セゾン情報システムズの採用面接前に知っておきたいこと
■社風への理解
セゾン情報システムズは、様々な業界・企業に最先端のITサービスを導入しています。金融業界や公共分野での導入実績も多数あり、まさに社会を支えるITインフラを創ることに、やりがいや達成感を感じることができるでしょう。
同社の口コミでは、特に技術系の職種で仕事のやりがいを感じている人が多く、「技術者として一流のキャリアを積める」「力をつければ大型案件を任せられる」「仕事は大変だが成長できる環境」などの意見が目立ちます。また、人材育成や研修制度について「学びの機会を多くもらえる」「研修体制が充実しているためキャリアチェンジも可能」などの意見もありました。同社は2017年から「カテゴリートップの具現!」というビジョンを掲げ、積極的に人材育成に投資しているため、自己成長できる企業で存在感を発揮したいと思える人にとってはマッチする社風でしょう。
また、働く環境や女性活躍について支持する口コミも多く見られます。「女性管理職が多いため目指すことは可能」「実力があれば男女関係なく評価される」「男女問わず産休育休を取得している」など、ライフワークバランス重視の働き方が認められる社風と言えます。
■選考は何次まで?
書類選考を通過した後、一次面接、Webによる適性検査があります。選考を通じて、複数回(2~3回)の面接を実施します。技術者採用についてはポートフォリオの提出が必要な場合があります。
同社への応募は、中途採用情報ページからおこなうことが可能です。2020年5月現在は、「UI/UXスペシャリスト WEBディレクター兼インフォメーションアーキテクト(IA) UX設計」「システムエンジニア」「インフラエンジニア」「スタッフ部門」など幅広い職種で募集をしています。応募に際しては学歴や職務経歴など基本情報に加え、応募先へのメッセージ欄があります。これまでの実績や応募動機など、熱意を伝えられるチャンスと捉え、積極的にアピールしましょう。質問があれば記入しておくとよいでしょう。入力した内容は、コピーを取っておくことをおすすめします。
■面接内容の傾向は?
一次面接では転職理由、志望動機など、一般的な質問内容が多いようです。
技術職については求められるスキル・経験は職種ごとに明示されており、これまでの実績について具体的に質問されることになるでしょう。企業研究を入念に行い、自分のスキルをどの領域・業務で活かせるのかをアピールしましょう。
セゾン情報システムズの求める人物像は以下の通りです。
・論理的思考を有する
・明るく謙虚である
・高いエネルギーと活力に満ち溢れている
・常に向上心を持ち、現状に満足することなく自らより高い目標を設定できる
・一緒に仕事する周りの人達を目標に向って活力を引き出す能力がある
・難しい問題で、YES、NOをはっきりさせるだけの決断力がある
・常に言ったことを実行し、やりきる力がある
・チーム&組織に対する貢献に積極的であり実行している
・未知の世界に挑戦する情熱を持っている
・相手の立場や社会の視点で物事を考えられ、行動する良識と常識を持っている
このいずれかの項目に対して、自分の信念やこれまでの経験に基づく成果など、具体的なエピソードを交えながら話せる準備をしておきましょう。
セゾン情報システムズの面接攻略法(面接対策)
■セゾン情報システムズの中期経営計画を理解した上で自己分析をする
同社の面接に臨む前に、中期経営計画に目を通しておきましょう。同社の2019年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画では、2021年3月期の売上高25.5億円、営業利益3億円を目標に掲げています。中期経営ビジョン実現のための5つの重点施策にも目を通し、それぞれの事業の課題や今後の展開についてインプットしましょう。
特に、自分のスキルが発揮できそうな領域はどこか、チャレンジしたい仕事は具体的にどこかが言えるとより説得力があります。人材育成や働きやすい環境づくりについての施策も具体的で、どんな働き方ができるかイメージしやすいでしょう。疑問に思ったところはどんどん質問しましょう。自己分析と企業分析がしっかりできているといった好印象につながります。
■「なぜセゾン情報システムズに転職したいのか」の明確化には他社研究が必要
セゾン情報システムズの面接にあたっては、「なぜセゾン情報システムズを選んだか」を自分の中で明確にしておくことが大切です。面接官はこの質問で「この人はどのような仕事をしたいのか」「その能力は当社でどのように活かせるのか」などに加え、「当社のことをどれくらい理解しているのか」を見極めます。この問いに明確に回答するためには、セゾン情報システムズからの情報だけでなく、多角的に同社を知ることが重要です。
その企業について知るために有効なのが、同業他社の研究です。業界や規模を問わずさまざまな企業に最先端ITサービスを提供する同社は、HULFTシリーズのようなパッケージ製品や、クラウド型ホスティングサービスや統合サービスのようなセンターマネジメントサービス、その他システム開発やASPサービスなど、サービス事業領域は多岐にわたります。それぞれの分野における競合を知り、各社の製品や業界でのポジショニングなどが理解できれば、自ずとセゾン情報システムズのことが、はっきりとわかってきます。具体的には、以下のような企業について研究してみましょう。
- 富士通株式会社
- 富士通コミュニケーションサービス株式会社
- トレンドマイクロ株式会社
- ソフトバンク株式会社
セゾン情報システムズの採用面接で実際に聞かれた質問内容
セゾン情報システムズの社風や経営理念、他社研究などから、同社が求める人物像が見えてきたのではないでしょうか。面接を受けるにあたっては、自分が生活者の暮らしを支えるインフラを創る、またはそれを支える仕事をおこない、最先端ITサービスで社会に貢献していくという意識をもつとよいでしょう。前職で同様の仕事をした経験があれば、経験を踏まえた仕事の醍醐味や今後の展望を具体的に話せるとよいでしょう。また、求める人物像がはっきりと示されているので、そのいずれかの項目について具体的なエピソードとともに話せるように準備しておきましょう。
面接経験者が実際に聞かれた質問内容をご紹介します。これらの質問をされたらどのように対応するか、しっかりとイメージして面接対策をしてみてください。
[20代後半・女性/プログラマ] 【結果:最終面接で不採用】
[30代前半・男性/プロジェクトリーダー] 【結果:最終面接で不採用】
[20代後半・男性/代理店営業] 【結果:内定を辞退】
[30代前半・男性/プロジェクトリーダー] 【結果:入社】
セゾン情報システムズの採用面接に向けて
セゾン情報システムズの採用面接を受けるにあたって、押さえておきたいポイントをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3点です。
- 「カテゴリートップの具現!」というビジョンに共感し、自分が活躍できる領域を具体的にアピールする。
- セゾン情報システムズの経営戦略や競合優位性を理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。
- セゾン情報システムズが求める人材像の中から、自分の経験に基づきアピールできるトークを準備しておく。
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「転職エージェントって何?」という方はこちらの記事をお読みください。