供しています。
そんなアートネイチャーは、「接客を通じて髪で悩んでいる人を笑顔にすることができ、やりがいを感じる」「顧客から信頼をされ任されることで、よりたくさん知識を取り入れようと努力し、自身の成長を感じられて楽しい」などといった、接客の楽しさややりがいを感じている社員の声が多く見受けられました。
一方で給与に不満を感じている社員が多く、また「社内営業が上手な人が出世する」といった声もあり、社内でもコミュニケーション能力が必要になりそうです。自身の働きやすさよりも、業務内容に共感し顧客のためにスキルアップをしたいという、前向きな人が向いている職場といえるでしょう。
アートネイチャーは、顧客の笑顔を増やすというモットーのもと、さらに多様化・高度化していく顧客ニーズに、商品開発力・技術力・接客力を活かし対応していくことを目指しています。面接でももちろん、こういった姿勢にマッチする人材であるかがみられるポイントとなりますので、意識するようにしましょう。
■選考は何次まで?
アートネイチャーの選考プロセスは、書類選考、適性検査、面接(2〜3回)です。面接官は、人事部、応募部署社員、役員が担当します。内定までの所要期間は概ね数週間から1ヵ月程度ですが、なかには「3ヵ月かかった」「面接官のスケジュールが合わなかった」などといった口コミがありますので、採用担当者とよくコミュニケーションをとり、転職希望時期を事前に伝えるなど工夫すると良いでしょう。
アートネイチャーの中途採用は、理容師・美容師、カウンセラー(営業職)、ジュリア・オージェ(販売職)、展示会(販売職)で募集を行っています。コーポレートサイトに各職種の業務内容や募集要項が記載されていますので、事前によく確認しておきましょう。
■面接内容の傾向は?
アートネイチャーの面接では、「入社して何ができるか」「会社に払える対価は何か」といった質問が多いようです。これまでの経験などを通し、その経験がどう活かせるか、入社後どのように貢献することができるかということをエピソードなどを交え具体的に伝えられると良いでしょう。
また接客がメインとなりますので、「人柄を重視してみられているように感じた」といった面接経験者の口コミもあります。年齢層が高めの顧客やこだわりのある顧客が多いので、丁寧な言葉遣いであるか、初対面でも好印象を与えられるかといった部分も意識し、面接に臨むことが大切です。
その他、「机に並べられたサボテンから好きなものを一つ選んでその理由を答えよ」などといった一風変わったものもあります。どのような質問をされても落ち着いて対応し、自分らしさをアピールできるように準備しておきましょう。
アートネイチャーの面接攻略法(面接対策)
■アートネイチャーの中期経営計画「アートネイチャーREBORNプラン」を理解した上で自己分析をする
アートネイチャーの面接を受けるにあたり、「アートネイチャーREBORNプラン」を理解し自己分析に落とし込むことが大切です。「アートネイチャーREBORNプラン」の内容は以下となります。
ビジョン:取り組み課題(2018年3月期〜2020年3月期)
当社は2018年3月期を初年度とする、新しい中期経営計画「アートネイチャーREBORNプラン」を策定いたしました。次の4つを全社一丸となって実現させることで、業績を安定的に成長させていきます。
「アートネイチャーREBORNプラン」は、今後活躍する人材を採用するための人事戦略にも影響します。しっかりと確認し、面接でこの戦略に合致する人材であることをアピールしましょう。
アートネイチャーの営業は一般的な「モノを売る営業」ではないため、顧客の抱えている髪の悩みを引き出すヒアリング力が重要となります。一人ひとり抱えている問題も異なるため、顧客の立場に立ち親身になって接する中で、顧客の望みを理解し、その顧客に最も合うサービスを提案していくことが大切です。相手に本当の悩みを気づかせて、解決に導いたエピソードを用意すると良いでしょう。
また顧客のニーズが多様化・高度化する業界の中で、新しい発想で商品の企画・開発を行うことも重要となります。そのためには、例えば美容関係の市場調査を行う、様々な年代の雑誌を購読する等、日々意欲的に研鑽する姿勢も求められるでしょう。現場で何を求められているか、それを形にする実行力が大切です。こういったことを根気強くかつ積極的に挑戦することができる人材であると、エピソードなどを交え紹介できると良いでしょう。
顧客に寄り添い真のニーズを引き出し対応できる能力をもち、顧客と自身の成長のために、粘り強く挑戦を続けられる人材であるとアピールしましょう。
■「なぜアートネイチャーに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
アートネイチャーの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜアートネイチャーか」というものがあります。面接官がこの質問を通して知りたいのは、「入社後どのようなことをしたいのか」「それが当社にマッチするのか」「この人の経歴は当社でどう活かすことできるか」といった視点ももちろんですが、「本当に当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。
業界理解や職種理解の枠を超えて、アートネイチャーという企業についてしっかり理解することが大切です。そのためには、競合となりやすい他社研究も忘れずに行いましょう。具体的には以下のような企業について調べておくことがおすすめです。
- 株式会社アデランス
- 株式会社スヴェンソン
- 株式会社毛髪クリニックリーブ21
アートネイチャーの採用面接で実際に聞かれた質問内容
このようにアートネイチャーの採用面接を受ける前には、「アートネイチャーREBORNプラン」に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして面接の場では、「顧客の笑顔を増やすというモットーのもと、さらに多様化・高度化していく顧客ニーズに、商品開発力・技術力・接客力を活かし対応していく」という社風を意識しましょう。そして顧客に寄り添い真のニーズを引き出し対応できる能力をもち、顧客のため自身の成長のために粘り強く挑戦を続けられる人材と印象づけられるよう様々なエピソードを準備しておくことをおすすめします。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように対応するか、イメージをしっかりもち面接対策しておきましょう。
30代後半男性/代理店営業【結果:入社】
20代前半女性/マーケティング【結果:一次面接で不採用】
30代後半男性/ルートセールス【結果:一次面接で不採用】
30代前半女性/販売アドバイザー【結果:入社】
アートネイチャーの採用面接に向けて
アートネイチャーの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
- 「顧客の笑顔を増やすというモットーのもと、さらに多様化・高度化していく顧客ニーズに、商品開発力・技術力・接客力を活かし対応していく」という社風を理解して、これに合致した人材であるとアピールする。
- 「アートネイチャーREBORNプラン」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
- 競合他社についても研究し、「なぜアートネイチャーか」に対する答えを明確にしておく。
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大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。