サニーサイドアップの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
サニーサイドアップは、1985年に、現・代表取締役社長の次原悦子氏、次原氏の母親と同級生が創業しました。現在は製品やサービスの広報業務を行うパブリック・リレーション事業(以下PR事業)を中心に、スポーツマーケティング事業から「世界一の朝食」で人気のカジュアルレストランbillsの運営など複数の事業を展開しています。
また、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みとして「Social Action3.2」を発足、PR事業でのノウハウを活かして「国際女性デー」の普及活動やLGBT関連イベントのサポートなども行っています。2019年8月時点では、国内のPR会社ではベクトルに次ぎ2位と、売り上げの伸びも堅調です。
そんなサニーサイドアップの口コミからは、クライアントの認知度を上げるPR事業ならではのやりがいと、実力主義な社風が伺えます。「自分が手掛けた案件がメディアに取り上げられるとやりがいを感じる」「実力次第でスケールの大きい仕事が出来る」「裁量や決定権が与えられる」といった声が多く聞かれます。
一方で、「プライベートより仕事を大事にしている雰囲気がある」「残業は多い」といった声もあり、クライアントワークを行うPR会社ならではの忙しさがあることも伺えます。
■選考は何次まで?
サニーサイドアップの中途採用情報は、同社のホームページに設けられた「RECRUIT」ページ、もしくはWantedlyに詳細が記載され、採用が決まったら公開が停止されます。2020年3月時点では、主要事業であるパブリック・リレーションズ事業の企画営業職を、PR会社や企業の 広報部などでの就労経験者を対象に募集中です。
「RECRUIT」ページの応募フォームでは、履歴書・職務経歴書の他に補足資料を添付して提出できるようになっています。PR業務の経験者であればこれまでに手掛けた企画書を作成し添付しておくと、自身の実績やサニーサイドアップへの熱意のアピールになるでしょう。
■面接内容の傾向は?
面接では、経験者の場合にはこれまで手掛けたPR案件の内容について聞かれることが多いようです。経験したPR案件の詳細やメディア掲載といった実績をまとめておくと共に、工夫した点や成功要因について説明できるように準備をしておきましょう。
また、2020年3月時点では経験者の応募が中心ですが、過去に未経験者の採用を行っていた際には、志望動機に加えてサニーサイドアップが得意とする領域である「スポーツ」への興味関心や、テレビを始めとしたマスメディアへの興味関心を測るような質問がされていたようです。
事前にホームページの「OUR WORK」からこれまで手掛けた案件を確認し、どのようにメディアに取り上げられたのかなどを調べ、サニーサイドアップのPR案件の特徴や傾向を把握し、面接ではそれに沿った回答が出来るように準備をしておくと良いでしょう。
サニーサイドアップの面接攻略法(面接対策)
■サニーサイドアップのRoad to 2020 and beyondを理解した上で自己分析をする
サニーサイドアップの面接を受ける前に、中期経営計画「Road to 2020 and beyond」を理解しておきましょう。
2019年6月〜2021年6月の中期経営計画では、主要事業であるPR事業への経営資源集中を掲げています。また、2020年の東京オリンピックによってスポーツ市場が拡大することを予測し、スポーツ事業への積極的な投資も行っています。
PR事業への経営資源集中では、特に人材の採用や育成に注力し、結果的にサニーサイドアップの事業は堅調に推移しており、今後も人材獲得・育成への投資や労務効率の向上による収益基盤の強化・安定に取り組むようです。
最新の中期経営計画は、ホームページ「IRライブラリー」に掲載されているため、面接前には必ず確認しましょう。
■「なぜサニーサイドアップか」をはっきりさせるためには他社研究が必要
サニーサイドアップの面接でよく聞かれる質問の一つに、「なぜサニーサイドアップなのか」というものがあります。
面接官はこの問によって、「サニーサイドアップの社風に合う人物か」「サニーサイドアップが手掛けるPR案件やクライアントとの相性はどうか」を判断しています。
この質問に答える準備として、サニーサイドアップがDNAとして掲げる「たのしいさわぎをおこしたい」や事業内容はもちろんのこと、PR業界について理解しておきましょう。
また、サニーサイドアップの社長室にて戦略プロデューサーを務める山崎祥之氏の著書『人を振り向かせる”さわぎ”のおこしかた』に、創業当時や次原社長のエピソードが書かれています。より深く理解するために、最終面接前などに読んでおくと良いでしょう。
併せて、以下のような競合他社情報を収集するとともに、各社が手掛けた案件とサニーサイドアップの案件を比較し、特徴をより深く理解しておきましょう。
- 株式会社共同ピーアール
- 株式会社プラップジャパン
- 株式会社ベクトル
サニーサイドアップの採用面接で実際に聞かれた質問内容
サニーサイドアップが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。「たのしいさわぎをおこしたい」をDNAとして掲げるサニーサイドアップでは、裁量権を得られやりがいを追求できる一方で、プライベートよりも仕事を重視する社風があるようです。
こうした社風を理解した上で、PRのプロフェッショナルとして前向きに活躍するイメージを持つことが重要です。
サニーサイドアップが過去に手掛けたPR案件とメディア掲載実績を含む社会への影響や代表取締役社長の次原氏の考えを研究・理解した上で面接に臨み、「PRのプロフェッショナルとして活躍できる人材」と印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくとよいでしょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策しておきましょう。
[40代前半・女性/広報] 【結果:一次面接で不採用】
[30代前半・女性/広報] 【結果:一次面接で不採用】
[30代前半・女性/マーケティング] 【結果:最終面接で不採用】
サニーサイドアップの採用面接に向けて
サニーサイドアップの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。
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