【面接対策】OKWAVE(オウケイウェイヴ)の中途採用面接では何を聞かれるのか

【面接対策】OKWAVE(オウケイウェイヴ)の中途採用面接では何を聞かれるのか

Q&Aサイト「OKWAVE」や企業向けFAQシステムを提供するオウケイウェイヴへの転職。採用面接は新卒の場合と違い、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。即戦力として、ともに働く仲間として多角的に評価されるので事前にしっかり対策をして転職を成功させましょう。


OKWAVEの採用面接前に知っておきたいこと

社風への理解

同社の代表的なサービスである「OKWAVE」は、Oは「教えて」、Kは「答える」の頭文字をとっています。質問と回答を仲介することで、ユーザーの抱えている疑問や悩みをOKな状態にし、それをWaveのように世界に広げていくという意味が込められています。「OKWAVE」の年間利用者数は7000万人以上、保有するQ&Aコンテンツは3600万件を超えます(2018年6月)。『互い助け合いの場の創造を通して、物心両面の幸福を実現し、世界の発展に寄与する』というミッションのもと、個人・法人向けに様々な事業を展開しています。

世の中に助け合いによる感謝の輪を広げる同社ですが、口コミによると社内でもありがとうを伝え合う習慣が根づいているようです。コミュニケーションも活発で社長ともフラットに話せる風通しの良さも特徴のひとつです。また、「新規事業と投資をどんどん行うので変化を望む人にはやりがいがある」「常に変革が求められチャレンジできるステージがある」「360度評価制度がある」などの意見から、主体的に取り組み、認められることで成長できる社風がうかがえます。

採用面接では「主体的に取り組み、スピード感を持って成長し続ける」という社風を意識し、「同社で働くことで世の中に貢献したい」という貢献欲もアピールするとよいでしょう。

選考は何次まで?

2020年5月現在コーポレートサイトでは、インフラエンジニア・データエンジニア・クラウドエンジニア・SRE/インフラエンジニアなどの職種にて募集をおこなっています。これらのほかに、双方の話し合いでスキルが活かせる職種を決める、オープンポジションでの募集もあり、開発や経理・財務・IR、営業やマーケティングなど、即戦力になる人を募集しています。一部の職種ではグループ会社へ出向になることもあります。

応募後の選考フローは以下のとおりです。

書類選考(WEB)→面接(3~4回を予定)→内定(オファー面談)

口コミによると、一次面接が担当部署の部長、二次面接が担当役員、三次面接が社長とのこと。コーポレートサイトには役員の方々の写真と経歴が載っていますので、事前にチェックしておきましょう。

面接内容の傾向は?

面接経験者の口コミでは、「会社についてどれだけ事前に調べてきたか、またそれをもって企業バリューに共感しているかが見られる」「答える内容も重要だが、それ以上に同社の社風に合うかどうかを強く見られているという印象」というコメントが見受けられました。同社のミッションについて理解することはもちろん、社長や社員のインタビューにも目を通しましょう。「どんな人が活躍しているのか」「ミッションをどう捉え、どんな風に行動に活かしているか」などを知ることで、自分自身のキャリアプランもイメージしやすくなります。

また、創業者の著書を読んだり、実際にサービスを使ってみることも有効です。実際に「社長の著書を読んでどう思ったか」「オウケイウェイブのサービスを使用した感想は?」という質問がありました。さらに、「最近気になるニュース」「同社の印象」など、思考の方向性やものごとの捉え方をみるような質問も。どんな質問でも自分の考えを丁寧に答え、心地いいコミュニケーションを心がけましょう。

OKWAVEの面接攻略法(面接対策)

OKWAVEの中期ビジョンを理解した上で自己分析をする

面接を受ける前に、同社の中期ビジョンについて理解しておきましょう。

オウケイウェイヴグループは2019年8月に開示した3ヵ年の中期ビジョンに取り組んでいます。同社が取り組む3つの事業の方向性について、「第2四半期 決算説明資料」のなかで説明されています。

