ディノス・セシールの採用面接前に知っておくべきこと
■社風への理解
ファッション通販ブランド「イマージュ」や「dinos」など総合通販で知られるディノス・セシール。2013年にフジ・ダイレクト、ディノス、セシールが合併し、ディノス・セシールとなりました。テレビ、カタログでの通販から、現在ではECサイトも活かし、幅広い商品・サービスを提供しています。
そんなディノス・セシールの社風は、上下関係が緩やかでアットホームといった声が複数寄せられています。女性スタッフが多く、性別や年齢にかかわらず活躍できる場も用意されているようです。合併前のディノスとセシールの違いを感じることもままあるため、人間関係において柔軟な対応能力があり、社内でのコミュニケーションを円滑に行える人が好まれるでしょう。
一方では「保守的で前例のないことにはチャレンジしたがらない社風」といった声もあることから、常に新しいことにチャレンジしたいと考える人には物足りなさを感じるかもしれません。安定した環境で協調性を大切に働きたいという人に向いているでしょう。
同社は、ライフスタイルの急激な変化にも対応できる幅広い分野での「総合通販」で、顧客の欲しいに応え続けることを目指しています。面接ではこういった姿勢にマッチする人材かどうか見極められます。
■選考は何次まで?
ディノス・セシールの選考プロセスは、書類選考、面接(数回)です。内定までの所要期間は1ヵ月程度で、なかには3ヵ月程かかったという声もあります。転職に希望時期がある場合は、採用担当者と上手にコミュニケーションをとり、伝える工夫をすると良いでしょう。
ディノス・セシールのコーポレートサイトのキャリア採用ページに、中途応募者向けのトップメッセージや中途入社社員のインタビューなどが掲載されていますので、事前にしっかり確認するようにしましょう。
■面接内容の傾向は?
面接では、一般的な質問がほとんどです。面接経験者の口コミによると「今後のビジョンは?」「前職について」といった質問が多いことがわかります。これまでのキャリアを活かして今後どのように貢献できるかなど、自身のアピールポイントをしっかりまとめておきましょう。また「同じ質問を何度もされた」といった声もあります。一次、二次で同じ質問をされたり、一度の面接の中で、深堀りされることもあるようです。これは整合性を確かめていると思われますので、内容に矛盾がないよう意識しましょう。一次面接から二次面接まで少し期間ある場合も、前回の面接の会話をしっかり反芻しておくことが大切です。
また、長所・短所を聞かれることも多いようです。自分をどれだけ客観視できるかどうかが人間関係を円滑にするためのポイントとして見極められます。自己分析をしっかり行い、端的に回答することを心がけましょう。その上で何が自分のアピールポイントなのか、それが入社後どのように活かせるのか伝えることも大切です。
ディノス・セシールの面接攻略法(面接対策)
■ディノス・セシールのVISIONを理解した上で自己分析をする
同社の面接を受けるにあたっては、VISIONを理解し、自己分析に落とし込むことが大切です。
生活が多様化した現代において、ディノス・セシールは、多くの販売メディアをもっていることが強みといえるでしょう。ECはもちろん、テレビ、カタログといったありとあらゆる世代が便利に利用できる媒体を備えています。幅広いニーズに対応し、各ターゲット層に最適な商品・サービスは何かを見極められる人材が求められるため、面接ではこういった部分を意識してのぞむようにしましょう。
またコーポレートサイトのトップメッセージの中で、「小売業では強い意志をもち『絶対に負けない人』であって欲しい」とあります。これまでの経験から、うまく行かないことがあっても最後まで諦めずやり遂げたこと、挫けず強い意志で乗り越えたことなどをエピソードとしてアピールできると良いでしょう。
■「なぜディノス・セシールに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
面接においては「なぜディノス・セシールか」という質問が必ずといっていいほど出てきます。この質問には、入社後のイメージができているか、定着し活躍してくれる人材であるかを見極めるといった意図があります。そして、業界のことを理解できているか、企業研究がしっかりできているかなどの判断材料にもなっているでしょう。
ディノス・セシールという企業についてしっかり理解し、入社後に活躍できる人材だとアピールするために、競合となりやすい他社の研究もしっかりおこないましょう。具体的には、以下のような企業について調べておくことをおすすめします。
- 株式会社ベルーナ
- 株式会社ニッセンホールディングス
- 株式会社ZOZO
- CROOZ SHOPLIST株式会社
ディノス・セシールの採用面接で実際に聞かれた質問内容
「VISION」の考察や他社研究を通じて、ディノス・セシールの今後の展望や、求める人物像が見えてきたのではないでしょうか。同社の面接を受けるにあたっては、「アナログ、デジタルを問わず、『総合通販』で顧客の『欲しい』に応え続ける」という社風を意識しましょう。面接にのぞむ前に、自分のどの部分が社風とマッチするかを分析しておくことが大切です。日頃から広く時世のトレンドにアンテナをはり、最適なものを見極める力をつけておきましょう。そして強い意志でやり遂げられる人材だと印象づけられるよう、さまざまなエピソードを準備しておくことをおすすめします。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように対応するか、しっかりとイメージして面接対策をしてみてください。
[20代後半・男性/マーケティング] 【結果:二次を辞退】
[30代前半・男性/経営企画] 【結果:一次面接で不採用】
[20代後半・女性/営業事務] 【結果:最終面接で不採用】
ディノス・セシールの採用面接に向けて
ディノス・セシールの採用面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたのは、以下の3つです。
- 「アナログ、デジタルを問わず、『総合通販』で顧客の『欲しい』に応え続ける」という社風を意識し、自身と社風がマッチしていることをアピールする。
- ディノス・セシールの「VISION」を理解して、これに沿った自己分析をして自己PRに繋げる。
- 競合他社についても研究し、「なぜディノス・セシールか」に対する答えを明確にしておく。
面接当日は自分の力を発揮し、面接官に好印象を与えられるよう、これらについてしっかり準備しておきましょう。
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大学を卒業後、ビル衛生管理業務会社に入社。人事部で新卒採用を担当。選考会から内定者フォロー業務に従事。