【面接対策】ソニーグローバルソリューションズの中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】ソニーグローバルソリューションズの中途採用面接では何を聞かれるのか

ソニーグループをITで支えるソニーグローバルソリューションズへの転職。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、キャリアシートだけでは見えてこない「人間性」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をすすめましょう。


ソニーGSの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

1988年、ソニー株式会社の情報システム部門が分離独立しソニーグローバルソリューションズ(以下、ソニーGS)が設立されました。デジタルテクノロジーによりソニーグループのビジネスをデジタル変革で牽引。グループの競争力強化に貢献し、世界中のソニーグループ社員が利用する大規模プラットフォームを支えています。

ソニーグループである同社は、福利厚生や社内ツールなども充実し安定感があります。その反面、ソニーグループ内での仕事であるため、黙々と与えられた仕事をこなしあまり刺激的ではないという印象をもつ人もいるようです。一方、ソニーグループの自由闊達で風通しのよい雰囲気を同社も持っており、性別に関係なく仕事が割り振られ、希望を言えばチャレンジさせてもらえる社風です。

フレックス制度や時短制度も充実しており、柔軟な働き方にも対応しています。米国、欧州、アジアに多くの海外拠点を持ち、グローバルでの業務に挑戦でき、海外赴任の道も開かれています。英語スキルに自信のある方には、大いに挑戦できる環境であると言えるでしょう。

ソニーグループの自由闊達で風通しのよい雰囲気の下、年齢や性別に関係なくチャレンジすることのできる社風にフィットする人材かどうかを、採用面接では見極められます。

選考は何次まで?

書類選考→適性検査→面接→内定といった流れです。面接は2~3回となっています。面接は和やかな雰囲気であったという印象を持つ方が多いようです。

書類選考は、募集職種の該当部署が行います。書類選考には2日~10日かかるため、内定までやや時間がかかる可能性があります。早い場合は2週間で内定になることもあるようですが、概ね1か月程度と考えておくと良いでしょう。


現在、中途採用は、ビジネス・トランスフォーメーション事業で募集されています。興味のある人は、問合せフォームから問い合わせをするようです。給与は、経験や能力により決められるため、募集要項には具体的に記載されていません。気になることがあれば、問い合わせをし疑問を解決してから応募に臨むことをおすすめします。

面接内容の傾向は?

特に変わった質問はなく、一般的なことを問われる面接であったと言う声が多く聞かれます。それゆえに、志望動機をいかに面接官の印象に残るように述べるかが重要になってきます。「なぜ同社でなければならないのか」「なぜ同社に応募しようと思ったのか」など、これまでのスキルや経験をあらためて見つめなおし、魅力的な志望動機へと結び付けましょう。具体的なエピソードを交えると、面接官の印象にも残りやすくなります。

質問への回答に対して、さらに質問を重ね、深く掘り下げて質問されることもあるようです。どんな質問をされるか想定しながら、面接対策を行う必要があります。面接では一般的な質問が多いことから、「自分の強みや弱み」「最も達成感を得た経験について」「失敗した時にどう対応するか」など基本的な質問には、適確に答えられるようにしておきましょう。

ソニーGSの面接攻略法(面接対策)

ソニーGSの企業戦略と行動理念を理解した上で自己分析をする

ソニーGSの面接を受ける前に、企業戦略と行動理念を理解しておきましょう。

同社は、ソニーグループのIS/ITソリューションと業務改革、そしてデジタル化推進を担い、ソニーのビジネス戦略実現に向け貢献しています。ゆえに、同社の経営はソニーの経営戦略と密に結びついています。

2020年2月に発表された親会社であるソニー株式会社の2019年度第3四半期連結業績概要によると、連結売上高は、前年同期から3%増の2兆4,632億円、連結営業利益は前年同期から769億円減の3,001億円となりました。今後の成長分野として、ToF(Time of Flight)を挙げています。2019年度には、スマートフォンへの搭載が本格化し順調に立ちあがり、今後期待できる事業分野となっています。

ソニーは、新しいものを取り入れ成長してきた会社です。同社は、長年にわたりITを通しソニーグループのビジネス戦略を支え、他社との競争優位性を高め、グループの成長に貢献してきました。欧米、アジアに多くの海外拠点があり、グローバル企業であるソニーを支えています。

また、以下に示す同社の行動理念「2V+3T]は、同社のソニーグループでの役割をわかりやすく示しています。面接では、この理念に共感し、意識した志望動機を述べることもアピールポイントとなります。ソニーグループのビジネス戦略を実現に向け支えていくことができる人材であると印象付けましょう。

ソニーグローバルソリューションズ コーポレートサイトより

「なぜソニーGSに転職したいのか」をはっきりさせるためには他社研究が必要

ソニーGSの面接では「なぜソニーGSなのか?」という質問をされることがあります。この質問では「本当にやりたい仕事は何か」「当社の仕事内容とマッチしているか」「過去の経歴を活かせるか」を確かめると同時に、「当社について本当に理解しているか」を見極められています。同社の事業内容や戦略だけでなく、競合他社についても情報収集をして対策を練っておくと安心です。具体的には、下記のような企業について調べておくとよいでしょう。

  • 東芝デジタルソリューションズ株式会社
  • 株式会社日立ソリューションズ
  • パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社

ソニーGSの採用面接で実際に聞かれた質問内容

ソニーGSが目指している方向性や、どういった人材を欲しがっているのかが企業研究を通じて分かってきたのではないでしょうか。このように、同社の採用面接を受ける前には、経営戦略に基づいた自己分析や他社研究を踏まえた志望動機の整理が大切です。そして、面接の場では、 ソニーグループの自由闊達で風通しのよい雰囲気の下、年齢や性別に関係なくチャレンジすることのできる社風を理解し、同社に貢献していける人材であると印象付けられるように様々なエピソードを準備しておくとよいでしょう。

以下では、面接経験者が面接の場で実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考え適確にこたえられるようにし、面接対策をしておきましょう。

[20代前半・女性/海外営業] 【結果:三次面接で辞退】

質問

どうしてSONYを支えたいのか

回答

海外滞在経験から、SONYという日本ブランドの持つ力、そして海外の…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/システムコンサルタント] 【結果:二次を辞退】

質問

顧客からクレームを受けた場合どう対応するか

回答

バージョンアップ後の動作検証を詳細に行わず、客先へ行きバージョン…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/社内SE] 【結果:入社】

質問

特に困難な質問はないが回答に対して深く聞いてくる

回答

本気で取り組んだ事象を正直に述べていたら質問に対してひるむことはない…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代前半・男性/プロジェクトマネージャー] 【結果:二次面接で不採用】

質問

なぜこの業界の中でもうちの企業なのか?

回答

ソニーという大きな企業の元で,ITに関する仕事ができるため…(口コミの続きとアドバイスを見る

ソニーGSの採用面接に向けて

ソニーGSの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • ソニーグループの自由闊達で風通しのよい雰囲気の下、年齢や性別に関係なくチャレンジすることのできる社風を理解し、それに合致した人材であることをアピールする。

  • グループの経営戦略を理解して、これに沿った自己分析を行い、自己PRへとつなげる。

  • 競合他社についての理解を深め、「なぜ同社なのか」に対する答えを明確にしておく。
これらについてしっかりと準備して、面接当日は自分の言葉でアピールするよう心がけましょう。

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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。

この記事の執筆者

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