オウケイウェイヴ コーポレートサイト「第2四半期決算説明資料」より

同社は中期ビジョンにおいて、「これらの事業領域において、これまで積み重ねてきた顧客資産やユーザーとのコミュニティにフィンテックを掛け合わせ、新しい経済圏の創出を目指す」と掲げています。そのために、コミュニティをさらに拡大させ、仕組みを国内のみならずアジア圏にまで広げ、3年を目安にフィンテック事業を確立させることを目指しています。

このように、次のステージへ向かう変革期にあるということを理解すると、その分野に特化したスキルや経験に加えて、世の中にないものを作り出したいという貪欲な姿勢、チャレンジ精神も求められます。また、誰のためにやるのかを常に意識し行動に移すことが同社の企業精神でもあります。

同社が向かう方向性を把握しながら「自分はどんな社会を作りたいのか」「そのために入社後どのようなキャリアプランを描きたいのか」について、論理的に話せるように準備しておきましょう。

「なぜOKWAVEに転職するのか」の明確化には他社研究が必要

面接では「オウケイウェイヴのことをどのくらい理解しているか」「自分がやりたいことは何か」を論理的に伝えることが大切です。そのためには、「なぜオウケイウェイヴなのか」を明確に言葉にする必要があります。実際に「なぜ同社でなければいけないのか」という質問があったという口コミもありました。

企業を正しく理解するための手段として、競合になりやすい他社を研究することが有効です。具体的には、以下のような企業について調べておくとよいでしょう。

  • ヤフー株式会社
  • テクマトリックス株式会社
  • ソフトバンク株式会社
  • 読売新聞東京本社

OKWAVEの採用面接で実際に聞かれた質問内容

オウケイウェイヴが社会で担っている役割や、必要とされている人材像が見えてきたのではないでしょうか。世の中の悩みや疑問をリアルタイムに解決するために、主体的に取り組み、スピード感を持って成長し続けることが求められます。また、新しい分野の開拓をする上で力を発揮できる人材だとアピールするために、エピソードを交えて話せるよう準備しておくとよいでしょう。

面接経験者が実際に聞かれた質問をご紹介します。これらの質問をされたらどのように答えるか、しっかりと考えながら面接対策をしておきましょう。

[20代前半・男性/代理店営業] 【結果:二次面接で不採用】

質問

社長の本を読んでの感想

回答

お金を稼ぐということ、お金との関わり方について自分の意見を回答…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/経営企画] 【結果:二次面接で不採用】

質問

オウケイウェイブでの新規事業の提案

回答

自分の経験と同社のサービスからいくつか提案をし…(口コミの続きとアドバイスを見る

[30代後半・男性/プロジェクトマネージャー] 【結果:一次面接で不採用】

質問

毎週月曜朝8時から朝礼があるのだが、どう思うか

回答

良い面があるとは思うが、毎週確実に出席することは…(口コミの続きとアドバイスを見る

[20代後半・男性/プログラマ] 【結果:一次面接で不採用】

質問

オウケイウェイブのサービスを使用した感想

回答

見やすい、httpリクエストのパフォーマンスについてしっかりしている…(口コミの続きとアドバイスを見る

OKWAVEの採用面接に向けて

同社の面接を受けるにあたって、ぜひ押さえておきたい重要なことをご紹介してきました。面接対策として準備しておきたいのは、以下の3つです。

  • 「主体的に取り組み、スピード感を持って成長し続ける」という社風を意識し、自身と社風がマッチしていることをアピールする。

  • 同社の中期ビジョンを理解し、これに沿った自己分析をして自己PRにつなげる。

  • 競合他社についてよく研究し、「なぜオウケイウェイヴか」に対する答えを明確にしておく。
これらを意識して自己分析や企業研究をおこない、面接当日は自分の言葉で話すことを心がけましょう。

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