【面接対策】アコーディア・ゴルフの中途採用面接では何を聞かれるのか

アコーディア・ゴルフは、ゴルフ場をはじめ練習場やレストラン、ショップなど、ゴルフライフをさまざまな角度からサポートするゴルフ総合サービス事業を展開しています。

2002年にゴルフ場の運営受託事業をスタートさせた同社は、バブル崩壊後、経営難に陥ったゴルフ場を次々と買収。全国各地の130を超えるゴルフ場を傘下に入れ、アコーディア・ゴルフブランドとして、統一されたサービスを提供しています。その規模は日本最大級で、その名を知らないゴルファーはいないほど、圧倒的な知名度を誇ります。

セルフプレーやスループレーといった今ではおなじみのプレースタイルの提案や、ポイントカードサービスをいち早く取り入れたのも同社。「ゴルフビジネスの常識を打ち破れ」をモットーに、これまでにない価値を生み出しています。

そんな同社は、向上心や意欲があれば、年齢やキャリアに関係なく、仕事を任せてもらえる社風が大きな魅力のよう。口コミを見ると「若手にチャンスを与えてくれる」「自分の裁量でできる仕事が多い」といった声が目立ちます。

コーポレートサイトの社員インタビューでは「業界最大手の土台で、どんなことにでもチャレンジできる環境はなかなかない」「自分自身で作業の組み立てや時間配分ができる」という意見も。

このほか働くメリットとして、「ゴルフプレー費やゴルフ用品の購入が優待価格で利用できる」といった口コミから、ゴルフ好きにはうってつけの環境といえそう。社員の約6割がゴルフ経験者というのも納得です。

面接ではこうした社風にフィットし、企業理念である「お客さまの笑顔づくりとゴルフ革新への挑戦」をおこなえる人材であるかが見極められます。コーポレートサイトには『求める人材』について詳しく明記されています。必ず目を通しておきましょう。

コーポレートサイトに選考フローに関する記載はありませんが、口コミ情報によると、書類選考後、面接は１〜2回おこなわれるのが一般的なようです。

応募職種や勤務地に関しては、コーポレートサイトの採用ページをチェックしてください。職種は多種多様で、大きくはオペレーション、コース管理、インストラクター、レストランの部門に分けられます。勤務地は全国各地にあります。

各部門のスペシャリストを目指すもよし、いろいろなゴルフ場での実務経験を経て支配人を目指すもよし、ネット環境の構築を担うもよし、同社で実現できるキャリアプランは多様です。

ゴルフや人と接することが好きであれば、最初から視野を狭めてしまわずに、まずは職場を見学して雰囲気を肌で感じたり、先輩社員に話を聞いたりしてみるのもいいかもしれません。

志望動機や入社後のキャリアビジョン、ゴルフ経験の有無といった想定内の質問に加え、「これからゴルフ場をどうしていきたいか」「集客のためのプランはあるか」など、一歩踏み込んだ回答を求められた人もいたようです。

コーポレートサイトの『求める人材』には「お客さまの立場で、自分ならどんなサービスを受けたら満足できるか、日常生活のさまざまなシーンで考える癖をつけてください」とあります。

また、口コミには「質問を用意しておいた方がいい」「相手の目を見て話し、ハキハキと元気よく答える」といったアドバイスも。

何より意欲や向上心を重視する同社の社風からも、ゴルフ業界を盛り上げるためのプランや逆質問をいくつか用意しておきましょう。

ゴルフ場運営事業のリーディングカンパニーである同社。いい会社から「すごい会社」へとさらなる飛躍を目指して、以下のような企業理念の下、経営戦略を推し進めています。

こうした企業理念・経営戦略をベースにした具体的な施策については、コーポレートサイトのトップメッセージで語られています。

「高齢化によるゴルフ人口の減少はゴルフ業界全体の課題であるとともに、当社の中期的な重要課題でもあります。当社は次世代ゴルファーや女性ゴルファー向けの取り組みなど、新しいマーケット開拓のための先進的な施策を積極的に進めております」とのこと。

実際、新しいマーケットを開拓する取り組みとして、ゴルフを通じた子どもたちの教育プログラム『ザ・ファースト・ティ・プログラム』や、女性のためのゴルフ情報サイト『L-Style』の企画・運営などが実施されています。ほかにも新たな試みを次々と展開。最新動向を把握するためにも、ニュースリリースをこまめにチェックしましょう。

面接にあたってはこうした企業理念や経営戦略を熟読したうえで、自らの経験やスキルをどのように発揮できるか、具体的にアピールできるように万全な準備に努めてください。

面接でよく聞かれるのが「なぜアコーディア・ゴルフなのか」です。面接官はこの質問を通して、「入社への意欲」や「当社のことをどこまで理解しているか」を見極めようとしています。

前述の通り、ゴルファーの高齢化や若者のゴルフ離れは、ゴルフ業界全体の課題です。そんな逆風の中にあっても、攻めの姿勢を崩さす、新しい挑戦を続ける同社。現在はライバルのPGMを抜いて、日本最大のゴルフ場運営会社に上り詰めています。

以下のような競合他社についても研究し、業界内での同社のポジションや強みを理解したうえで、「なぜアコーディア・ゴルフなのか」を自分らしい言葉で伝えられるように準備しておきましょう。

• パシフィックゴルフマネージメント（PGM）株式会社
• 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
• 株式会社ゴルフパートナー

以上のように企業研究をすることで、同社が目指す方向性や求める人物像が見えてきたのではないでしょうか？

「ゴルフビジネスの常識を打ち破れ」をモットーに、新しい価値を生み出し続けている同社。これからのゴルフ業界をリードしていける人材であると印象づけられるよう、さまざまなエピソードやアイデアを用意しておきましょう。

ここでは面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、シミュレーションを繰り返して面接対策をしましょう。

採用面接を受けるにあたり、ぜひ押さえておきたい重要なポイントをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいことは、以下の3つです。

• 向上心や意欲を重視する社風にフィットし、ゴルフ業界を盛り上げるために何ができるかをアピールする。


• 企業理念と経営理念を理解し、これに沿った自己分析をおこない、有益な自己PRへとつなげる。


• 競合他社について理解を深め、「なぜアコーディア・ゴルフなのか」に対する答えを明確にしておく。